AI時代になってまで、私たちはなぜ「働くこと」にこだわるのか?仕事には時間の大半を費やす意義があり、人間の価値を決定し、人生の豊かさを左右するーそれは「幻想」かもしれない。
日本はいかにして農産物を保護したか。GATT・ラウンド、APECにおけるEVSL協議、日タイEPA交渉、TPP交渉の場における、日本の農産物貿易交渉を考察する。
経営者の報酬をどう決める?ストア・マネジャーをどの指標で評価する?安価なチェーン店を新たに作るべき?ビジネスを起業し成長させていく架空のストーリーから、情報とインセンティブに関わる問題を追体験し、理論のエッセンスを楽しく学べる新しい教科書。
「科学」の地位を得るために、経済学は様々な数学やモデルを使ってきた。しかし、それらは本当に有効なのか。現実から離れた想定によって視野を狭めているのではないか。スタンダードな経済学の考え方を再検討し、今後に向けての処方箋を提示する話題作、待望の邦訳。
EViewsは、計量経済モデルの分析に世界的に広く使用されているソフトであり、基礎的なものから最新のものまで多くの手法を含み、ほとんどの分析がこれによって可能となっている。本書では、EViewsの使い方の基礎、回帰分析、同時方程式モデル、時系列データ、単位根と共和分、ARCH・GARCHモデル、質的データ・制限従属変数の分析であり、計量経済学で使われる主要な手法の分析を中心に説明を加えた。
ニュースを本質的に理解できる力が身につく!この一冊で政治・経済の重要テーマをマスター。「何が問題なのか」を整理し、理論と現実を結びつけて丁寧にわかりやすく解説。
本書は、捉えどころのない「イノベーション」というものの大枠を、まず理論的に明らかにします。そのうえで、中身であるプロセスの詳細について、マーケティング論や技術経営論、組織論の知見を活用して、体系的に整理していきます。その意味で本書は、イノベーション論を、学際的なイノベーション学に近づけるための試み、といってもよいかもしれません。
複雑な制度について、原則を中心にやさしく説明。望ましい制度設計を考えるうえで必要な経済学の視点を学ぶ。
上下分離・オープン形態から垂直的統合・クローズド形態へ。今日の問題でもある鉄道の事業構造を分析し、19世紀前半の初期イギリス公共鉄道の経営を再検討する。
いかなる条件のもとでPPPは真に有効なインフラ整備のツールとなりうるのか。通説を批判的に検討しPPP本来の有効性と限界を明らかにする!
国家の逆襲がはじまる!脱税防止FATCA発動で世界のアングラマネーが北朝鮮に集まりだした!増税延期で大転換する日本経済と激震する国際情勢の行き先を解説!
あらゆる地域経済政策の悩みに答える、ビッグデータを活用した新手法。企業城下町、観光都市、県庁所在地など7地域の豊富な実例を生産・分配・支出の3つの面から客観的に分析。エビデンスに基づく政策立案(EBPM=Evidence-Based Policy Making)の手法を紹介する。
くり返される恐慌、格差の拡大、新たな貧困問題、少子高齢化、年金・医療・介護の不安、環境破壊への対応…競争的市場経済は、私たちに、なにをもたらしたか!?問題の根本への理解を深めるために、資本主義の特性や歴史を体系的に学びなおす。
三〇〇〇年のダイナミズム。日本、欧米、中国の研究成果を総合し、青銅器時代から清末までを俯瞰する通史。
海賊とよばれた男・出光佐三が、自らの「和」の思想を大いに語り、従業員と正面から本音の議論を激しく戦わせた、その熱い記録、ここに文庫化。社員は家族、非上場でよい、タイムカードはいらないー「人間尊重」を理念に掲げ、出光興産を一代で築いた稀代の企業家は、マルクスの思想は自分と同じ地点を目指していると語った。その理念が、ふたたび読まれる時がきた!