経営学の発展を「管理の科学」から「組織の科学」への発展と捉え、主要な学説を選抜し、アメリカ企業経営と社会の動きを背景に論じる。経営および管理実践を担っている経営者(企業家)・管理者の市場と組織に関する環境適応の組織化能力の問題が、その根底にあることを示している。
ノーベル賞経済学者も舌を巻いた、マンガで読むミクロ経済学。
市場原理主義・競争第一主義などと非難されているリバタリアリズム。だが現代の政治・経済上の諸問題は、権力による市場への不当な「干渉」に原因がある。本書は、新オーストリア学派のミーゼス、ロスバード、ホッペらの業績を紹介しつつ、この学派の「国家論」や「貨幣論」の特長を鮮明にし、進んでマルクス、ポランニー、ケインズの三大「論敵」を批判した快著である。
徳島に生まれ、明治大学に学んだ第66代総理大臣・三木武夫。激動の50年間を議員として生きた「議会の子」の妻が語る、戦前戦後の政界秘話と人間・三木。
ロシア革命、大恐慌、ベルリンの壁崩壊、世界金融危機、危機のたびに甦るこの難解さ、この面白さ!中山元、入魂の訳業。世界を変えたい若者の必読書。
「野蛮な来訪者」から、産業界の救世主へーブラックストーンをはじめとするKKR、カーライル、アポロ、TPGなどのプライベート・エクイティ各社は、浮き沈みの激しいウォール街でいかにふるまい、その存在感を高めてきたのか。大きな話題となったRJRナビスコの買収以降、彼らが仕掛けた歴史的なビッグ・ディールを紹介しながら、業界の栄枯盛衰を展望する。
ご飯好きの人も、“代替主食”などアイデア豊富な料理で大満足!外食するときの知恵、コンビニ活用法…など“お役立ちコラム”も充実!糖尿病患者・予備群の常備書としてはもちろん、ダイエット・メタボ対策にも最適な1冊。
マクロ経済と国際収支の関係、為替レートの決定、経済政策のあり方などの理論面と、国際資金フローと通貨システムなど国際金融の最新の制度をわかりやすく解説。金融グローバル化に伴う国際金融の新しい枠組みを理解するのに最適な書の登場です。
2012年、「ユーロ恐慌」から「世界大恐慌」に突入する。
突如表面化する会社の内紛・乗っ取り。非上場会社における支配権獲得戦において用いられる法的制度の解説にとどまらず、実際の問題に直面した場合に攻撃側と防衛側がどのように対応しているか、またどのように対応すべきかという視点からも説明。長年M&Aや支配権獲得戦に関わってきた著者の経験をもとに、根拠となる法規や判例、学説を示しながら、わかりやすい解説を行っている。
戦後日本は、なぜこれほど「開発的なもの」に依存する社会となったのか。佐久間ダムを事例に、開発主義を支えた心性やレジームの形成過程を、復興期ナショナリズムから「村の日常」、記録映画までを横断しながら描き出す。
マーケティングの考え方を使って就活を乗り切れ!先輩たちのES例を収録。
仏検(実用フランス語技能検定試験)やDELF/DALF(フランス国民教育省・フランス語資格試験)で頻出する時事問題ー独独な語彙・文体を読みこなし、フランス語で表現するには、フランス現代社会についての背景知識が必須となる。本書は時事問題の主要テーマを懇切に解説し、その上で日本の新聞記事を和文仏訳する練習をおこなう。時事用語を理解し、自分の言葉にして表現するために、必携の1冊。
巨人の経済思想を徹底比較。世界的経済危機を乗り越える思想と社会哲学は歴史に学ぶ。
生活保護者数205万人、完全失業者数334万人、気分障害(うつ病など)の患者数104万人…これらは超格差社会を表す氷山の一角に過ぎない。いま誰もが普通の生活者から脱落するリスクを抱えている。だが、現在の日本の生活保障でこれ以上国民を救済する事は不可能である。このままではそう遠くない未来、格差限界社会へと突入してしまう。日本人全員が同時多発不安に陥るなか、私たちができる事とは一体何か。12人の識者と宮本太郎による緊急提言。