・2022年に進化人類学者としてノーベル生理学・医学賞を受賞したスヴァンテ・ペーボ博士が発展させた古代ゲノム学は、人類進化史の研究だけでなく、医学研究にも大きな影響を与え大躍進を遂げている。
・古代ゲノム解析は、過去の感染症の病原体の追跡に有用で、古代ゲノム学は病原体の起源や進化、疾患の発生と進行、伝播経路の理解に重要な示唆を与え、疾患リスクに関連するヒトの遺伝的要因の解明も期待される。
・本特集では、古代ゲノム学と医学研究の第一線で活躍されている専門家の方々に、近年の古代ゲノム研究の動向、古人骨ゲノムの解明、古代ゲノム学と感染症学・医療の最新の成果と現状について解説していただいく。
■古代ゲノム学と医学の交差点
・はじめに
・古代ゲノム学と進化医学
〔key word〕古代ゲノム、進化医学、疾患リスク変異、病原体ゲノム
・感染症学と古代ゲノム学の接点ーー古人骨研究の視点
〔key word〕古病理学、古人骨、感染症、古代ゲノム
・古代から現代へと受け継がれてきた生活習慣病遺伝子
〔key word〕生活習慣病、環境適応、ゲノム多型
・古代人ゲノムと皮膚色関連多型
〔key word〕皮膚色、一塩基多型(SNP)、ゲノムワイド関連解析(GWAS)、縄文人
・アルコール代謝関連遺伝子の多様性を現代人および古代人ゲノムから探る
〔key word〕1B型アルコール代謝遺伝子(ADH1B)、2型アルデヒド代謝遺伝子(ALDH2)、東アジア、自然選択
・古代人ゲノムからの表現型復元
〔key word〕古代ゲノム、表現型復元、適応
・狩猟採集から農耕への生業変化ーーそのダークサイドを考える
〔key word〕人口動態、農耕、トウモロコシ、トリプトファン、ビタミンB3(ナイアシン)
●TOPICS 麻酔科学
・手術中の筋弛緩モニターは術後肺炎を減らすための必須アイテム
●TOPICS 細菌学・ウイルス学
・バイオフィルムにおける黄色ブドウ球菌の薬剤耐性獲得
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(14)
・ヘビ咬傷のあれこれ:鑑別編2--ヤマカガシ、シマヘビ、ジムグリ
〔key word〕ヘビ咬傷、幼蛇、成蛇、ヤマカガシ、シマヘビ、ジムグリ
●連載 医療システムの質・効率・公正ーー医療経済学の新たな展開(6)
・インフォーマルケアと医療・介護の自己負担
〔key word〕インフォーマルケア、認知症介護、社会的コスト、自己負担
●FORUM 病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ーー感染症対策と建築7
●FORUM 後悔しない医学英語論文の投稿に向けてーーEditorの視点から(3)
・自身の論文の投稿先はどこにすればよいのか?
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・ブレイン・マシン・インターフェース(brain-machine interface: BMI)とは“脳と機械の間で直接信号をやりとりしてヒトの神経機能を代行、補完する技術"である。
・体内埋込を必要とする侵襲型のBMIはようやく治験が行われつつあるところで、臨床応用には時間がかかっている。企業の参入により、今後の加速が期待されるところである。
・非侵襲型のBMIは体内埋込が不要な分、一足先にリハビリテーション分野での治験が完了し、臨床応用にも目途が立った。
■ ブレイン・マシン・インターフェース(BMI) -臨床応用の展望
・はじめに
・ブレイン・マシン・インターフェースとニューロリハビリテーション
〔key word〕ニューロリハビリテーション、可塑性、運動学習、運動皮質、頭皮脳波
・非侵襲型BMIによるコミュニケーションと運動の補助
〔key word〕ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、非侵襲、脳波、環境制御、運動補助
・Decoded Neurofeedbackによる疼痛緩和
〔key word〕neural decoding(脳情報解読)、ニューロフィードバック、幻肢痛
・視覚脳情報解読の今とこれから
〔key word〕エンコーディング、デコーディング、深層学習、機械学習
・侵襲型BMI
〔key word〕ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、完全植込み、刺入型電極、皮質脳波電極
・網膜電気刺激による視覚再建
〔key word〕網膜電気刺激、人工網膜、phosphene
・人工神経接続の臨床応用
〔key word〕ブレイン・マシン・インターフェース、機能再建、歩行、脊髄損傷、脳卒中、人工神経接続
・ALS患者に対する体内埋込型BMIによる機能再建
〔key word〕機能再建、ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)、体内埋込、筋萎縮性側索硬化症(ALS)
●TOPICS
輸血学
・大量出血を止める! --クリオプレシピテートの臨床的意義
