わたしたちの経済活動を、物質の生産→消費→再利用→再資源化を経た廃棄という一方通行で捉えることは、もはや出来ない。「循環経済(circular economy)」では、物質の廃棄後を見据えた生産と消費,そして廃棄物を含んだ新たな生産という1つのサイクルを考える。本書では、循環経済の現実を説明しうる経済理論的枠組みを構築し、実際の環境政策への応用を示す。
地球環境の破壊を回避する新しい社会は、どのような姿をしているのか。気候変動対策は、成長を制約するのでなく、前提条件なのではないか。資源消費に依存しないサーキュラー経済への大がかりな移行、それに伴う産業構造の変化、GDPに代わる指標の開発、新たな経済社会にフィットする幸福感、持続可能なライフスタイルをめぐる人々の意識などを考察した、刺激的な必読書。
公共経済学、公共選択論、公共政策論の3つの学問領域から、より望ましい問題解決のための政策決定プロセスを学ぶ。
騒がしすぎる世界で、「主体的」であれ。会社に縛られない生き方を実現、32歳資産1億円へ。日本FIRE第一人者の人生戦略!
さまざまな分野で重要性が指摘されているエビデンスに基づく分析。そのためには理論の理解だけでなく実践力が欠かせません。プログラミングや難解な数式はできるだけ使わずに、手を動かして体験することでデータ分析の基礎力を鍛えます。
覇権国家の条件はグローバルな中抜きシステムの構築にあり。身もフタもない歴史の真実。出アフリカから現代までに至るショバ代プラットフォーム史。
資本主義は本質的に不安定だ。経済を考え抜いた格闘の軌跡。
江戸が繁栄し、拡大した理由は、地形を巧みに活かした町づくり戦略にあった。江戸城のお濠は水路として活用、「日本橋」の町は最良の土地が選ばれた、排水を意識した日本橋の道筋、台地上の要衝につくられた寺院、水運と治水の戦略、埋め立てを利用した土地活用、全国規模の海運網の構築、金と銀の貨幣経済のコントロールなど、江戸の地理・地形と経済発展の過程!
経済と企業の動向に精通する元『週刊東洋経済』編集長が自ら実践。「高配当利回り+業界トップ」の銘柄をただひたすら新NISAで持ち続ける!値上がり益や値下がり損はほったらかしでも老後は楽々「配当生活」
半世紀を経てさらに確度が高まったインデックス投資のすべて。インフレ、低成長でも勝てる秘密がここにある。
株ってどんなものなの?税金ってなに?どんな種類があるの?「経済」がわかると社会の動きが見えてくる!たのしく読んで、役立つ知識がしっかり身につく。
日韓両国は、2012年の李明博大統領による島根県・竹島(韓国名・独島)上陸から始まった「失われた10年」を経て、尹錫悦大統領による対日外交の方針転換により、飛躍の好機を迎えた。歴史の宿痾に翻弄されてきた両国の構造変化を読み解き、なお残るもろさに着目しながら、「成熟した国家関係」への道を探る。