20世紀末から21世紀初頭における尾張地方の産業の姿を記録にとどめるシリーズ。本書では、昭和30年代から始まった日本の高度経済成長が産業の中心を変化させていったのに伴い、以前の勢いを失って、今日では、産業全体に対する割合も大変小さいものになり、多くの課題や問題を抱える農林水産業について、各地区の新しい動きや努力、工夫について調べ、一つの姿としてまとめ上げました。
「牧師園長四十年」、これが最初考えた本書の題でした。母教会の招聘を受け赴任して、昨年満四十年を迎えました。記念に何かイベントでも…との周囲の声に、今まで語ったもの書いたものを一冊にまとめたいと答えてしまってから、本書が生まれることになりました。
両親の離婚後、ママとお姉ちゃんといっしょに暮らしていたヘイヴンは、十五歳の夏休みを迎えてうんざりしていた。お姉ちゃんは小さくて可愛らしいのに、ヘイヴンは毎日背が伸びつづけ、たいていの男の人を見下ろすようになってしまった。おまけにこの夏はふたつの結婚式に出なくちゃいけない。パパがママより若い相手と再婚する式と、お姉ちゃんがまじめでつまらない相手と結婚する式だ。ママは隣に越してきた未亡人とばかり仲よくしているし、お姉ちゃんは式の準備でヒステリーをおこしてばかり。そんなとき、ひとりぼっちのヘイヴンの前に、お姉ちゃんのむかしの恋人サムナーがあらわれる。サムナーはヘイヴンにとって特別な存在だった…。だれもが経験する特別で、かけがえのない夏を繊細な筆致で描いた物語。10代〜。
ジョージ・マクティアは、番組制作会社のプロデューサー。16,575ドルという破格の週給を得る彼は、苦労のすえ、新番組の契約をとりつけた。妻のリジー・ジンバリストは、ソフトウェア会社の社長。自社株を売却するため、マイクロソフトと交渉を重ねている。家族で過ごす時間が限られた二人は、Eメールを交わして子供たちとコミュニケーションをとる。慌ただしい一日のあと迎える二人だけのわずかな時間。秘密はいっさい持たないけれど、互いのビジネスには干渉しない-これが夫婦の信条だ。そんな二人に衝撃が走る。ジョージの母の事故死、リジーの父の容態の急変。二人は会社で用意してくれたジェット機で、斎場から病院へと駆けつける。そして、心を休める暇もなく、次の仕事に奔走するのだった。帰路、ホテルの部屋で一人悲しみにふさいでいたジョージは、夫婦で共有しているコンピューターを立ち上げた。誤って開いた妻のファイルには、彼の上司のファーストネームが。突然持ちあがった妻の不倫疑惑。彼の日常を揺るがすこの事件は、世紀の変わり目までつづく混乱の序章にすぎなかった…。舞台は2000年2月28日から2001年年明けまでのニューヨーク。時代の最先端に立つ夫婦を通し、現代社会の断面が鮮やかに描かれる。21世紀を迎えるまでを現在進行形で体験できる画期的小説。
70代、80代になって、突然宝くじに当たったように幸せな老後は転がり込んではこない。「豊かな青春、みじめな老後」にならない人生の知恵。
あなたは、シャティを知っていますか。え、知らない?では、はじめましょうか。聞いてしまえば短いようで、話せば長いシャティたちの物語を。それはネコでもない、ネズミでもない、もちろんニンゲンでもない、ちょっと不思議な仲間たち…。
2000年12月24日G1「有馬記念」は“正逆9番”で連軸鉄板!!名古屋のカリスマが2000年版JRA馬連公式を看破!勝手に馬券が的中していく革命的馬連必勝法。