薬剤学
・自然界の毒を医療に応用する
脳神経外科学
・髄膜腫における遺伝子異常
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・15.サイトカインと抗サイトカイン療法
〔key word〕サイトカイン、抗体製剤、関節リウマチ、気管支喘息
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・11.金ナノ粒子自己組織化カプセルを用いたドラッグデリバリーシステムの開発
〔key word〕ドラッグデリバリーシステム(DDS)、ナノテクノロジー、金ナノ粒子、自己組織化、カプセル
●速報
・ウィズコロナ時代でも消化器がん検診は必要である
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築3
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・9.病跡学は実践に使えないのかーー?病跡学を“精神科医の趣味"とお考えの先生方に
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・現在、がんそのものを標的とするだけでなく、がんを取り囲む微小環境を標的とした治療法の開発が盛んに行われるようになってきている。
・近年、腫瘍組織に含まれる免疫細胞・間質細胞との相互作用や、細菌叢を含めた臓器連関などによる腫瘍増殖誘導機構が次々に解明されており、改めて腫瘍増殖におけるがん微小環境の重要性がクローズアップされている。
・本特集では、がん微小環境に関する最新の知見とその知見に基づいた治療法開発の現状と今後の展望について、技術的な面も含め、第一線で活躍されている専門家の方々に解説いただく。
■がん微小環境の統合的解明と治療への応用
・はじめに
・がん微小環境における制御性T細胞の新たな機能と治療標的としての可能性
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、がん免疫療法、新規標的治療の可能性
・自然免疫によるがん微小環境の制御
〔key word〕自然免疫、免疫制御、サイトカイン、炎症
・腸内細菌関連因子の肝移行による肝がん微小環境の変化
〔key word〕腸内細菌代謝物、デオキシコール酸(DCA)、リポタイコ酸(LTA)、短鎖脂肪酸
・腫瘍間質制御によりがん免疫療法の効果改善を目指す治療戦略
〔key word〕がん関連線維芽細胞(CAFs)、がん微小環境(TME)、がん免疫療法、マルチキナーゼ阻害薬
・臓器連関から紐解く腫瘍進展機構の解析
〔key word〕腫瘍進展、臓器連関、organ-on-a-chip(OOC)、生体模倣システム
・がん微小環境の再構築と薬剤スクリーニング
〔key word〕がん微小環境(TME)、三次元(3D)細胞培養、間質細胞、細胞外マトリックス(ECM)、薬剤スクリーニング
●TOPICS 薬剤学
・核酸・mRNAのドラッグデリバリーシステムと製剤化
●TOPICS 呼吸器内科学
・中皮腫における薬物治療の現況と今後の展望
●連載 臨床医のための微生物学講座(9)
・クラミジア
〔key word〕オウム病、肺炎クラミジア、クラミジア・トラコマチス
●連載 緩和医療のアップデート(4)
・進行性疾患患者の呼吸困難の緩和
〔key word〕呼吸困難、緩和ケア、薬物療法、非薬物療法
●FORUM 世界の食生活(17)(最終回)
・カラハリ砂漠に暮らす先住民サンの食
●FORUM 死を看取るーー死因究明の場にて(10)
・死亡診断2
●FORUM 数理で理解する発がん(10)
・進化論の基礎
●速報
・SLEなど自己免疫性疾患血清中に頻繁に検出されるリポ蛋白リパーゼの自己抗体検査法の問題点
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・形成外科分野では自家組織移植、自家細胞を用いた組織再生が実臨床として長年行われてきている。わが国ではじめて承認された細胞使用製品である自家培養表皮は600例以上の患者の皮膚再生に用いられている。
・また、脂肪細胞を併用した乳房再生、軟骨細胞を用いた耳介形成手術と、細胞を自家組織と組み合わせた組織再生も行われてきている。最近では、付属器まで含めた皮膚・皮下組織全体の再生も提唱されている。
・微小循環評価、ロボット手術など組織生着に必要な検査、手技も実臨床に基づいた評価が行われている。また、瘢痕・ケロイド治療、レーザー治療など、“きれいになおす”ためにはこれらすべての理解が必要である。
■ 形成外科の最前線
・はじめに
・細胞リプログラミングによる潰瘍面からの新規上皮化ーー高齢化社会における皮膚潰瘍治療のブレークスルーをめざして
〔key word〕リプログラミング、難治性潰瘍、上皮化、誘導重層【扁】平上皮前駆細胞(iSEPs)
・同種細胞を用いた皮膚再生
〔key word〕同種培養表皮、創傷治癒、熱傷、皮膚潰瘍
・自家培養軟骨による小耳症手術とその長期経過
