経済安保の実態に肉薄する最新分析。米国主導「戦時」の半導体戦略、中国のデカップリング対応と軍民融合発展戦略、外交孤立の台湾の選択、メガFTA掛け持ちのASEAN、アジア・ゼロエミッション共同体構想ー。本書は、東アジアの各国・地域のほか、西側陣営をリードする米国や「グローバルサウス(南半球を中心とした途上国)」の一角として発言力を強めるインドの動向を調査し、戦略物質の半導体をめぐる攻防や地域エネルギー安保の問題も分析。分断を超えてどのような経済安保戦略を構築すべきかを問う。
昨今の経済安全保障に係る実務へ対応。投融資・送金・貿易などのテーマ別にQ&A形式で掲載。外為法をまず“ざっくり”と学びたい方へオススメの1冊。
コロナ収束後の成長の起爆剤を考える。一つひとつエビデンスを紐解き、長期的視点で分析した一冊。少子高齢化が必ずしも悪いわけではない。-行き過ぎた補助金政策・低金利は国全体の生産性の低下を引き起こす可能性がある。-そもそも、なぜ経済成長が必要なのかー。
古代・中世から21世紀まで、日本列島でくりひろげられた経済社会の営みを、環境史や生活史などの新たな視点も交えて活写、世界経済との連関もふまえ、多様な経済の展開過程が、いかにして現代社会へとつながるのかをわかりやすく解説した、好評のスタンダード・テキスト決定版。
各産業のトレンドをキャッチアップし、通底する現象を読み解く。本書は、可能な限り幅広い産業・サービスをカバーし、そこで起こっている最新のトレンドを俯瞰することに重きを置いています。興味がある産業・サービスに関して、空き時間にクイックに読んでトレンドにキャッチアップする形で活用いただくのも良いですし、複数業界を連続して読むことで、それらに通底するメガトレンドやうねりを感じてもらう等、読者の皆様の置かれた状況に応じて柔軟に利用できる書籍になったのではないかと考えています。
マクロ経済学の理論を学び始める前に、経済学の基本用語や現実の経済の仕組みを丁寧に解説し、そのうえで基本モデル、発展的トピックスへと段階的に学習できる好評入門書。章末には豊富な練習問題を収録し、各種試験にも活かせる一冊。
伊藤『ミクロ経済学』(第3版)に完全対応のスタディガイド。ポイント解説→確認問題→例題→練習問題→○×問題と順を追うことで、ミクロ経済学の力が確実に身につく。
科学的社会主義の立場に立つ唯一の経済誌
開発経済学は今、大きな岐路に立たされている。それは元来、途上国固有の問題と考えられていた低成長、環境破壊、不平等、ジェンダー、政治腐敗など、多くの問題が先進国でも起きているからだ。本書は、開発経済学の誕生から今日までの過程を、各時代の世界政治・経済状況を見据えながら分析し、開発経済学が今日、直面している課題について解説している。
特別な好条件に恵まれていないこの「普通の国」は、年率5%程度の成長を続け、さらに近年、グローバルサウス、東南アジアの中核国として急速に存在感を高めている。本書で紹介される、成長戦略、経済政策、政治の詳細な分析は、「失われた30年」の日本にも示唆を与える。
企業活動に必須の経済安全保障上のリスクと対応策を平易に解説。キーパーソンのインタビューを収録。(高市早苗氏、谷内正太郎氏、古谷知之氏、鈴木一人氏) 経済安全保障を知るための必読書!