成果主義が氾濫している中で、実務家の視点から人事制度をロジカルに再考したのが本書である。主体的に人事制度を構築し、運営していくための新しいツールとして、評価を反映させて昇給賞与のシミュレーションを行い、従業員のキャリア管理を容易にする新しい人事情報システムを提案している。合理的な人事制度とは何か、効率的な運用とは何かについて、真摯に説いている。明日のために自ら考え、改革に悦びを見出すための実践の書である。
本書は、17年7月に公布された「会社法」から18年4月14日公布の法務省令まで、会社法に関連するすべての重要な法令を完全収録したものです。重要条文には、「どのような目的・理由からどこがどう変わったのか」をコメントしてあります。また、現行の条文内容が新法の何条に規定されているのかがひと目でわかるように「新条文番号逆引き早見表」をつけました。
日本では十数年間続いたデフレがようやく収束し、この一、二年景気がかなり良くなってきている。しかし、表面的には豊かな日本が大変な危機にさらされていることは明らかだ。そう遠くない将来、この資本主義経済にとんでもないことが起こる可能性があるだろう。そのための具体的な対策を提言する。
歴史とはなにか。根元的な問いを含む論争を、今日の視点で再検討する。
地方分権改革では、自己責任の思想が強調された。機関委任事務廃止改革は、さらに自主財源の改革を引き出し、いわゆる三位一体改革に進んだ。この間、地方自治の教科書は、内容を大きく変える必要に迫られていた。本書は、そうした背景をもって執筆されたテキストである。制度の骨格を学び、新しい地方自治の胎動と課題を知る。
本書は、金型、鋳造・鍛造、めっき等の基盤産業を中心に、全国の経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備機構、商工組合中央金庫及び中小企業金融公庫が、そのネットワークを通じて集めた公開されている情報等に基づき、全国各地で活躍する、独自の高い技術を持つ中小企業を300社集めたものである。
岐路に立つ日本医療の改革を目指す新たな分析視点「医療経済・政策学」の確立。医療サービスの財としての特性とは。医療における規制のタイプとその根拠とは。医療経済学の基本理論と政策論を網羅し、日本医療における論点を抽出する第1巻。
日本経済はようやく明るい兆しを見せ始めているが、経済格差の拡大や少子高齢化などによる不安を抱え、「豊かさ」を実感できる経済システムへの変革が求められている。本格的な経済分析を初学者にもわかりやすく解説した、好評の入門テキストの最新版。
金融制度は各国で、自らの歴史、風土、経済、文化、伝統、慣習、価値観、宗教などと堅く結び付き、それぞれ固有の構造を持っている。本書は、わが国へ長く影響を与えてきたアメリカの金融制度について、全体像の提示を目指している。ことに、アメリカ独自の輻輳した仕組が読み取れるよう、いくつもの工夫を凝らしている。
本書は、行政書士試験をこれから受験したい人および開業初心者のための案内書です。著者は行政書士の資格を取得して55歳で脱サラ・独立。中高年の独立・成功の可能性を実証する体験談は、サラリーマン(とくに団塊の世代)必読です。もちろんこれからの時代を担う若者も大歓迎。本書を構成するもう一つの柱が若手行政書士の奮闘の日々を語る体験記と事業継承。これから資格取得を目指す方にはきっと興味のある内容です。
品質管理の意義や手法をはじめ、品質及び環境マネジメントシステム、シックスシグマなどをわかりやすく解説した入門書。
会社は誰のものか、何のためにあるのか?グローバル時代の企業価値の本質を最新データとともに読み込む「CSR論の決定版」。
基本問題をできるだけていねいに解説。テーマ別のキーポイントを図や表で整理。よく出る類題とよく分かる解き方。平成16年・17年春・17年秋・18年春の問題と解説。
本書は化学・バイオ分野における明細書の書き方を、戦略的な視点から、実務におけるノウハウ的事項や最新の裁判例を多数紹介しつつ、詳細に解説した。