数字や数式に苦手意識のある人は多い。本書は、そうした「数字・数式アレルギー」を自認している人にとってこそ、有益なものであってほしい。統計学の手法を使えるようになるより、まずは大雑把にでも、統計学の何たるかを理解する。それには、まず統計学的なものの見方・考え方に関心をもってもらうことが出発点だ。統計学の本質が1時間で学べる、画期的入門書。
ようやくインターネット型ネットワークを使った安価なデータ通信が登場した。NTTが96年12月から始めたOCNがそれだ。オープン・コンピュータ・ネットワークと呼ばれるインターネット型データ通信の最大のメリットは、安い利用料金である。3つの常時つなぎ放しのサービス、OCNエンタープライズ、OCNスタンダード、OCNエコノミーが登場した。本書では月額3万8000円のOCNエコノミーに焦点を当てて、その利用法を考えていく。NTTが提供してきたデータ通信サービスの中でもっとも安いサービスである。問題は、OCNエコノミーもそうだが、OCNサービスは、ユーザー自らその利用法を考えなければならない点だ。何のためにOCNサービスを使うのか、このことが明確でないと、OCNに接続しても、結果として徒労に終わる可能性は高い。本書は、OCNを介して全国に展開する支社、支店、営業所をいかにしたら安くひとつのネットワークにまとめ上げられるかを考えた。
本書は、予測問題などをはじめアンケート調査データの解析などを、統計手法を用いて、いかに解決したのか、事例を紹介したものです。EXCEL統計セミナーで用いた事例や、各種雑誌に投稿したものをまとめました。
缶コーヒー、缶紅茶、スポーツドリンクに乳性飲料から缶野菜ジュースまで…、あらゆる清涼飲料水の詳細な歴史が詰まっているのがこの本だ。しかもあなたは読み進んでいくうちに、単なる“缶飲料の歴史”を知るだけでなく、その奥に潜む開発者達の熱い思いも知ることになる。なぜなら缶飲料の歴史とは、企業家達の理念や開発動機、そしてなんとかそれを形にしようというアイデアの歴史なのだから。奥深い“飲みモノ”の世界へようこそ!
本書は、お互いに顔も知らなかった者同士が集まり2年半にわたって続けた「どこからどこへ研究会」が、消費される膨大な「モノ」の背景を探った一冊。第1部で取り上げたのは、いずれも身近な9つのモノ。身のまわりにある無数のモノのなかから、海から来たモノ、森から来たモノ、工場でつくられるモノなど、なるべく多様なストーリーが見えてくるように選んでいる。第2部では、この9つから見えてきたことを整理して、わたしたちに何ができるかを考える素材を提供するとともに、氾濫する情報に上手にアクセスするためのノウハウを紹介した。
「ガソリンスタンド・セルフ式にすると逆にコスト高?」「半額バーガー・最大の敵はまとめ買いと缶コーヒーだった?」などなど、一つひとつの価格のウラには「儲けの知恵」とも言うべき、各企業の深慮遠謀が隠されていた。本書では「知っていれば絶対得する知恵」だけを集めて紹介する。
本書は、著者の長年のコンサルティング活動から導かれた都道府県ごとの気質や市場の特徴を、最新のヒット商品・人気ビジネスのデータをもとに、まとめたものである。
人に歴史があるように、こんなに長く、これほど多くの人に親しまれた商品にも歴史がある!誰が、どのように、どんなきっかけでその商品はこの世に生まれてきたのか、ロングセラー商品誕生の陰に隠れた並々ならぬ努力、工夫、忍耐とは!そこには感動の「人間ドラマ」があった。
ロングセラー商品は誕生までが難儀である。それまでなかった商品をつくるのだから、並大抵ではない。まさに商品は開発者の人生と魂の塊である。その後、世間にアピールしていくのも試練となる。戦争や不況、ライバルをくぐりぬけ残っていく商品はいとおしい。まるで地球誕生から生命の進化を見ているようでもある。
6年ぶりのソロ・リリース。右肩すかしの脱力感に苦笑しつつ8曲を聴き終えると、ごめんネと言われても……な「一言ものまねショー」へと突入。90トラックの狙いは、ネタの合間のテーマ曲? を思わず口ずさませるためとみた。そして無意味感濃厚な「愛の双体道祖神」。期待を裏切らない微妙芸。