持ち家と借家は結局どちらが得なの?どうして相続税が地価や家賃に影響するの?空き家・空き地はどうして存在するの?なぜ、人は集まりたがるの?災害に危険な地区はどうしてなくならないの?縮小都市時代のそんな素朴な疑問に経済学が答える。
戦後、日本経済はどのような道をたどってきたのか、その仕組みはどうなっているのか、現在どのような問題を抱えているのか。本書では、日本経済の歴史と構造、世界における位置付き、日本経済の実情について、わかりやすい英語で解説する。21世紀に入ってからコロナ禍に至るまで、最新の日本経済の動向も取り上げた改訂版。私たちの日常生活に大きな影響を与える経済について、基礎知識と同時に英語での表現を身に付けたい人に最適な一冊。総単語数10,080語。LEVEL5。
江戸時代の堂島米会所から明治期の取引所設立、戦後の証券市場復興とバブル期の隆盛まで、「証券市場の歴史」決定版!世界初の先物市場は17世紀に大阪米市場から生まれた。将軍さえも思いどおりにはできなかった米市場の実態とは?明治維新後の動乱期に、証券所設立のために政府と民間の立場を超えて協力した渋沢栄一や今村清之介、田中糸平。彼らの生涯とは?戦後のGHQとの証券市場復活交渉における意外な秘話や、バブル期のエネルギーあふれる市場の活況まで、人と人のつながりが育ててきた証券市場の物語。
「知る。学ぶ。考える。行動する。」というアクティブ・ラーニングの要素を取り入れた新しい地域経済学のテキスト。地域経済の構造とその変化を理論的、実証的に解き明かした上で、地域再生のための政策を提示。
「最新経営学」で日本企業を復活させる!「米国のやり方」を真似すれば、日本の生産性は向上するはずーそんな思い込みが、日本経済をますます悪化させてしまう。米・英・蘭・日の名門大学で研究を重ねた経営学のトップランナーが、「野生化=ヒト・モノ・カネの流動化」という視点から、イノベーションをめぐる誤解や俗説を次々とひっくり返し、日本の成長戦略の抜本的な見直しを提言する。
インプットと問題演習の一体型で効率的に学習できる!豊富な図表で理解しやすい!重要なポイントも明確!オリジナル&厳選問題を多数収録!教養試験の知識分野も網羅!国家公務員試験の新傾向にも対応!
変わりつつある“医療分野”において、さまざまな専門家が“医療経済の現在と未来”を考察した論考。多角的かつマクロな視点から俯瞰する。
「金融不安定性仮説」から「最後の雇い手」まで、『MMT現代貨幣理論入門』の著者でミンスキーの弟子によるミンスキー入門。
本書と2020年版(総合版)、2021年増補版で中国の主要法令が全て日本語で読める!2020年11月〜2021年10月1日公布の58法令を掲載。国家安全のための法整備が進む!データ安全法、個人情報保護法、反外国制裁法。米中対立時代の中国ビジネスに必携!
戦後アジアをリードした日本経済。しかし20世紀の終わりから長期停滞に陥っている。一方、中国を筆頭にASEANなどのアジア諸国・地域は躍進し、21世紀は「アジアの世紀」とされる。日本の家電メーカーなどの凋落と、中国はじめアジア企業の急成長に象徴される激変の本質は何か。「グローバル・バリューチェーン」「インテグラル/モジュラー型」といった鍵となる概念をわかりやすく解説し、日本の活路を示す。
プロのエコノミストが解き明かす。アームズレングズ価格をいかに導出するか。個別性の極めて強い争点を産業別。ケース別の視点から詳解。
なぜ、ブームとバストは何度も繰り返し生じるのか?なぜ、あるバブルは経済的にも社会的にも政治的にも壊滅的な結果をもたらし、なぜ、あるバブルは社会に恩恵をもたらすのか?バブルを生み出す必要十分条件とは何か?この答えを見つけ出すために、本書は魅惑的なバブルの旅へと読者を誘う。1720年代のパリとロンドン、1820年代のラテンアメリカ、1880年代のメルボルン、1920年代のニューヨーク、1980年代の東京、1990年代のシリコンバレー、2000年代の欧米、上海・深圳への旅だ。金融史・経済史の研究者が、「合理性」「不合理性」という従来の議論にとらわれず、バブルの規模、経済全体への影響の度合いを基準に、世界史上の巨大バブルの原因と帰結を明らかにし、教訓を指し示す。そしてバブルには、イノベーションを促し、企業や組織、経営者を淘汰し、社会に恩恵をもたらす「良いバブル」もあると説く。さらに、バブルは投資家、投機家が新しい技術や政治的なイニシアティブに反応することから始まるとし、将来のバブルを予測できることも示す。実証的なアプローチでバブルのメカニズム解明に迫る魅力的なバブル論。