死後に出会う世界を覗く。インド、ブラジル、インドネシア、西アフリカ、アメリカ…世界各地の伝承を客観的な視点から収集・分析し死後の世界のシステムの解明に挑む意欲作。
球根選び、植えつけのポイント、そして、マジックのように球根を殖やす繁殖法など、ガーデニングの基礎知識から、演出効果を高める庭のデザイン、さまざまな容器栽培、室内での冬季促成栽培まで、球根栽培の実践的なノウハウを、あなたの庭の生育環境に合わせて、ステップごとにわかりやすく解説します。
ふくよかで厳かな快楽を与えあう異母兄妹の禁忌を越えた純粋な愛。
実生活で使えるワザに、窮地を脱する秘術あり。仕事じゃ一歩抜きん出て、遊びはレベルアップする…。読むだけでたちまち達人になれる超お役立ち本。
20世紀は近代のさまざまの体制構想が実験され、検証された世紀であった。そして世紀末の今日、経済社会体制は、近代を超える原理的に三元の秩序に向かう勢いにある。本書は、その方位とその歴史的意味を解き明かす。
経済学が資本主義を「飼い慣らす」ことを試みた二百年間は、ムダだったのではないか?金儲けという「狂気」が、我々を熾烈な競争に駆りたて、人間が生きるために貴重な多くのものを破壊する-結局、そんな「無理」の上にしか存在しえない「豊かさ」を、経済学は模索してきたのか?経済学者としての自省をこめて、アダム・スミス、マルクス、ケインズという三巨人の思想を再検証する著者が、前著『日本の反省』に続いて、さらに深く「豊かさ」の意味を問う、社会哲学の書。
廃車、古着、廃乾電池、古紙、建廃、残飯、ペットの死骸、そして核のゴミ。現代の消費社会が次々と生みだす膨大な量のゴミ。それらのモノたちが漂着する果てまでをたどり、消費活動の最末端から日本社会を逆照射する。ゴミ問題の最前線を知るための一冊であるとともに、世紀末ニッポンを裏側からえぐるもう一つの文明論でもある。
TV編から、「劇場版シト新生」、「Air/まごころを、君に」までを詳報。エヴァを観たわたしたちは何をすべきか?メディアとわたしたちはエヴァに何を見たか。
本書で著者が追求する秘密の問題-偉大な問題はすべて答えがわかっていまったのか?探求する価値のある知の問題はすべて知られてしまったのか?はたして「終焉」を意味する「万物の最終理論」はあるのか?偉大な発見の時代は終わりを告げたのか?こんにちの科学は単なるパズル解きと化し、既存の理論の細部を埋めるだけなのか?著者は、このような問題や他のデリケートな問題に対して、驚くほど率直な答えを引き出す。科学の現実を文芸批評の方法論で一刀両断。
旅の終りに私が辿り着いたのは、兵士たちの理想と時代の大義が無残に沈んだ南の海だった。その旅路の果てから、戦争で死んだ男の記憶と思念がよみがえる。『群青・わが黙示』で詩による「昭和史」を提起した詩人が、さらに構想を練って、詩による「自分史」に挑んだ1100行に及ぶ壮大な書き下ろし長篇。
本書は科学雑誌ナショナル・ジオグラフィックに掲載されたさまざまな記事の中から、テーマを探検や冒険、発見などにしぼり、アメリカの気鋭の作家C.D.B.ブライアンが1年余りをかけて構築したものである。
渡来人とはどのような集団か。渡来人の果たした役割とは何か。日本各地に色濃くのこる渡来文化の痕跡。その原郷としての朝鮮半島南部の最新の発掘成果をもとに、生活文化、ことばと文字、仏教文化、さまざまな技術の問題などを具体的に解明する。
インターネットがわれわれに与える社会的、歴史的影響とは何か。地球上で刻一刻拡大を続けるその姿に立花隆が迫る。