〔key word〕培養軟骨、小耳症、長期経過
・脂肪注入による乳房再建と最近の進歩ーー皮弁再建との併用、鏡視下乳房切除後の再建、培養脂肪幹細胞の付加まで
〔key word〕乳房再建、脂肪注入、鏡視下乳房切除、培養脂肪幹細胞、遊離穿通枝皮弁
・Robot-assisted microsurgeryの最前線
〔key word〕マイクロサージャリー、ロボット支援手術(RAS)、ロボット支援マイクロサージャリー(RAM)
・光音響イメージングを用いた術前血管マッピング
〔key word〕光音響イメージング、皮弁、穿通枝、マッピング
・ケロイド・肥厚性瘢痕治療の最前線
〔key word〕ケロイド、肥厚性瘢痕、ステロイドテープ、レーザー治療、放射線治療
・レーザー治療の最前線
〔key word〕パルス色素レーザー(PDL)、Qスイッチレーザー(QSL)、脱毛レーザー、フラクショナルレーザー、ピコ秒レーザー
●TOPICS
臨床栄養学
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を防ぐ栄養学
消化器内科学
・肝疾患の病態形成・制御に寄与する細胞外小胞(extracellular vesicles)の役割
社会医学
・第15回タバコ病予防国際学会・学術総会Global Tobacco Free Summit:タバコゼロ社会の実現〜生命の源から見える現実と未来〜を主催して
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・12.内耳性難聴に対するiPS細胞創薬
〔key word〕内耳性難聴、iPS細胞創薬、推定最小有効濃度
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・5.制御性T細胞
〔key word〕制御性T細胞、エピゲノム、自己免疫疾患
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・はじめにーーバイオミメティクス総論
生物模倣
・1.新たな観察法としてのNanoSuit®法ーーウジ虫から学ぶ
〔key word〕NanoSuit【○R】、走査型電子顕微鏡(SEM)、Drosophila、導電性、ナノ薄膜
●フォーラム
医療社会学の冒険
・26.(最終回)医療問題における社会と個人
パリから見えるこの世界
・95.汎心論、それは物理主義を乗り越えることができるのか
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・心筋炎は、心臓の筋肉の炎症性疾患と広く定義される。一般にウイルス感染をきっかけとした自己免疫が本態であり、重症心不全をきたし、しばしば致命的であるが、発症頻度は低く、少し特殊な心疾患と認識されてきた。
・昨今、COVID-19急性心筋炎、それに関連した小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、さらにCOVID-19 mRNAワクチン関連心筋炎といった新たな疾患カテゴリーが次々と提唱され、心筋炎に対する関心は急速に高まった。
・本特集では、現在日本で行われている心筋炎の診断、治療に加え、病態メカニズム、特に病原体感染と免疫の関与に関する最新の知見を紹介し、今後の課題を明らかにする。
■ 心筋炎 ─医療と医学の最前線
・はじめに
・心筋炎・心膜炎の診断と病理
〔key word〕心筋炎、病理診断、リンパ球性心筋炎、好酸球性心筋炎、巨細胞性心筋炎、心膜炎
・ウイルス性心筋炎の病原ウイルス検索手法とその意義
〔key word〕心筋炎、ウイルス、polymerase chain reaction(PCR)、免疫組織化学、in situ hybridization
・心筋炎の薬物治療・非薬物治療
〔key word〕心筋炎、薬物治療、補助循環、免疫抑制療法、免疫調節療法
・慢性心筋炎と拡張型心筋症
〔key word〕慢性心筋炎、拡張型心筋症(DCM)、炎症性心筋症、CD3陽性Tリンパ球、リスク層別化
・心筋炎と免疫応答
〔key word〕心筋炎、免疫応答、T細胞、樹状細胞、ウイルス
・Onco-Cardiologyにおける心筋炎
〔key word〕腫瘍循環器、自己免疫、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、免疫関連有害事象(irAE)
・小児心筋炎とCOVID-19--MIS-C/PIMS
〔key word〕小児心筋炎、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)、ワクチン後心筋炎
・COVID-19ワクチン関連心筋炎
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、ワクチン、副反応、心筋炎、臨床像、病理組織
●TOPICS
消化器内科学
・潰瘍性大腸炎の診断に有用な新たな自己抗体マーカー
腎臓内科学
・宇宙旅行時の腎臓の役割ーー“うちゅうじん”の正体
