セクハラは社会問題としてのみならず法的な保護の対象となったが、なお大学や職場での被害はあとをたたない。本書は明治学院大学におけるシンポジウムを基礎として、各種資料・判例・文献などを収録し、真の男女平等など社会への一助となることを願って編まれている。
経営トップからビジネス実務者、作家など幅広い交遊録を持つビジネスのプロの著者がこれまでの実務経験をもとにビジネスマナーの基本を図解。社内外のコミュニケーションの仕方から冠婚葬祭まで必ず必要とされるビジネスマナーを完全収録。お客様や会社の上司の視点からビジネスマナーとはどうあるべきかを解説。あなたのビジネスマナーの客観的な判断目安に使える。
本書は「日本健康支援学会」の活動の一環として、「健康支援学」を専門職のみならず、できれば一般の方々にも理解していただくために編集されたものである。
人は仕事に対する厳しさの中で育つ。ぬるま湯で結果がでない場合、景気のせいにしたり、お客さまのサイフの紐が固いから仕方がないとグチる上司では、部下は育たない。厳しくすると、若い人は会社を辞めるのではないかと恐れる上司も多いが、むしろその逆で、今の若者は厳しく指導する熱血上司こそ歓迎する。現役社長が明かす叱り下手なリーダーへの手引き書。
本書は、介護の仕事の意義という基本から、資格を得るための方法、実際の業務の内容や、専門性をより発揮するための方策について、さらには資格を持ち実際に仕事をしている人の様子などもわかるように構成されており、興味を持ち始めた志望者だけでなく、実務経験者や、これから後進の指導にあたる人にも役立つ内容となっています。
ビジネスのうえでも、人づきあいのうえでも、気ばたらきのできる社員は、いい仕事をし、誰からも信頼され好かれるもの。たとえば、挨拶の仕方、名刺交換、電話の対応、接客、話し方・聞き方、ミスや失敗の処理、上司や部下とのつきあい方…などに、気ばたらきができるかどうかで大きな違いがあらわれる。どんな場面でも役に立つ、気ばたらきの“心”と“秘訣”を教える本。
本書では、十一年間の技術者派遣営業、技術者教育、そして、起業家育成講座等で接したベンチャー企業家の実態などを通して多くの人を見、その中で、どれほどコミュニケーション能力が必要か、また、その能力の差がいかに技術の差となるか、身をもって実感してきた著者が、若き技術者とその指導者のために、実例をもとにコミュニケーションの必要性、その基本のマナーについて考えた。
青木昌彦は、1980年代に形成された日本企業に関する新しい通説をJ企業論としてスマートに理論化した。本書は、小池和男の労働論、浅沼万里のサプライヤ・システム論に依拠したこの青木理論の批判を行い、日本企業論と日本経済論を再構築するとともに、さらに日本型経済システム・日本的経営のオールタナティヴな全体像を提示する。
知っておきたい敬語の基本がしっかり身につく。読みやすい事例で言葉に出してすぐ覚えられる。ビジネスシーン別に解説した実践ノウハウ。今日からでも役立つ知恵と工夫がいっぱい。
本書は、一般の人々が衣食住等をはじめとする日常生活における安全や職場の安全から、エネルギーや環境等社会の安全について、感覚的、情緒的にとらえるのではなく、ベネフィットだけではなくリスクもあるということを客観的、科学的に見る目を養うことができるよう、安全の基本や潜在危険、リスク等の考え方、安全に係わる基本的な知識をまとめたものである。
「仕事中、自分の携帯電話でも私用電話はダメ?」「介護休暇は親と同居していなくても取れる?」「会社から支給された事務用品を私用で使ったら?」-私たちの働く職場でも、日常の一挙手一投足はすべて“法”の網の目のなか。トラブルをまねかないためにも基本的なことは知っておきたい。本書ではそんな職場の法律問題をやさしく解説する。安心して働くために読みたい一冊。
仕事でのストレスの最大の原因は上司。モラルハラスメント先進国のヨーロッパから到着の上司に対する傾向と対策。
本書は、現在実用化されている不均一系触媒の中で、工業触媒として需要が大きな石油精製で使用される触媒を中心に、その開発の実際を紹介する。特に工業触媒の例として、著者が長年たずさわった流動接触分解装置(FCC)用触媒、重質油の直接脱硫用触媒を、また、大きな社会的影響を与えている環境触媒の例として選択的脱硝触媒、自動車用三元触媒を取り上げ、触媒の特性、触媒を実用化するうえで考慮すべき事項を平易に解説する。高性能な工業触媒反応プロセスを完成させるためには、触媒の開発と同時に反応プロセスの改良が必要であるので、この点についても触れている。また、最後に触媒反応工学の基礎を解説している。触媒を学ぶ学生、技術者にとって、格好の入門書である。