またバブル、かもしれない。17世紀オランダから20世紀の日本、アメリカまで金融投機の世界史を描いた全米話題のベストセラー。
「ダムはゼニやな。まっことつまらんで」川のほとりに住むおばあさんはそうつぶやいた。田んぼ、畑、小学校、長年住んだ家…。あたりまえの山里の風景を水の底に沈めるダム。日本各地のダム建設計画地を訪ね、そこに生きる人たちの暮らしを文章と写真でまとめたノンフィクション。
本書は、『科学の終焉』の続篇のような体裁になっているが、実は著者ホーガンの「前著では心に関連した科学に対する扱い方が不充分だったのではないか」という反省に発して書かれたものであり、したがって内容は、「心に関連した科学」だけを、『科学の終焉』におけるそれよりもはるかに詳細に考察したものである。
著者は、生まれ育ちの気質から、最近の有機農業の流行とも言える現象に危機感をもつようになった。生産の現場からは「有機農法」「自然農法」と銘打った農産物が送り出されている。スーパーや自然食品の店、八百屋などには「有機」の表示が並んでいる。しかしともすれば「金儲けのためには手段を選ばず」という傾向も見られる。消費者、とくに一家の食をあずかる主婦は、家族の健康と安全のためにと有機農産物を求めて右往左往している。図書館や書店には、有機農業関係の書籍が陳列・販売されている。しかし、残念ながら農民から発信されたものは皆無にちかい。十代から農業にたずさわり、昭和の六十余年、平成十余年、日本農業の変転を身をもって体験してきた者として、そして二十有余年、生協との産直にとりくんできた者として、いまのような有機農業の「流行現象」を黙って見過ごすことはできない。なぜ、有機農業が必要になったのか、有機農業がいかなる可能性をもっているのかを、老骨に鞭打ち、生産の現場から発信したい。
それは悲劇ではない!誰にも迷惑をかけず、自分も再起できる倒産(会社整理)の知恵、一挙公開。
高校1年の沢柳有貴は、母・智春と2人暮らし。智春は、3年前、殺人の濡れ衣を着せられ、自殺を図り、記憶喪失となっている。智春を自殺に追いつめた奈良敏子は、真犯人として服役中だが、刑期明け直前、敏子の夫・竜男が何者かに殺された!崩壊した家庭が、さらなる危機を乗り越え再生する道を描くホーム・サスペンス。前作『夜に迷って』につづく第2弾。
クライエントが主役になり、会話を楽しみ、好きな歌をリクエストし、和太鼓をたたくー大人の音楽の楽しみと治療的な効果を目指す音楽療法士の知恵と工夫。
飛行機が発明されて一世紀。二つの大戦を挟んで発達してきた大型旅客機。その開発とビジネスを巡る欧米の激しい対立・興亡の軌跡を多数のインタビューと克明な取材に基づいて描ききった迫真ドキュメント。
金の鯱が燦然と光を放つ名城は大坂の陣を控えた徳川家康が、東海道筋の要衝として築き上げた戦国最後にして最大の軍事要塞だった。その知られざる全建築と全構造に迫る。
いまどきの世間の動向、買う前の最新情報収集法、価格やメーカーの違い、どこでどうやって買うか、買うときのコツ、通販の方法、パソコンの基本用語、カタログの見方、トラブル対処法、周辺機器というもの…、誰もが抱く疑問や不安をスッパリ断ち切る!購入後も確実に役立つパソコン入門バイブルの最新版。
人はいつか本当の愛に出逢うことを夢見ながら、出逢いと別れを繰り返す。「さよなら」は別れの瞬間をいうのではなく、そこから立ち直るまでのことをいうのかもしれない。「さよなら」が教えてくれるものは、痛みや傷ばかりだけでなく、優しさの意味や、愛することの大切さ。心の傷をいつか愛する勇気に変えられた時、また素敵な恋にきっと巡り逢えるはず…。人気作詞家が、失恋からの癒しと再生を描いた、切ないラブ・ストーリー集。
勝ち組のマネー指南。為替、株、不動産-変化をこう読み、これを買う。日本ではじめて「ホームメイドマネー」という新しい資産利用の方法も紹介。
“アフリカ、中国、インド…二十一世紀最大の危機は世界の人口爆発である。だがわが国の出生率がこのまま激減すれば来世紀中には消滅する!”国際情報サービスの朝倉研吾は、厚生省の人口統計表を睨んで愕然とした。「この裏には何かがある!」インドで発生した謎の熱病、日本での輸入食品の怪事件…。調査を始めた朝倉の前に、世界を揺るがす陰謀が次々と現われた。
本書では、プロに徹したスチュワーデスたちの仕事の現場を紹介し、あわせてなるための勉強方法から、乗務までの道を解説している。
最近の動きを見るにつけ、選挙制度を含めた政治改革、情報公開などの必要性がますます大きくなっていると思われる。財政赤字の累積に不安を感じながら、まだ財政改革にも希望を捨てきれないでいる多くの読者に対して、本書が、日本の財政問題・財政政策に経済学の視点から考えるヒントを提供することができるだろう。
携帯電話はどこまで進化するのか?通話するだけの機械から、インターネットを介した情報通信端末へ。携帯電話のいまと将来が、この1冊ですべてわかる。