●連載
バイオインフォマティクスの世界
・18.プレシジョン・メディシンII--がんゲノミクスの応用
〔key word〕精密医療、がん変異、プロテオゲノム、腫瘍マイクロバイオーム、人工知能(AI)
人工臓器の最前線
・6.呼吸不全に対する膜型人工肺(VV-ECMO)--withコロナの時代に向けて
〔key word〕ARDS、重症呼吸不全、ECMO、体外式模型人工肺
医療AI技術の現在と未来ーーできること・できそうなこと・できないこと
・はじめに
・1.医療へのレディオミクスAIの貢献
〔key word〕レディオミクス、治療法選択、悪性度予測、予後予測、医療AI
●フォーラム
グローバルヘルスの現場力
・3.グローバルヘルスにおけるジェンダー平等と女性のエンパワーメント
●書評
・書評『免疫学者のパリ心景 新しい「知のエティック」を求めて』
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・外国人診療を行ううえで最初の障壁になるのは外国語である。医療の専門教育について、どの程度英語を用いるべきかということは、一般教養としての英語教育とはまた異なった課題である。
・JCIのような国際的な病院機能評価システムや、JMIP、JIHのような外国人患者受け入れ体制に対する評価や推奨制度が広がりつつある。これは外国人患者が、より一層安心して医療を受けられるための仕組み作りである。
・本特集では現在、外国人患者受け入れのための体制づくりがどこまで進んでいるかと、医療スタッフの教育を含めた人的リソースの供給体制とを主眼におき、さらにスポーツ医学の観点からも執筆いただく。
■ 外国人診療
・はじめに
・外国人患者の受け入れとインバウンドの現状と体制
〔key word〕インバウンド、外国人患者、認証制度
・国際認証Joint Commission Internationalへの取り組みの価値
〔key word〕エビデンスに基づく病院管理、病院管理ツール、質改善のサイクル
・国際化に求められる体制整備ーー外国人診療における安全性と効率性の両立をめざして
〔key word〕外国人診療における安全性と効率性の両立、多様化する通訳方法とその選択、外国人診療サポート部署
・日本への渡航受診者の受け入れと日本の医療の国際展開
〔key word〕インバウンド、アウトバウンド、Medical Excellence JAPAN(MEJ)
・臨床現場で役立つ医学英語教育
〔key word〕医学英語、医学英語教育、医療面接、医療通訳
・スポーツと医療の国際化
〔key word〕海外渡航、国際競技大会、マスギャザリング、感染症、準備
●TOPICS
遺伝・ゲノム学
・C型肝炎治療後の肝発癌とTLL1遺伝子多型
循環器内科学
・安定冠動脈疾患に対する新たな治療概念: AFIRE研究
麻酔科学
・慢性術後痛を予防するために
●連載
老化研究の進歩
・17.サルコペニアの診断とメカニズム
〔key word〕サルコペニア診断、筋線維タイプ、筋サテライト細胞
再生医療はどこまで進んだか
・9.疾患特異的iPS細胞を用いた骨格系統疾患の病態解明から創薬
〔key word〕骨格系統疾患、分化誘導、病態再現、創薬
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・2.自然免疫が関与する炎症ーー自然炎症と自己炎症性疾患
●フォーラム
病院建築への誘いーー医療者と病院建築のかかわりを考える
・特別編ー感染症対策と建築1
・今、歯科診療所からーーCOVID-19の発生を受けて
・新型コロナウイルスの抗体検査を用いた松本歯科大学学生・教職員の疫学調査
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・損傷を受けたDNAは損傷の種類に応じた多様な仕組みにより適切に修復されなければならない。これらの仕組みに異常が生じると、がんや発生異常などのさまざまな疾患の原因となる。
・DNA損傷応答機構の研究の歴史は非常に古く、1960年代の後半には大腸菌においてDNAの組換えに必要な遺伝子が同定されている。その後もさまざまな種類のDNA損傷に対応する修復機構が同定されている。
・今後、DNA損傷応答機構への理解がさらに深まることで、がんや老化をはじめとするDNA不安定症に対する新たな予防・治療薬の開発につながるものと期待できる。
■ 多様な疾患の原因となるDNA損傷応答不全
・はじめに
・がん治療に伴うDNA損傷修復とシグナル伝達ーーDNA二本鎖切断の修復機構から免疫応答まで
〔key word〕DNA二本鎖切断(DSB)、DSBの修復経路選択、非相同末端連結(NHEJ)、相同組換え(HR)、がん免疫チェックポイント
・DNA二重鎖切断修復とゲノム安定性
〔key word〕DNA二重鎖切断(DSB)、非相同末端結合(NHEJ)、相同組換え(HR)
・眠りから覚めたSchlafen 11(SLFN11)--DNA障害型抗がん剤の真の効果予測バイオマーカーとなるか?
