商品の氾濫する“欲望”の時代。ラカンの“対象a”をふまえ、マルクスを読みなおし、フロイトを援用して、快楽のコミュニケーションをリビドー次元から探求する渾身の問題作。
現代経済学のトップスターたちが語る、最先端の「知のワンダーランド」。
「この国のかたち」を変える。このままでは、日本は長期衰退に陥る!政府分科会メンバー、構想力に富む経済学者が危機を乗り越え、経済社会を再構築するための道を指し示す。
本書はアメリカ、イギリス、ドイツ、日本の四カ国を対象に、各国の第一線の研究者が非標準的な雇用形態および労働市場の規制に焦点をあて、知識経済の状況と展開をジェンダーの視点から比較検討する。緊密な国際的共同研究にもとづき、持続的な経済社会を構築する条件を展望。
日本企業の進出先として一段と注目されるASEANのメコン圏。そのなかで最も大きな発展潜在力を秘めると言われる南部経済回廊を取り上げ、タイやベトナム、ミャンマー、カンボジアからの視点、日本企業の展開例など様々な面から、我が国を代表する専門家が南部経済回廊を徹底分析!
宇野弘蔵(1897-1977)は、マルクスの『資本論』を、精確にかつ批判的に読むことで社会科学としての独自のマルクス経済学を構築した。本書は、宇野理論の基礎を集約的に述べた代表作。『資本論』への望みうる最良の手引書であると同時に、いまだマルクス経済学への根本的な問題提起を喚起し続けている著作である。
「通念」から脱却し、日本経済を再起動する!長期低迷の日本経済を、新たな成長の道へと進めるために、現金給付・消費税減税・公共投資増額・所得税減税・法人税減税という五つのシミュレーションを展開、検証する。
日本の経済は、先進国の最先端になったことはなく、1990年代以降、先頭との距離を離されている。成長するためには、規制や制約を取り払うために海外の制度を学ぶことが必要である!
ビジネスの現場で使える経済理論とモデルを厳選。基本から応用まで着実に理解を深める。トヨタ、コカ・コーラ、サウスウエスト航空、任天堂…ケースで読み解く常勝企業の競争力の源泉。利益を最大化する価格をどう設定するか?取引交渉を成功に導く要因は何か?他社との差別化をどうすれば実現できるのか?プラットフォーム企業はなぜ強いのか?『戦略の経済学』入門編。
沖縄は、琉球という名の、日本とは別の国だった。同じく一七世紀から一九世紀半ばまでの「近世」ではあるが、「日本近世」とは異なる「琉球近世」の時代。何が異なるのか。日本と対比しながら琉球の経済社会を描く。
「近代化」と「豊かさ」をめぐる思索。日本資本主義論争、そして大塚史学以後、日本の資本主義はいかに論じられたか?従来の戦後論に捉われない新たな戦後へ赴く試み。
わかりやすい!おもしろい!100人の“ストーリー”を読んで、入試突破のための思考力・得点力が身につく!共通テストに対応!人物を深く知ることで「政治・経済」の流れや背景がわかる!むずかしい用語や考え方もかみ砕いて説明するから、ポイントがしっかりわかり、忘れにくい!一問一答で、スピーディーに知識の確認・整理ができる!人物の焦点をあてポイントをつかむ、蔭山「政・経」参考書の新定番!
「小農社会」が形成・定着する徳川時代から、日本経済が大小の「連続と断絶」を内包しつつ現代に至る400年を通史で、人口減少という新たな領域に入りつつある未来を見据えて学ぶ。重厚な考察に基づいた体系的テキスト。