本書は、幅広い臨床経験と豊富な知識をもつ著者による、医療心理学の現場における、長年の臨床実践の知見が惜しみなく盛り込まれた論集である。著者は、コンサルテーションやリエゾン・カンファレンスに携わってきた経験から、医療現場に力動的心理療法の視点を導入することにより、クライエントとその家族へのよりよい支援のための新たな視点を示している。リエゾン・カンファレンスの様子が、多くの事例を用い具体的に示されることにより、臨床実践の実際のみならず、その理論をも深く理解させられる。現場で働く心理専門家のみならず、医師、看護師、事業療法士、理学療法士、ソーシャルワーカーなど、医療現場にかかわるすべての人に必読の一冊。
2007年5月11日から13日にかけて明治大学で開催された労務理論学会第17回全国大会で報告された、記念講演1本、統一論題5本、コメント2本を集録。
被害者からの相談対応、加害者・使用者との交渉ノウハウ、労働局・労働審判・訴訟・労災等の手続や留意点のほか、最も効果的な法的措置の選択等を具体的に解説。パート・派遣社員などの相談にも対応。事実の調査方法、加害者の配転・懲戒処分、被害者の職場復帰、いじめ未然・再発防止策等、誠実かつ適切な企業の対応策を明示。
触媒理論、構造、物性のエッセンスを分かりやすく解説。進歩著しい触媒解析法や新しい分子性触媒、環境触媒の成果を織り込む。触媒=「環境・エネルギー・資源問題解決のキーマテリアル」の応用と展望を大幅加筆。
被害者からの相談対応、加害者・使用者との交渉ノウハウ、最も効果的な法的措置の選択や手続の留意点等を具体的に解説。いじめ・パワハラを許さない職場のつくりかたがわかる。加害者・事業主からの相談を受けたときの対応や事実調査方法、被害者の職場復帰、加害者の配転・懲戒処分、いじめ未然・再発防止策等、誠実かつ適切な企業の対応策を明示。
20年間の労災判例約700件を分野別・時系列に分析。
個人の働き方を規定する「柔軟貸借モデル」と「公式承認モデル」の2つのモデルにより人材マネジメントの構造・メカニズムを分析。人事・雇用システム改革の議論に理論的なベースを与える。
多様化する働き方、新しいルールをどう作る?労使対話の新たな基盤をつくり、社会的公正さと経済的効率性の両立を目指す労働法改革のグランド・デザインを提示。比較法、政策研究、経済学、実務の視点から検討する。
被害にあったときの対応、加害者や会社との示談交渉のノウハウ、最も効果的な法的措置の選択、労災申請など救済方法を明示。相談窓口の対応方法や被害者への接し方から調査・被害拡大回避・職場復帰支援・予防法まで、企業・雇用主の責任を最新の判例分析を踏まえ解説。
本書は、「Report of the Committee 1970-72:Chairman Lord Robens,Safety and Health at Work,HMSO,London,1972,1990」の全訳である。訳出は、序章から付録に至る全文にわたって、小木、藤野および加地の3人が分担かつ共同で行った。