労働組合が21世紀にも社会的リーダーとして生き残る鍵は、地域や公益の理念・活動にいかに取り組むかであり、また公益法人が社会で大きな地位を占める鍵は、市民や地域にいかに取り組むかである。その最先端の研究、実践の成果を問う一書である。
自殺対策の推移と現状
竹島 正
心理学的剖検研究から分かってきたこと
勝又 陽太郎
地域介入研究(戦略研究を中心に)-被災地における自殺対策も含めて
大塚 耕太郎
救急医療を起点とするエビデンスに基づく自殺未遂者ケア
-ACTION-J試験の成果と課題
川島 義高・他
アウトリーチによる未遂者のフォローアップ
小石 誠二
学校における自殺予防教育の実践からみえてきたもの
阪中 順子
自死遺族への支援
山口 和浩
自殺の周辺・メディアの「習性」学
高橋 康弘
●巻頭言
ストレスチェック制度によって職場のメンタルヘルス不調者は減少するか?
-面接指導による事後措置の効果
中村 純
●研究と報告
大うつ病性障害に対する反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)の臨床経験
松原 六郎・他
花巻病院における被災地支援報告
堀田 洋・他
●短報
悪性症候群における免疫グロブリンG(IgG)の増加について
菊池 章
●資料
精神科救急病棟における統合失調症圏患者の入院期間からみた分析
谷口 典男・他
●連載 精神科の戦後史
第6回 精神科七者懇談会の発足と活動について
小島 卓也
DSM-5の背景と作成過程
大野 裕
精神病理学の立場から
加藤 敏
DSM-5にしがみつかない生き方
-臨床家の輪に加わりたい大学人のために
井原 裕
臨床家はDSM-5にどう向き合うべきか
中村 敬
DSM-5の批判的検討
-精神分析的臨床家の立ち位置から眺望する
松木 邦裕
DSM-5による児童思春期精神科医療へのインパクト
齊藤 卓弥
DSM-5は、なぜ気分障害を解体したのか
-うつ病診断の妥当性と有用性をめぐって
黒木 俊秀
「統合失調症性の」または「統合失調症様の」異質性について
田中 伸一郎
DSM-5と症例の定式化ーDSMを上手に使う
中川 敦夫
●巻頭言
精神医学はてんかん学から立ち去っていくのか
吉野 相英
●展望
トラウマという視点からみた職場起因性ストレスと労災補償の現状
太田 保之・他
●研究と報告
抑うつ患者に対する行動活性化療法の集団プログラム
「クレ・アクティブ」開発の試み
田辺 紗矢佳・他
●短報
大脳皮質形成異常(異所性灰白質、多小脳回)を伴った
バセドウ精神病の1例
押久保 岳・他
●資料
事業所内リワークの試みと今後の課題
鈴木 淳平
●私のカルテから
Ceftriaxone関連胆泥を認めた認知症の2例
中山 寛人
●連載 精神科の戦後史
第7回 精神保健法と精神保健福祉法の制定の背景と趣旨について
-特に精神衛生法から精神保健法に、
精神保健法から精神保健福祉法への変化の背景を中心に
高橋 清久
中小企業診断士が教える企業経営の処方箋。健康×経営=リスクマネジメント。この本を通じて、「健康経営」の必要性をより身近に、そして、企業が生き残っていくための現実的なリスクマネジメントの観点から、健康経営を行っていく意義を、あらためて感じてください。
大学初年次から大学院、そして、実社会で求められるライティングとは。パラフレーズ、スキーマ、ルーブリック、コーパス、さまざまな視点から学習者の学びを考察する。
質的・数量的分析の手法をコンパクト&わかりやすく解説。手法ごとに執筆者が実際に行った調査の内容や経験談を紹介。情報の集め方や職場見学の留意点など便利な知識が満載。新しい時代の労働・職場調査の教科書。
「暴力を振るわれて病室に行けない…」「点滴の滴下数が計算できない」「元気なのに出勤できない現代型うつ病」「どうしても時間処置を忘れてしまう」今どきはここまでやる!!具体的な介入方法を示した画期的なガイド本。
飛躍的な生産性向上を可能にする人材育成マネジメント手法「能力管理」を習得できる一冊!組織の維持・発展には、組織のもつ優れた技術・技能を他者に伝えることが欠かせません。組織が生み出す製品・サービスの品質を担保するのは、最終的には一人ひとりの技術・技能だからです。能力管理は、「保有する技能・技術を効果的な能力開発につなげることで、結果として個々人が能力を発揮できるような環境を整える」マネジメント手法です。かつては「誰に能力を管理する権限があるのだ?」と誤解され、ようやく使えるようになったのはつい最近のことです。本書は、体系化されたマネジメント手法としての能力管理を具体的な事例をもとに解説しており、すぐに現場(会社)で役立てることができます。
長年の経験で得たノウハウを開示!メンタル不調者に対する適正な対応策のあり方を懇切・丁寧に解説した待望の実践的手引書!メンタル不調者を発生させないための具体策やトラブルを防止する就業規則の定め方も教示!
「経営組織論は複雑すぎてよくわからない」や「経営組織論の最新の理論は何?」という声に応え、気鋭の研究者がその領域の先端の研究内容を紹介。経営組織論のメソドロジー、イノベーション論、社会問題、クリティカルマネジメントスタディ、ジェンダー、社会物質性、リアリティショック、キャリアマネジメント、トップマネジメントチーム、組織学習、PBLと拡張的学習、表象など近年の経営組織論でよくとりあげられるトピックスが詰まった一冊。
世界が認める「日本のコーヒー」の品質と技術。日本人ですら知らない喫茶店の歴史とコーヒーの物語をアメリカの人類学者が綿密な取材とフィールドワークをもとに現代都市風俗とともに描き上げた稀有な文化論にして日本人論。
関連法令・資料等収録。
社員と企業を成長させる心理職のあり方に加え、本音の見えない産業医との付き合い方、人事担当者の目線と苦悩、知らないと怖い法律知識、診断書に隠された精神科医の見立てと治療戦略などを、豊富な事例解説とともにお教えします。職場で心理ケアをする方の必読書!
経済大国日本は、企業の上に成り立っている。地球企業と呼ばれるまでに成長した巨大企業群は、経済界の主役であるだけでなく、最強の圧力団体として政界を動かし、企業城下町を形成して地域社会を飲み込み、学術やスポーツのスポンサーとなってその死命を制し、ボーダレス・エコノミーを担って東西の体制の壁を破る。つまり、企業経営は経済現象である同時に、社会現象であり、文化現象なのである。日本企業・日本的経営の現実を総体として捉え、経営社会学の新しい地平をひらくテキスト。
学習用の英和辞典。使用頻度の高い語や最新の語を加えた4万5千語を収録した最新版。