商学部、経営学部のための初学者向けの教科書が爆誕!
食べ物は踊る、未来が変わる。食卓からみる資本主義、貧富の差、グローバリズム、SDGs、環境問題…。
わかりやすくて、おもしろくて、そして深い。資本主義の本質をつかむ唯一無二の経済書!!
経済学的視点からみて、日本における経済格差が全く無くなり、国全体が完全に一様な経済状況を表している状態が最善とは思われない。なぜならば、規模の経済性や集積の経済性を活かした上で初めて健全に機能する経済活動分野もあり、そのため都市への人口集中が正当化される場合もある。しかし、その恩恵が他の地域に行き渡らず、人口過疎地域や経済衰退地域が発生し、それが持続している状態も健全とは思われない。おそらく何らかの形で都市圏と地方圏の健全な補完関係が模索されるべきであろうと思われる。また地域活性化のための最も有効かつ簡単な手段は、衰退地域あるいは人口過疎地域に強制的にヒトを居住させ、国の資金を投入することであろう。しかし、国全体での人的資源(労働者数)や資金には限りがあるため、すべての衰退地域、人口過疎地域にそれが行き渡る可能性は低い。限られた人的資源や資金制約のもとで地域活性化策を考案しなければならないというのが、政策を立案する上で最大の難点となる。本書はこのような問題意識のもと、「各地域が(財政予算、人的資源、観光・自然資源などの)限られた経済資源を有効に活用し、地域活性化を達成するためには、いかなるシステム設計が必要なのか」について経済学的視点から検討している。
作法を知れば、論文はこわくない!テーマを決め、構成を練り、実際に書いて、発表する。そのノウハウを「はじめの一歩」から徹底解説。
「なぜ買うの?」の理由がわかる。1円でも損しないためのいちばん身近な経済学!
不確実性の高まりに直面する世界と日本を徹底予測。本書は、日本経済、海外経済、金融・マーケット、制度・政策、ビジネス・社会の5つの領域における50の論点を解説したものである。さらに2023年ならではの注目キーワードとして、大学ファンドやメタバース、Web3.0など、新しい分野のテーマについても取り上げている。
世界&日本の経済・投資先・金融がまるわかり。人気経済評論家が徹底解説!
因果推論に基づいた現代的分析。未来を担う子どもたちを育む学校教育。本書は経済学をベースに社会学・心理学・認知科学等からの知見を取り入れ、少人数学級がもたらす学力・非認知能力の向上、学校教員の過重労働の軽減、教員不足解消への採用方策、教員のウェルビーイング、政策のコスト・パフォーマンス分析などの論点を、エビデンスを重視して検証する、教育経済学の新地平。
大インフレ、バブル、世界金融危機、低インフレ・低金利、そして、ゼロ金利の解除、金融不安定化、インフレへの対応、中央銀行としての独立性の確保ー。連邦準備制度(Fed)は雇用の最大化、物価の安定を二大責務としつつ、いかにして経済・金融の変化に対処し、現在の姿にたどり着いたのか?そして、これから先に何が待ち受けているのか?連邦準備理事会(FRB)議長を務め、ノーベル経済学賞を受賞したベン・バーナンキが、自らの議長時代を含む過去70年間のFedの政策立案の歴史を解き明かす。あわせて経済環境が劇的に変化するなかで、21世紀におけるFedの金融政策の手段、枠組み、コミュニケーション戦略の劇的な変化、そして新たな課題を示す。また、量的緩和、フォワード・ガイダンスなど、世界の中央銀行の中でイノベーティブな政策を次々と先駆的に打ち出した日本銀行の政策についての評価も行う。