本書は、大学の講義に利用されることを想定して編まれた世界経済史の入門書である。
技術革新の実態、企業行動の変化等の分析の中から、わが国産業技術の実態を正確に把握し、テクノグローバリズムの実髄を説く。
現状打破の力を豊富なデータから探る。組織活性化、企業変革のために、日本的なあいまいな概念に科学的輪郭を与えて、実践的な方向を示唆する力作。
解体から1年余、ますます混迷の度を深める旧ソ連。急速な市場経済化に伴うインフレの進行や民族対立などが軍民転換や企業の民営化を困難にしている一方で、豊かな資源を背景に、各地方ではすでに活発な経済活動が始まっている。長年ソ連経済を実地に調査してきた著者がその現在の姿を正確に見すえ、今後の日本とのかかわりを展望する。
技術者集団であるベンチャー企業が、その成功を持続し規模を拡大するためには、大きな関門が待ち受けている。競合他社と繰り返げられる“標準化”をめぐる闘いだ。マイクロソフト、アップル、アドビ、ノベルは、いかにして業界を席巻する企業へと変貌をとげたのか。IBMは、なぜ没落しなければならなかったのか。技術革新うずまく業界を生き抜いてきたマーケティング戦略の秘密をあばく。
占領・復興、高度経済成長、石油ショック、大国化…。激動の64年を複合的に捉えなおした現代史全2冊完結。
よく使われる語彙を、約1,200語選びました。基本文法をほぼ完全に収めました。巻末の索引と常用語集は、辞書としても使えます。日常会話をマスターしていただくため、実用的な表現を選びました。
ドイツ技術の歴史と生活のかかわりを、社会経済史の視点から比較文明論的につづる。
日本的労使関係、日本的経営、メインバンク制、系列、行政指導などの「日本型」経済システムの源流は、戦時計画経済化・統制経済体制にある。比較制度分析の視点から、戦前ー戦時期ー戦後にわたる経済システムの変容過程を明らかにした、歴史分析と経済理論の共同作業による画期的な研究。
忠誠か反逆か。激動の幕末にあって自らの良知(先天的な道徳知)を貫いた男がいた。西の東行(高杉晋作)に対し、東の蒼龍と呼ばれた長岡藩家老河井継之助である。戊辰北越戦争に散った陽明学徒の精神と行動の全貌。
経営計画の出発点となる重要な予測法が、易しく学べる初の入門書。
取得のほか修繕・売却から減価償却、設備投資、リースまで解説。
本書は著者たちの、投資や会社設立、税務、会計における実務経験を通して得たナマのノウハウを反映している。また、広範に及ぶ記述対象を比較検討できるように、各国とも同一項目によるわかりやすい構成をとっている。
人口爆発、放射能汚染、農薬の大量使用…。抜け出しがたい現代の危機の中で、この地球に「正しく」住むことは可能か?人間と自然の新たなかかわり。