「人的資源管理」は、産業心理をはじめとして、人事管理、トレーニング、労使関係など広範囲にわたっている。本書は、「人的資源管理」について、必要不可欠なポイントをコンパクトに整理・解説した。また章末には簡単なテストをつけ、理解の度合いが自らチェックできるようにしている。
あらゆる組織において今、人は、操作的に扱われ、利己的動機によって動かされている。組織にはびこるこのような官僚主義を排し、自由で自律的な組織を構築するための新しい概念、すなわち「エンパワーメント」による組織づくりが生まれた。それは、保身や依存を放棄し、自由と自律をみずから選ぶ勇気を生じさせるための処方箋である。本書は、ジレンマに陥りやすい管理者が、高潔なビジョンを生み出し、真のリーダーシップをとるためのさまざまな戦略を示している。
本書は、この30年間の情報化の大きな流れを明らかにするとともに、情報化が社会経済にもたらした影響をできる限り幅広く、しかも一時的なブームの部分を平準化しつつ、全体の輪郭を描き出そうとした試みである。
情報化でとらえる日常生活。家庭・地域・職場における変化の諸相を明らかにする。
本書は、この30年間の情報化の大きな流れを明らかにするとともに、情報化が社会経済にもたらした影響をできる限り幅広く、しかも一時的なブームの部分を平準化しつつ、全体の輪郭を描き出そうとした試みである。
巨大な影響力を持つ日本の企業の実態を、文化論的な視点も取り入れて多角的に解説する。好評を博したユニークな入門書を、90年代の新しい環境変化を踏まえて全面的に改訂した。
強引な原発建設、事故や安全性への高まる不安は、全国津々浦々で、住民たちの反原発、脱原発への大きなうねりを生みだしている。本書は、これらの原発と闘っている全国の反原発運動の担い手による、最新の反原発マップである。
本書は大学あるいは高専で講義のテキストとして適当な内容の本、すなわち広い分野にわたって基礎と応用をバランスよく適度な分量で解説し、しかも最近の進歩についても解説した。
もう一つの社会システムをつくる。実例豊富なNPO先進国アメリカの現場に学ぶ。実践の場で紡ぎ出された「知恵」を集大成。企業経営の戦略書としても応用可能なNPO運営の完全ガイドブック。
この本は、私たちの世の中が悪くなっていくことに強い懸念をいだいているか、それに憤りを感じている人々、また、世の中を変えるために自分たちには何かができると考えて、その手法を求めている人々のために書かれている。したがって、この本は、自分にも他の人にも、より良い生き方を求めて行動しようとしている人々にとっては、実際に役立つガイドブックとなる。
本書は、相談業務の展開に際して、携帯に便利かつ即座に顧客の欲するアドバイスができる。2001版では、企業組織再編税制で7項目、商法改正関連で5項目を追加したほか、特定社債保証制度の利用など6項目を新設している。このため、この2001版は新規に18項目を追加、既存の項目についても最新データによる見直しを行っている。
グローバル・リテラシーは今世紀を生き抜くためのビジネスマン必須の「教養」である。私たちが試みた前例のない調査は、その教養の獲得に何が必要であるかを知るためだった。方法はきわめて単純。グローバル・マーケティングで勝ちをおさめている企業の有能なトップ本人から直接話を聞くということであった。質、量ともに充分な調査結果が、本書である。
青木昌彦は、1980年代に形成された日本企業に関する新しい通説をJ企業論としてスマートに理論化した。本書は、小池和男の労働論、浅沼万里のサプライヤ・システム論に依拠したこの青木理論の批判を行い、日本企業論と日本経済論を再構築するとともに、さらに日本型経済システム・日本的経営のオールタナティヴな全体像を提示する。
本書は、筆者が1996年4月より2年足らず、外務省より出向して在籍した大阪大学大学院国際公共政策研究科(OSIPP:Osaka School of International Public Policy)から、陸続として育っている国際NGO活動等に従事する元院生に、それぞれの経験を披瀝する場を与え、国際貢献のための彼らの活躍ぶりについて読者に知っていただくことを目的とした本である。
職場体験は、職場を訪問して仕事を体験するだけのことではない。学校での実践例を見ていきながら、職場体験について、しっかり理解しよう。
人事労務管理から人的資源管理へ。これまでの経営労務や人事管理、労務管理の伝統的な考え方を踏まえつつ、日本で初めて「人的資源管理」を本格的に体系化したHRMテキストの決定版。