〔key word〕SLFN11、Precision medicine、効果予測バイオマーカー、DNA障害型抗がん剤
・ヌクレオチド除去修復の進行に必要とされるヒストン翻訳後修飾酵素の役割
〔key word〕ヌクレオチド除去修復(NER)、ヒストン翻訳後修飾、メチル化、アセチル化
・ファンコニ貧血の原因遺伝子群とクロスリンク修復経路ーー最近の研究展開
〔key word〕ファンコニ貧血(FA)、DNA損傷応答、DNA鎖間架橋(ICL)修復、複製ストレス
・マイクロRNA生合成因子DGCR8は転写と共役したヌクレオチド除去修復を制御するーーDGCR8-mediated UV response pathway
〔key word〕DNA修復、紫外線、マイクロRNA(miRNA)、ヌクレオチド除去修復(NER)
・BRCA遺伝子変異による臓器特異的な発がん
〔key word〕BRCA1/2、相同組換え修復(HRR)、乳がん、卵巣がん、臓器特異性
・DNA損傷応答による細胞老化と加齢性疾患
〔key word〕DNA損傷応答、senescence-associated secretary phenotype(SASP)、細胞老化、加齢性疾患
●TOPICS
社会医学
・生活道路の速度制限で交通弱者が守られる
臨床検査医学
・多発性骨髄腫治療薬「ダラツムマブ」使用時の効果判定検査の注意点
神経内科学
・アルツハイマー病の発症機序におけるTREM2の関与
●連載
再生医療はどこまで進んだか
・13.iPS細胞を用いた角膜疾患に対する再生医療
〔key word〕iPS細胞、角膜上皮幹細胞疲弊症、再生医療
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・6.PathogenicヘルパーT細胞と組織炎症
〔key word〕ヘルパーT(Th)細胞、サイトカイン、組織炎症
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・生物に学ぶ防汚材料1:ナメクジの粘液分泌に学んだ撥液・難付着材料ーーSelf-Lubricating Gels(SLUG)
〔key word〕ナメクジ、粘液分泌、撥液、難付着性、防汚、自己修復
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・1.はじめに
・特別寄稿:新型コロナウイルス感染症におけるIgGFc-binding proteinの役割(仮説)
世界で最も豊かな国の最貧困エリアとCOVID-19
・世界で最も豊かな国の最貧困エリアとCOVID-19--米国ニューメキシコ大学病院からの報告
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・日本における死因究明制度の不備が指摘されるようになり、政府として死因究明制度について議論されるようになった。
・千葉大学は法医学教育研究センターを設置するに至り、法病理学、法中毒学、法医画像診断学、臨床法医学、法歯科学、法遺伝学などのさまざまな分野を担う若手研究者が多く所属するようになっている。
・本特集は、主にそうした千葉大学に所属する30〜40代の比較的若手といえる研究者を中心に、日本の法医学の現状や課題を執筆してもらい、次世代における議論を喚起できればと考え編纂したものである。
■ 法医学の新たな展開
・はじめに
・死因究明における法医学の新たな展開ーー諸外国の制度と比較して
〔key word〕死因究明関連2法、調査法解剖、死因究明等推進基本法
・生きた人を診る法医学ーー臨床法医学
〔key word〕臨床法医学、診断書、児童虐待、臨床法医外来、記録
・子どもの死をいかに防ぐかーーチャイルドデスレビュー(CDR)における法医学の役割
〔key word〕チャイルドデスレビュー(CDR)、死亡診断書、死因、法医解剖、法医学
・死後画像も生体の画像もーー法医画像診断学の役割
〔key word〕死後画像診断、臨床法医画像診断、死後CT、死後MRI、児童虐待
・大地震・津波の教訓を生かすーー災害法医学の課題
〔key word〕災害、検視・検案、個人識別、DVI(disaster victim identification)、多数遺体取扱訓練
・法医学における薬物検査のあり方ーー裁判化学講座の復興をめざして
〔key word〕法中毒学、裁判化学、薬物検査、質量分析
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は何を問うたかーー感染症と法医学
〔key word〕新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、死因究明制度、感染症疫学、剖検事例レジストリー、公衆衛生学
・死者の情報をいかに社会に還元するかーー異状死体データベース
〔key word〕データベース、異状死、検案、法医解剖、チャイルドデスレビュー(CDR)
●TOPICS
神経精神医学
・ヒューマノイドロボットを用いた自閉スペクトラム症治療の可能性
腎臓内科学
・便秘薬による腎臓病の進行抑制と心血管疾患予防の可能性
細菌学・ウイルス学
・気道上皮組織でインフルエンザ感染を感知する病原体センサーMxAの発見
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・17.自己免疫疾患発症機構に迫るMHCクラスII分子の新たな機能ーー自己抗体の標的分子としてのミスフォールドタンパク質/HLAクラスII複合体
〔key word〕MHC、HLA、疾患感受性アレル、ミスフォールドタンパク質、Invariant chain分子
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・13.微視的ヘテロ力学場を用いた治療効果増強幹細胞の培養技術
〔key word〕間葉系幹細胞(MSC)、非一様力学場、非定住培養、細胞内部応力
●フォーラム
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・11.夏目漱石IV--過去への囚われ
●書評
・書評『遺伝/ゲノム看護』(有森直子・溝口満子 編著/井ノ上逸朗 医学監修)
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
栄養指導からベッドサイドまで、実践ですぐに役立つ、管理栄養士・栄養士のための英会話集!
