現代市場経済の主動因が実物から金融に代わった事実は、実物的経済分析から貨幣的経済分析への転換を要請する。貨幣的経済分析の基礎を確立し、適切な政策を導く好著。
本書はチャールズ・マッケイが今から一五〇年ほど前に上梓した『常軌を逸した集団妄想と群集の狂気』一八五二年版の邦訳である。民衆が何かに取りつかれ、それが恐ろしい妄想に変わり、やがて社会全体が理性を失っていった歴史上有名な事例を取り上げ、なぜ人は集団になると愚行に走るのかをジャーナリストの視点から解き明かした作品である。
パソコンを使えれば、手軽にビジュアルなプレゼン資料をつくることができる。一方、世の中には「何が言いたいの?」「情報の詰め込みすぎでは?」「図にする必要がないのでは?」と首を傾げたくなるプレゼン資料が数多い。パソコンを使えば誰でもプレゼン資料らしきものはつくれるが、機能する資料をつくるのはむずかしい。そこで、「機能するプレゼン資料」の作成方法、つまり「図解の技術」を米国マッキンゼー・アンド・カンパニーのビジュアル・コミュニケーション・ディレクターが解説。
経営学の基礎的な概念、1200事項を精選しています。最小限の文字数の解説により、一読してエッセンスが理解できます。よく使われる会社用語や最新の経営用語も収録しています。とくに著名な経営学者については、顔写真を掲載しています。経営学研究の歴史的な流れがわかる略年表を巻末に掲載しています。
医療事故ではどこまで医師の刑事責任を問えるのか。医療システムや医局制度、報道、厚労省の対応に問題はないのか。患者の死を無駄にしないための医療の具体的あり方を提案。
本書では、経済の問題だけではなく、戦争と平和、安全保障、日本国憲法、環境危機、民主主義などが、多岐にわたって論じられている。だとするとなぜ、『経済成長がなければ…』なのか?それは、経済発展を目指すことこそが現実的であり、それ以外は理想論にすぎないという考え方にこそ、本書で扱った多くの問題の核心があるからである。
“腐敗はアジアン・ビジネスの扉を開く鍵だ”外国投資ブームに沸くハノイで、邦銀事務所開設に悪戦苦闘する真理戸潤は、日系商社に請われ巨大発電プロジェクトの入札に参加する。一方、香港の地場証券会社「ペレグリン(隼)」は、アジア・ブームの追い風を受け、王座へと駆け上がりつつあった。賄賂が横行する共産主義体制下、各国企業連合が闘う熾烈な金融戦争の行方は。
巨大プロジェクトの入札をめぐり、邦銀ベトナム事務所の真理戸潤と日系商社の前に一人の男が立ちはだかる。アジア経済の暗部を渡り歩く大手米銀のシンだ。タイ・バーツ暴落と通貨危機が香港の証券会社「ペレグリン」を揺るがし、アジア全域に暗雲が広がる頃、日本では都市銀行や大手証券会社が破綻…。濁流のアジア市場を活写した話題の国際経済小説。
むずかしい数式抜きで、経済現象をスラスラ理解。
聞き手に行動を起こしてもらうために、建設的な提案を行ない、提案の正当化をサポートするデータで「説得」する。プレゼンテーションの本質はここにある。しかし、世で行なわれているプレゼンテーションの多くは、提案がなく、報告に終始している。プレゼンターの多くは見かけの美しさ、スピーチの流暢さを競っている。そんな中身のないプレゼンテーションを有益なものに変えるべく登場したのが本書である。米国マッキンゼーでビジュアル・コミュニケーション・ディレクターを務めている著者が書いているから、説得力がある。望み通りの成果を得る、つまり聞き手にあなたの提案を納得・実行させるためのノウハウが満載だ。
横浜は、幕末の開港によって日本最大の貿易都市となった。その横浜の近代的な交通手段と通信手段の登場を紹介し、インフラストラクチャーの整備過程を描く。
リストラ、フリーター、転職…。激変する労働環境の実態とそれが持つ意味を、労働経済学者がわかりやすく語る。賃金、就業形態、労働時間から解雇規制までを幅広く取り上げ、これから働く人、いま働いている人に、将来を見通す視点を提供する。
英語プレゼンテーション成功の鍵は、プレゼンのスキルと英語力。本書は、英語の表現力アップに役立つ例文集です。プレゼンテーションの現場で実際に使われ、かつ日本人にも使いやすい表現ばかり400の基本フレーズを収録しました。挨拶・導入から結論・質疑応答まで、プレゼンの流れに沿って全体を構成。状況別・目的別の細かな分類で、欲しい表現に素早くアクセス。ハンドブックとして活用できます。カジュアルな表現/フォーマルな表現、強い表現/抑えた表現、シンプルな表現/凝った表現など、バリエーション豊富に例文を収録。表現の幅が広がります。
現場力と構想力をつなぐ鍵は組織力にあった!企業とビジネスマンの“一生”を左右するほど大切な組織力。「遂行能力」「戦略能力」を軸に、それを高める方法を伝授。
日中・日韓・日米外交史から沖縄・アイヌ・領土・女帝問題まで、「いま」につながる日本の歴史をこの一冊でまるごと理解。頻出ポイント!論述図解チャート&論述キーワード付。