急速に進化するAIは爆発的な経済成長をもたらす一方で、多くの雇用を破壊し格差を拡大させる。AIはどのような技術で、どこまで人間の知的振る舞いを真似ることができるのか。完全に立ち遅れた日本にはどのような未来が待ち受けているのか。
過去に生じた「新石器時代の大分岐」と「工業化時代の大分岐」という2つの開きは、その後の国や地域の繁栄を大きく左右した。2030年に到来する「AI時代の大分岐」の後には何が起こるのか、人々が豊かになるには国家は何をなさなければならないのかを論じる。
シカゴ学派に代わる新しい経済法理論の探求。故きを温ねて、新しきを知る。
科学的社会主義の立場に立つ唯一の経済誌
経済再開か、感染防止か。世界の経済・金融市場はパンデミックによってどのような影響を受け、いかに向き合ったのか。日本・米国・欧州・新興国を担当する気鋭のエコノミストが詳細に検証する。
金融に関する議論をまとめた「証券市場」の章を新設。随所に記述の追加を行うなどして、より充実した内容にした。説明の仕方や、内容構成に工夫を施すことで、より分かりやすい解説とした。本文文字組・図版を新たにして、さらに読みやすい体裁とした。
戦時期につくられた国家総動員体制が戦後の経済復興をもたらし高度成長を実現したとする独自の「1940年体制論」の視点と、著者自身の体験を交えて、戦後70年の日本社会、経済の変遷をたどり、バブル崩壊以降の長期停滞の根本要因を解き明かす。
平成元年〜令和4年度の過去問と模範解答例を掲載。“解答への道”により、合格答案を書くための習得すべき論点がわかる。答案の構成方法が一目でわかる“チェックポイント”解説。
医療機関を中心とするヘルスケア業界の最新動向、地域ごとの実情を見える化。令和3年度介護報酬改定、地域連携のあり方、フォーミュラリー、新型コロナウイルスによる病院経営への影響など新規トピック&データを加え、さらに内容充実!
ミクロ経済学の学習に最低限必要な事項を網羅。数式をほとんど使わず、具体事例を用いた解説で抜群に理解しやすい。行動経済学などのミクロ経済学における新しい動向も紹介。充実した章末の演習問題および解答・解説。
読みたくても、とっつきにくいのが経済の解説ー。本書では経済の歴史から基本的な知識まで、経済用語の説明も交えて、日本語と英語でやさしく解説。中・高生には少し骨太の経済入門書として、大学で経済を学習している人には格好の副読本として、またビジネスパーソンには知っておきたい一般常識として、ぜひ読んでいただきたい、現代人のための一冊!
経済地理学は経済現象を空間的側面や地域性から明らかにする。グローバル化、高度情報化、持続可能な地域発展…いま、世界各地で立ち上がる問題の解決に寄与する理論と実践例を盛り込んだテキスト。
特定の個人の成功体験ではなく、教育経済学の研究者らが、科学的な方法を用いて、大規模なデータを分析した結果から導きだした「効果的な教育法」。
レモネードの売店から、一歩もはなれずに、ルイズ・アームストロングは読者を、あっというまに経済学の世界に巻きこんでしまいます。レモンと砂糖と水を原料としてレモネードという製品をつくることにはじまり、市場価格、初期投資、資本貸付けから、さらには労働がわの不満に発する経営のつまずき、すなわちストライキ、ボイコットから交渉、調停へとすすみ、競争、価格戦争、利益の減少にまでいたります。さいごに、ヒロインの若い企業家は、合併をなしとげ、資産を流動化してから、すてきなバカンスをたのしみます。ルイズ・アームストロングのこっけいなようで的確なテキストと、ビル・バッソの痛快きわまる絵のドッキングに笑いころげているうちに、読者は経済学と私企業の重要な課題を学びとれるというしかけです。さあ、たのしい“べんきょう”の、はじまり、はじまり。
待望のリニューアル!「コロナショック」は病床や保健所削減の誤り、そして東京一極集中の危険性をはっきりと示した。これは住民の健康で豊かな生活を置き去りにした行財政政策の過ちだといえる。いまあらたに、人間の生活領域から経済を考える。