●管理栄養士の業務においても、外国人と接したり海外論文を読んだりと、英語を使用する機会が増えている。本書は、英会話の基礎を、実臨床ですぐに役立てられる内容で構成した。
●電話応対や日常的な会話から、栄養指導・臨床栄養に必要な専門的内容まで、管理栄養士業務に特化した実践的な英会話テキスト!
【目次】
Chapter 1 電話応対の表現
Chapter 2 emailでの表現
Chapter 3 あいさつ・自己紹介
Chapter 4 聞き取れないとき、ゆっくり話してほしいときの表現
Chapter 5 食事内容の聞き取りをする際の表現
Chapter 6 数や量の表現
Chapter 7 時間の表現
Chapter 8 摂取できない食品について聞く表現
Chapter 9 アドバイスをする際の表現
Chapter 10 栄養素・サプリメントの表現
Chapter 11 料理のつくり方に関する表現
Chapter 12 食品の分類に関する表現
Chapter 13 サービングの表現
Chapter 14 運動
Chapter 15 シーン別実践例
・かつてはそれほど注目されていなかった“熱中症”だが、そういえば、いつから熱中症とよばれるようになったのか。筆者が学生のころには、熱射病や日射病という診断名で習った記憶もおぼろげながらある。
・今後、さらなる温暖化、高齢化、貧困化、孤立化による熱中症リスクが高まるなかで、夏期の気象の変化や熱中症の現状分析、的確な診断と有効な治療法について、最新の知見と見解をまとめていただく。
・今回の企画により、熱中症への理解が深まり、それぞれの立場で熱中症の予防・早期発見と発症時の適切な対策が進むことを切望する。
■ 熱中症に立ち向かう -予防と応急処置
・はじめに
・熱中症とは何かーーその病態・本質を知る
〔key word〕暑熱順化、非労作性熱中症、暑熱環境下
・熱中症と気象条件ーー暑熱環境と熱中症搬送者数の傾向
〔key word〕暑さ指数(WBGT)、熱中症、暑熱環境、温暖化
・熱中症の予防
〔key word〕熱中症、予防、水分補給
・熱中症の早期認識と応急処置
〔key word〕重症度分類、積極的冷却、水分補給
・労働者における熱中症
〔key word〕労働者、労作性熱中症、暑さ指数(WBGT)
・古典的熱中症(非労作性熱中症)への取り組み
〔key word〕古典的熱中症、低張性脱水、せん妄
・重症(III度)熱中症に対する集中治療
〔key word〕重症(III度)熱中症、体表冷却法、血管内体温管理療法(IVTM)
・夏期大規模イベントの成功に向けてーー危機管理から熱中症対策を考える
〔key word〕2020年東京オリンピック・パラリンピック、対象者、開催地、開催時間、行政機関、協働体制
・スポーツにおける最新の熱中症対策
〔key word〕運動パフォーマンス、暑熱対策、身体冷却、熱中症予防
●TOPICS
循環器内科学
・STOPDAPT-2: DES留置後のDAPTはいつまで継続すべきか
腎臓内科学
・Nrf2活性化による腎保護への期待
生化学・分子生物学
・腎変性“FSGS”の発症を抑制するTRPC6のカルシウム依存的不活性化機構(CDI)
●連載
老化研究の進歩
・15.フレイルの病態メカニズム
〔key word〕フレイル、身体的フレイル、サルコペニア、認知症
再生医療はどこまで進んだか
・7.iPS細胞を用いた心疾患に対する再生医療
〔key word〕心筋再生治療、iPS細胞由来心筋細胞シート、大量培養法、安全性確保
●速報
・自己フィブリン糊の凍結保存期間による影響ーーとくにトロンビン活性について
●フォーラム
パリから見えるこの世界
・93.COVID-19パンデミック、あるいは「前」と「後」を考える
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・IgG4関連疾患はわが国より発信された新しい疾患概念で、現在、全世界で多くの研究者が精力的に研究を進めている。自己免疫性膵炎とIgG4との関連、全身性病変との関連の発見が本疾患の疾患概念確立の端緒となった。
・IgG4関連疾患は諸臓器に分布し、全体像が明らかではないので詳細な疫学は不明である。自己免疫性膵炎の最新の疫学情報ならびにこれから推測されるIgG4関連疾患の疫学は本症の病態理解に大きく寄与すると考えられる。
・発生機序の解明に関して新規抗原の発見など進歩が著しい。また、精力的に自然免疫系の検討がされ、IgG4上昇機序などが明らかになってきた。これらが発生機序の全容解明への有力な道筋を示すことを期待したい。
