「近代化」と「豊かさ」をめぐる思索。日本資本主義論争、そして大塚史学以後、日本の資本主義はいかに論じられたか?従来の戦後論に捉われない新たな戦後へ赴く試み。
「小農社会」が形成・定着する徳川時代から、日本経済が大小の「連続と断絶」を内包しつつ現代に至る400年を通史で、人口減少という新たな領域に入りつつある未来を見据えて学ぶ。重厚な考察に基づいた体系的テキスト。
「きっかけ」と「それから」がわかると、歴史は100倍面白くなる!“教養のツボ”が流れでつなガる、大人のための集中講義。
東京一極集中の根本的要因とは。日本・韓国・中国・台湾・米国・カナダにおける本社立地の特徴を比較し、「世界の工場」中国における工業立地と地域経済発展の相互関係を解明。
1939(昭和14)年から1951(昭和26)年まで国営化されていた電力産業。民営から国家管理に移行したのはなぜか。電力国管は成功したのか。戦後、九電力体制はいかに確立したのか。“電力の鬼”松永安左ェ門とは何者か。初版刊行から33年。ダイナミックな筆致が、今よみがえる!
ノーベルの遺言で設立されたノーベル賞に、スウェーデン国立銀行の提案によって追加された経済学賞。その人選については、これまでも議論の的だった。はたして経済学は科学なのか。人類のどんな課題に向けて、経済学は進むべきか。そして彼らは受賞にふさわしい人物だったか。経済学賞受賞者たちの思想の系譜から、今日のわれわれが直面している問題の本質が見えてくる。混迷を深める世界経済を読み解くための必読書。
日本の都市問題を経済分析するテキストを全面改訂。「土地」「建物」「交通」「住宅」「政策」「都市規模」「財政」などの日本の都市が直面している具体的な政策課題を分析。
マッチング、マーケットデザイン、プライシング、モデル分析、因果推論、構造推定ー。第一級の研究者たちが最新経済学の活用事例を解説。
就職氷河期の再来、非正規雇用の増大。「不安の多い時代」に、人々の働きがいを高め、暮らしの安定を図るための道筋を示す。
熊本学園大学経済学部の教授陣が大学1・2年生に贈るミクロ経済学の教科書、第2版。社会や経済学の変化に対応し、より理解しやすく改訂。『経済学ベーシック』で学んだ用語や概念を再確認し、ミクロ経済学の基礎が身につく。
再エネ(FIP)、環境価値、原発、揚水、VPP、水素。「日本の電力システム改革」は、今後どこに向かうべきか?「欧州再エネ政策」の教訓と課題は?欧州の未来は?「再エネ支援制度(FIT、FIP等)」は将来どこに落ち着くか?詳細な解説&日本・欧州の最新事情&画期的な提言。1冊で全てわかる完全バイブル。
環境、児童労働、移民などグローバル化に伴う様々な現実の政策問題や、南北戦争や日米貿易摩擦など歴史上の出来事を題材として取り上げたユニークな構成で、伝統的な貿易モデルから最新の理論・実証研究までを網羅した斬新なテキスト。国際経済学の教科書としてだけでなく、グローバル化と経済の諸問題に関心のある社会人にもお薦め。