四季折々の食卓を飾る作物にも物語があった。写真とエッセイが織り成す絶妙なハーモニー。
日本産業の活力を生むICに象徴されるハイテク産業。産業構造の転換で苦境に立つ造船・鉄鋼などの重工業。衝動的な消費がはびこる時代の難しさに抗う伝統産業・いくつもの現場に立って、人々の声に耳を傾け、風景を凝視し、考えた。わが国の産業はもとより、社会・生活・文化はどこにいこうとしているか。
関東の美術館・百十七館全案内。
いま全国に百七十一の公設試験研究機関があります。「コーセツシ」とはその愛称です。コーセツシは、技術に関する相談・指導を行ったり、依頼に応じて製品・原材料等の試験・分析を行ったり、あるいは設備機器を開放し、さらには企業の新技術・新製品開発の手助けをしたり、まさに中小企業の技術面の助っ人集団なのです。本書は、全国21のコーセツシに働く人が、どのように苦労し、どのように企業のお役に立っているか、現場からの生き生きとした声を伝えます。
平安初期、都の仏教界に絶望した最澄は関東の地に来て、新たな出発をした。上野鬼石町の浄法寺と下野岩舟町の大慈寺を中心に天台仏教の原点を検証する。
群馬県の姓氏や歴史・人物について解説した辞典。解説の中心に姓氏の発祥流転や家系・人物の役割を据えることにより、地域の歴史を明らかにしようとするものである、とある。歴史・人物編と姓氏編の2部構成。巻末付録として、群馬県の家紋、各藩家臣分限帳一覧、群馬県人物伝関係文献一覧などを付す。-姓氏と人物で綴る群馬県の歴史。郷土を知る一家に一冊必備の書。
本書は、昭和三年につくられたもので、郡内(現在の富岡市、下仁田町、甘楽町、妙義町、南牧村、多野郡吉井町の一部)のすべての市町村の歴史と住民のくらしを、くわしく記録することで、ふるさとを愛する心をはぐくみ、将来の郷土発展のための資料として、後世に伝えるために刊行された貴重な本。内容は、昭和三年までの、町村別の住民の生活のあらゆる分野を記録したもので、歴史・地理をはじめ、農業、養畜・果実、林業、養蚕・製糸・織物、工業などの産業、道路・交通、宗教、神社と寺院、教育、風俗と習慣、方言、郷土の誇る人々、名所・古跡などくわしく調べられている。
なぜ突然消滅したのか。東国古墳時代の謎を解く。