もはや科学には、発見すべき偉大なテーマは何も残されていない!世界中でセンセーションを巻き起こした科学ジャーナリスト、ジョン・ホーガンの出世作。現代を代表する科学者たちの隠された本音を巧みなインタビューで引き出した本書は、世界12ヵ国語に翻訳され、日本でも朝日、毎日、日経各紙が書評欄で取り上げるベストセラーに。ホーガンの舌鋒鋭い筆致は、あなたの「知性」を根底から揺るがす…。
冬の美しさには見た目の葉や花だけでなく、香りもあること、またクリスマスシーズンならではの手作りのクラフトやクリスマスカラーを楽しむインドアプランツの数々、最寒の2月に花を咲かせる小球根など、秋の終わりから春の訪れまでの、今まで眠っているかのように思われていた季節に隠れていたたくさんの美しさを、本書では紹介します。
ある日突然に宇宙から巨大な船団がやってきた。すべての国の大都市の上空を覆うかのように、その光り輝く宇宙船の群はじっと浮かんでいた。六日目のこと、船団を率いる宇宙人のカレルレン総督は強力な電波を通じて、非のうちどころのない英語で、人類に対し、第一声を発した。その演説にみなぎる、深い叡知と驚くべき知性…。地球人は知った。「人類はもはや孤独ではない」ことを。イギリスが生んだ、SFの巨匠アーサー・C・クラークによる本書は、20世紀を代表するSFの傑作です。上帝(オーバーロード)という超生物種族は、どうして地球に来訪したのか?そしてなぜ、ついに人類の前に意外な姿を現したのか?思いもよらぬエンディングで、地球と人類の未来を描きだし、私たちを驚愕させる、スリリングなSF巨編。
日本中をバブルの熱狂が襲ったのは十数年前である。あのころ、日本経済の繁栄は永遠に続くかに見えた。しかし、それが文字通り「うたかた(バブル)の夢」だったことはいまさら言うまでもない。ところが、またぞろバブルがうごめきだした。「インターネットビジネス」に巣くう一群のひとびとが、せっせと吐き出しているのである。理念や技術に裏打ちされた「IT革命」などとは全く無縁の彼らの行動を放置しておけば、あの「悪夢」が必ず再現される。
才能を呼び覚ます珠玉のアドバイス。初めてソングライトにチャレンジする生徒を、適切なアドバイスによって指導していくバーチャル・レッスンです。作詞/作曲での基礎や、それを歌としてまとめる作業、簡単なデモテープ制作までをやさしく解説。初心者から、今までの自己流ソングライトに壁を感じている人まで、創作意欲をやさしくバックアップする一冊です。
柳生石舟斎の正統を継ぎ、兵庫助利厳が興した尾張柳生。その知られざる剣士・新左衛門清厳は失意に沈んでいた。尾張徳川家の藩主義直の小姓として寵愛を受けたにもかかわらず、義直を襲った辻斬りに不覚をとって負傷し、蟄居を命じられたのだ。父兵庫助との深まる確執。汚名を雪ぐべく、新左衛門は逃走した賊を求め闇夜の町へ。最強の宿命を負った男の苛烈な剣。
景気回復は本物か-わが国第一級のシンクタンクによる最新の経済レポート。
株で儲ける人、損をする人…どこに違いがあったのか!?株式投資の極意が楽しく身につく画期的マンガ株入門。
動き出したE型企業とT型企業。既存企業にネットがもたらす巨大な可能性。
セブンーイレブン、ユニクロ、しまむら、マツモトキヨシ…躍進のカギは、「顧客と売場の知識」の活用だ。不良在庫を減らし、売り逃しのロスをなくす「流通革新モデル」を気鋭の経営学者が大胆に描く。
「存在しなくていい」人びとを除去し地球人口を削減する。速い人びとが遅い人びとを追い払う。一般大衆=敗者のための民主主義を滅ぼす。グローバル市場経済存続のためには。新自由主義の「蛮行」。スイスの湖畔の町ルガノに賢い男たちだけが集い、ひそやかにまとめた世界最終解決案とは-『なぜ世界の半分は飢えるのか』のスーザン・ジョージからの警告。
教育がインターネットに乗るとき、学校・教育産業はどう変わるのか。