■ IgG4関連疾患 -解明されてきた新たな病態
・はじめに
・IgG4関連疾患包括診断基準と国際IgG4-RD分類基準
〔key word〕IgG4関連疾患(IgG4-RD)、包括診断基準、Classification criteria
・全国調査からみた自己免疫性膵炎の現況
〔key word〕自己免疫性膵炎、IgG4関連疾患、膵外病変、ステロイド維持療法、再燃
・自己免疫性膵炎の長期経過
〔key word〕自己免疫性膵炎(AIP)、再燃、膵機能、慢性膵炎、悪性腫瘍
・IgG4関連腎臓病の長期経過
〔key word〕IgG4関連腎臓病、尿細管間質性腎炎(IgG4-TIN)、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎、補体
・IgG4関連涙腺・唾液腺炎の長期経過
〔key word〕IgG4関連涙腺・唾液腺炎(IgG4-DS)、シェーグレン症候群、唾液腺機能
・IgG4関連疾患ーー長期経過と画像所見
〔key word〕IgG4関連疾患、自己免疫性膵炎、長期経過、CT、MRI
・IgG4関連疾患の消退像ーー実症例に基づく病理学的考察
〔key word〕自己免疫性膵炎(AIP)、IgG4関連疾患、病理、消退
・IgG4関連疾患の長期経過における治療戦略
〔key word〕IgG4関連疾患(IgG4-RD)、ステロイド、維持療法
・IgG4関連疾患と免疫異常ーーとくに自然免疫系について
〔key word〕IgG4関連疾患、自己免疫性膵炎、自然免疫、腸内細菌叢、形質細胞様樹状細胞(pDCs)
●TOPICS
医用工学・医療情報学
・プロジェクションマッピング技術を応用した手術ガイドシステム“MIPS"の開発
免疫学
・FROUNTは免疫チェックポイント阻害薬の障壁となるがん促進マクロファージを制御するーー古い薬が新たながん免疫療法の扉を拓いた
脳神経外科学
・von Hippel-Lindau病の脳神経外科領域における最新知識
●連載
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・16.腸内細菌叢とマルチオミクス解析
〔key word〕腸内細菌、マルチオミクス解析、dysbiosis
バイオミメティクス(生体模倣技術)の医療への応用
・12.ムラサキイガイの接着官能基を利用した水中接着剤と表面機能材料
〔key word〕カテコール基、DOPA、接着、表面修飾
●フォーラム
・医師の働き方改革への患者の意識改革ーー示された応招義務への新たな見解
パリから見えるこの世界
・98.免疫の形而上学、あるいはスピノザと共に考える
天才の精神分析ーー病跡学(パトグラフィ)への誘い
・10.庄野潤三と暦時間ーー健康を考える病跡学
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
・免疫細胞は基本的に血液中を循環する細胞であり、標的に集積させたり、逐次補充することが可能である。免疫分野でもリプログラミングという言葉は最近よく使われるようになり、重要な研究要素となっている。
・免疫老化はさまざまな免疫細胞に現れるが、最もよく研究されているのはメモリーT細胞で、この存在比率や異常がヒトの寿命に大きく影響する。腫瘍免疫や感染免疫では“老化"に近い“疲弊"という現象が知られている。
・このような免疫老化やT細胞疲弊を解除する方法が見つかれば、がん治療のみならず健康寿命の延長におおいに貢献できるであろう。“免疫リプログラミング"や“細胞デザイン"はまさに今求められている研究テーマといえる。
■ 免疫リプログラミングと細胞デザイン 10月第1土曜特集
・はじめに
●CAR-T細胞のリプログラミング
・CAR-T細胞の遺伝子改変
〔key word〕T細胞疲弊、メモリーT細胞分化、on-target/off-tumor反応、サイトカイン放出症候群
・CAR-Treg(キメラ抗原受容体制御性T細胞)移入療法
〔key word〕CAR-Treg(キメラ抗原受容体制御性T細胞)、Treg移入療法、自己免疫疾患、移植片対宿主病(GvHD)
・CAR-T細胞療法における幹細胞性と疲弊
〔key word〕キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞療法、幹細胞性、T細胞疲弊
・新たなCAR-T細胞療法の標的
〔key word〕CAR-T細胞、分化抗原、翻訳後修飾、立体構造
・グリピカンー3を標的としたTCR-T細胞とCAR-T細胞ーーどちらが有望か?
