半導体やロボットなどの先端技術群は、日本の製造業を世界最強に育て、世界経済に占める日本の地位を確固たるものにした。一方、近年では日米間の技術摩擦や人手不足・高齢化、地球環境問題など、新たな課題が出現してきた。それらに対応する技術開発は可能なのだろうか。内外の激しい経済環境の変動の中での、日本の近未来を展望する。
情報社会に移行していると言われる。現代の社会のもう1つの基盤的底流は、〈国際化〉である。このような時代の変化に応じて、〈情報化〉と〈国際化〉の2つの軸を交差させ、各種の情報データを国際比較で整理してみるという必要性が強く浮び上がってくる。本書は、まさにその狙いのもとに編集してある。世界の経済、産業、社会、生活などを総合的に把握するために、各国の統計データを〈1人当たり〉を軸にして表すという技法で編集してあるのはそのためである。
東京に大地震が起きたら、世界はどうなるのか。防災対策は大丈夫か。東京の住民は生き残れるのか。そして経済的影響は?保険業界の対応、株式市場への余波、外国為替の状況、世界経済への波及…。気鋭の英国人ジャーナリストが徹底的な取材で描く、巨大地震の恐怖と驚くべき世界経済破綻のシナリオ。
地球温暖化、オゾン層破壊、酸性雨…。環境破壊は、ストップできる。
非営利セクターの「経済力」はどうなのか。どのような「多様性」をもっているのか。「資金源」はどうなっているのか。非営利セクターの現状・課題・展望を実証的に分析した初の書。
本書は、企業の経営者や幹部のみならず、産業界にある方々にとって、「SCMが真に経営の中枢たり得ること」を理解し、明るい21世紀へ羽ばたくための必読の書。本書に述べられたシステムは、筆者らが開発し、1997年、98年の2年連続でSCMの実行システム市場で売上高シェア第1位という圧倒的強さを保持しているものだ。これが「実践」「経営革命」と銘打ったゆえんでもある。そしてまた、SCMの学術書でも解説書でもなく実用の書であり、読み物としても大変面白い。
だるい、眠れない、頭が重い、便秘がち、胃が痛む、関節が痛いなどの不快な「症状」から、糖尿病、リュウマチ、アトピー性皮膚炎などの治りにくい「慢性病」まで、自然治癒力を高め体質改善する驚異の方法を全公開。
壮絶な権力ドラマ遂に佳境へ。林彪、周恩来、そして独裁者の死。渾身の大河歴史ドキュメント完結。菊池寛賞受賞。
取引の申し込み(オファー)から、交渉・契約、出荷、運送、引き取り、代金の決済、クレームまで一連の手順に従ってやさしく解説します。英文による表記例なども豊富に記載、国際社会を相手にする実務担当者にとって「使える基礎知識」を網羅しています。ウィーン条約の批准・発効、外為法改正、インコタームズ2010など様々な規則や取引条件の変更、FTA、EPA、TPPといった新たな国際間取引の進展など、実務に直接・間接に影響を与える最新状況を踏まえ内容を刷新しました。貿易保険や運送保険、為替先物の予約など、様々なリスク回避の方法についても実践的に解説します。
近年、不具合などが社会的に大きな影響を与えている情報システム構築失敗の大きな原因は、コミュニケーションにあった。人と人とのコミュニケーションをいかに円滑に行うかが、情報システム構築成功の鍵となるのだ。本書は、情報システム構築の際に陥ってしまいがちな失敗パターンを事例とともに紹介し、人と人とのコミュニケーションの視点から、成功に近づけるための具体的な取り組み方を平易に解説。情報システム構築の現場に長く携わり、自らその難しさを体感してきた著者が、これまで経験し、実践してきた数多くの知恵をもとに、その成功法則を余すところなく網羅したガイドブック。
あなたはどの新聞の論調を支持しますか?朝日、日経、毎日、読売、産経の全国紙5紙とテーマにより地方紙も加えた、社説の読み比べ。産経紙面の好評企画「社説検証」の単行本化。
投資・国内市場参入はいまがチャンス。ベトナム市場は中小企業の新大陸だ。ベトナムで躍進する日本の進出企業をレポート。
「レッセ・フェール」「冷たい頭と温かい心」「見えざる手」「パレート最適」「囚人のジレンマ」「ケインズの美人投票」「人間は長期的には皆死ぬのである」「揺りかごから墓場まで」「セフティ・ネット」「合理的愚か者」「フリーライド」「モラルハザード」-。こういう日常化した言葉の意味や背景、よく名の出る経済学者がどんなことを言っているのかを知らないと、教養のなさが露見する。その結果、古典を知らない人はレベルの高いコミュニケーションに参加できず、知らない間に落伍する。
目ざましく発展するポピュラー音楽研究の最新動向。社会学、音楽学、記号論、構造主義、フェミニズム…相互に関連し合う多彩な学問領域からのアプローチが進む英語圏の現状を一挙に紹介する。第一人者による待望の翻訳。