「株をやっているけどさっぱり儲からない」と嘆いている方は必読!市場が右肩上がりだった時代の投資法から訣別して、今の時代の新しい投資法を実践せよ。ユニークなレポートを配信することで知られるマネックス証券のチーフ・ストラテジストの著者による、目からウロコの指南書。
長引くデフレ不況で「失われた20年」から未だに脱することのできない日本。この異常事態にもかかわらず「本当の経済の話」がなされていない。本質をとらえない議論がまかり通っているのだ。そこで経済学のエッセンスを「インセンティブ」「トレード・オフ」「トレード」「マネー」の四つに整理。よりよく生きるために必要な経済学の思考ツールの使い方を懇切丁寧に伝授する。わかりやすさに定評のある気鋭の経済学者と、シャープに切り込む評論家が展開する。知的でスリリングな対話式講義。
世界経済の「格差問題」を歴史的視点で解き明かす。オクスフォード大学の経済史の第一人者が放つ「グローバル経済史」入門の決定版。
大都市の気ままな流行りや、公共事業、工場誘致に頼るのはもう終わりにしよう!それぞれの地域が持つ財を利用し、住民の創意を生かした活動をしない限り、経済的発展はない!かつてのベネチアのように、必要なものを自らの手で作り、近隣地域と共生的な交易を行えば、技術は高まり、雇用も生まれ、地域は自然と活性化する。アメリカで大規模再開発により街が「死んで」いく過程を観察したジェイコブズは、街や地域が生み出すダイナミズムに注目、経済が発展・衰退する鍵を、古今東西の無数の例から探り出した。地域が自立するための処方箋を描いた先駆的名著。
書き言葉が知性を衰えさせる、「フリー」が贈与の法則を破壊する…。古代ギリシアの哲人なら、ネット社会・ビジネスをどう見るのか。広汎な知見から、現代人が抱える歪みや危うさを考える知的読み物。
テロ対策を強化する空港の保安検査場。厳重管理の“密室”で、子供が消えた。誘拐か、超自然現象か。捜査当局は手詰まり、親は空港を訴える。そして、事件を追う記者が辿りついたのは…。米国特有の法制度を背景として、日米を舞台に、家族の喪失と再生を描くヒューマンミステリー。第4回日経小説大賞受賞。
いま必要なのは、正社員の賃上げよりも派遣の時給アップだ!アベノミクスの成否を分ける日本経済の大問題を人気エコノミストが徹底解説。
いまの日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されているのです。「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった精神論では、問題は解決しません。それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。
経済学者、国会議員、企業経営者の顔を使い分け、“外圧”を利用して郵政民営化など「改革」路線を推し進めた竹中平蔵がつぎに狙うものは!?8年におよぶ丹念な取材があぶり出す渾身の社会派ノンフィクション。
世界の経営大学院は何を教えているのか?本物のビジネスエリートが学ぶのは、ハードスキル(会計、財務、マーケティング、経済学)、ソフトスキル(プレゼン、リーダーシップ、組織行動)、問題解決プロジェクト(両方のスキルを実践)。ハーバード、スタンフォード、MITスローンなどの講義を紹介。
経済にまつわる問題をどのように考えていけばよいのか?池上彰とダライ・ラマ法王14世がおくる日本を元気にする処方箋。
従業員をパートナーとして迎え入れ、彼らに心底惚れてもらう、そして、仕事の意義を説くー。多数の「経営問答」あるいは懇親会などでの質疑応答のなかから、リーダーが組織を導いていく際の指針となるものを選定し、具体的な質問と回答を示す。
優れた戦略は本来シンプルなものである。戦略は考え抜き、大胆な判断を下すことで、シンプルになるまで作り込み、磨き上げるものなのだ。戦略構築の基本となる6つのステップ。
与信判断、法的整理、実質債務不履行、NDA…知っていそうで知らない金融・経済用語を「半沢直樹」シリーズの名場面とともに学ぼう。なぜ半沢はあの時あの行動をとったのか?各シーンに隠された知恵と経済の仕組みを知ることで社会を生き抜く力が身につく。半沢ワールドが二度美味しくなる画期的な文庫オリジナル本!
世界のトップリーダーにとって、グローバルな会議でのスピーチの場は、一国の将来を背負った、まさに「戦場」であり、彼らは、その戦いに勝つための「高度な話術」を身につけている。本書では、ダボス会議やTED会議などのメンバーとして、その姿を間近で見てきた著者が、「人格」「位取り」「胆力」「演技力」「観察力」「対話力」「振る舞い」「発声」「余韻」「思考」など、一般には語られることない、トップリーダーたちの「15の話術」を紹介する。
「必要」と「貪欲」とを分かつ叡智を経済学に取り戻す。ケインズ研究の世界的権威による現代文明への処方箋。
能力よりも努力よりも大切な、「注意」と「集中力」。全世界500万部『EQ』著者の最新作待望の邦訳刊行!
マイナス金利、イスラム国と世界中のテロ事件、中国バブルの崩壊、アート作品の高騰、人工知能、少子高齢化、年金問題、アベノミクスの失敗ー全てが繋がり理解できる。
ソビエト崩壊後、貨幣代わりに流通したマルボロから「一般的等価物」を語り、大使館にカジノ代をたかる外遊議員が提示したキックバックに「金貸し資本」のありようを見る。『資本論』の主要概念を、浩瀚な資料と自身の社会体験に沿わせ読み解きながら、人間と社会を規定する資本主義の本質に迫る。過労死や薄給のリスクに日々晒される我々の人生と心を守る、白熱のレクチャーによる、知の処方箋。