無動機的にみえる大量殺人や異常な性犯罪が世間を驚かせる現代。犯罪と非行に関する心理療法のあらゆる技法とアプローチについて多面的・理論的に述べている本書は、そうした事件の解明を進め、犯罪者を理解する上で非常に貴重な指針を提供してくれる。司法心理療法に携わる者はもとより、さまざまな分野の人たちの関心に応える、価値ある一冊である。
必読!楽々!簡単に年収が3〜10倍以上になりたい人。人生の逆転のヒントがこの本にはあります。
“ホームラン・拳”原作、ボーイズ・ラブ系コミックのドラマCD。高校生の主人公が、自分の姉の恋人である男性に恋をしてしまう物語。主人公の性格の良さと、それゆえの切ないストーリー展開が魅力。
元19の岩瀬敬吾のソロ・ファースト・アルバム。19の音楽性は岩瀬の方が色濃く受け継いだようで、フォーキーなロック・アルバムなのだが、やたらとクセのあるコード使いが目立つあたり肩の力が入っているのかなと思わされる。(12)は初回盤のみのボーナス曲。
パーソナリティ障害という「きわどい領域」に臨床家はどうむきあうか。
本書では、「うつ病」と診断されうる病態は「抑うつ」の一部にすぎないことを明らかにし、真に「抑うつ」というこころの状態への対象関係論的な理解と治療を示す。
運命を変えるような出会いを求めて東京に出て来た湊あきなは、無職で借金を抱えた千葉凜太郎に出会い……。元敏腕芸能マネージャー・凜太郎と孤独な家出高校生・あきなの恋模様を描いたドラマCD。
ずっと抱えてきた言葉にならない「HELP!」。週3時間の家事代行で手に入るもの。
お金持ちになるための道筋を明確にするテスト。
ネットカフェに寝泊りする少女山野井雛菊は、懐中時計に宿った人格(?)ジンとともに絶賛放浪生活中。その目的は、ジンを成長させる「部品」を人の欲求から回収することだが、大切な人からも部品を抜き出してしまうジンのせいで、うかうか人と親しくもできない。そんな生活に疲れた雛菊は、チャット友達と少しだけ会うことを決心する。それが彼女を悩ます「鎖の使者」に繋がるとも知らずにー。人の心の重さに思い悩むハートウォーミングファンタジー。
表向きは極めて紳士的な大実業家、木内賢一。彼は甥の挙式を挙げるため、ハワイまでの豪華クルージングを用意した。招待客には、恋人、夫婦、兄妹、親子など様々なカップルが含まれていた。だが、優雅な時を過ごす招待客は、賢一が危険な性癖の持ち主であることを知らない。今、美女の心の隙間が狙われている…。この私が証明してみせよう、お前たちの愛情など意味が無いことを…。
「精神分析臨床シリーズ」の最終巻にあたる本書は、パーソナリティ障害への精神分析的心理療法という、病者のこころの本質を知り、その本質に働きかけていく治療手技の実際を提示することを試みる。さらに、そのために求められる理論や鑑別、治療手技が活きるための協働態勢や環境の準備についても提示している。シリーズ既刊書の臨床素材はパーソナリティ障害を基底とするケースから得ており、その意味でも本書はシリーズの最終巻にふさわしい内容となっている。