〔key word〕グリピカンー3(GPC3)、がん特異的共通抗原、TCR-T細胞、CAR-T細胞、TCR+CAR-T細胞
●免疫代謝リプログラミング
・PD-1と免疫代謝リプログラミング
〔key word〕免疫代謝、PD-1、T細胞、メタボローム
・腫瘍微小環境の代謝制御による腫瘍免疫の向上
〔key word〕腫瘍微小環境、代謝競合、免疫疲弊、免疫代謝、メトホルミン
・マクロファージの代謝リプログラミング
〔key word〕マクロファージ、慢性炎症、不飽和脂肪酸、長鎖ノンコーディングRNA(lncRNA)
・代謝で免疫を制御するーー脂肪酸代謝による記憶T細胞への運命決定
〔key word〕免疫記憶、メタボリックリプログラミング、脂肪酸代謝、アセチルCoAカルボキシラーゼA(ACC1)、記憶T前駆細胞(MPEC)
●再生医療の応用による免疫リプログラミング
・iPS細胞を用いたT細胞リプログラミング
〔key word〕人工多能性幹細胞(iPS細胞)、iPS-T細胞、再生免疫療法、ゲノム編集
・iPS細胞を用いたNKT細胞再生と治療
〔key word〕iPS細胞、ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)、がん治療、GMPグレード
・iPS細胞由来の樹状細胞とマクロファージを用いた医療技術の開発
〔key word〕iPS細胞(人工多能性幹細胞)、樹状細胞、マクロファージ、免疫療法、疾患モデル
・ダイレクトリプログラミングによるミクログリアから神経細胞への誘導
〔key word〕ダイレクトリプログラミング、ミクログリア、iN細胞(induced neuronal cell)、脳梗塞、脊髄損傷
●免疫寛容誘導による免疫リプログラミング
・化合物によるTreg誘導
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、CDK8/19阻害薬、抗原特異的免疫抑制
・肝類洞内皮細胞と免疫寛容
〔key word〕肝臓、類洞内皮細胞、免疫寛容、移植
・経口免疫寛容の誘導による免疫制御
〔key word〕経口免疫寛容、粘膜免疫、アレルギー
・腸内細菌と免疫寛容および腫瘍免疫制御
〔key word〕腸内細菌、制御性T細胞(Treg)、免疫チェックポイント阻害薬
・組織Tregにおける免疫リプログラミング
〔key word〕制御性T細胞(Treg)、組織Treg、脳梗塞
●エピゲノムおよび転写制御による免疫リプログラミング
・DNAメチル化制御による制御性T細胞へのリプログラミング
〔key word〕自己免疫疾患、DNAメチル化、制御性T細胞(Treg)、DNA脱メチル化酵素
・T細胞の疲弊とその解除
〔key word〕メモリーT細胞、疲弊、NR4a、TOX、免疫チェックポイント阻害
・老化による免疫リプログラミング
〔key word〕免疫老化、胸腺退縮、chronic low-grade inflammation、記憶型T細胞、高齢者における免疫応答
・線維化を誘導するCD4+組織常在性記憶T細胞のエピジェネティクス
〔key word〕CD4+組織常在性記憶T細胞、線維化、ATAC-Seq、レギュローム
・T細胞老化のエピジェネティック制御
〔key word〕T細胞老化、代謝リプログラミング、エピジェネティクス
●新しいリプログラミング技術
・リシール細胞技術を用いた“細胞編集"
〔key word〕セミインタクト細胞、リシール細胞、細胞編集、病態モデル細胞
・光操作に基づくゲノムのリプログラミング技術の創出
〔key word〕光操作、Magnetシステム、CRISPR-Cas9システム
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
【内容紹介】
≪本誌の特長≫
◆リハビリテーション科医ほか関連各科の医師,理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など,リハビリテーションに携わる医師とスタッフのためのビジュアルで読みやすい専門誌!
◆リハビリテーション領域で扱う疾患・障害を斬新な切り口から深く掘り下げつつ,最新の知識・情報を紹介.臨床でのステップアップを実現する,多彩な特集テーマと連載ラインナップ!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集では,「腰痛のリハビリテーション」と題し,頻度の高い疾患でありながらも,その原因が不明で治療に難渋するケースも少なくない腰痛について,最新の知見や情報をもとに解説.
●スポーツと腰痛,小児の腰痛,腰痛とサルコペニア,腰痛とロコモティブシンドローム,腰痛における心理社会的因子の影響など,病態に応じた最適なリハビリテーションや運動療法の実施を実践的に紹介.
【目次】
特集 腰痛のリハビリテーション
TOPICS 脊髄損傷に対する自己骨髄間葉系幹細胞治療とリハビリテーション
新連載 脳神経内科領域の診療ガイドラインup date
巻頭カラー リハの現場で役立つ! 目で見る動作・歩行分析
ニューカマー リハ科専門医
こういう工夫でこんなに変わった! アドヒアランスやコンコーダンスを高めるリハビリテーション
急性期リハビリテーションの実際ーなにを,いつ,どのように
リハビリテーション医療における臨床倫理
筋電図を症例から学ぶ
運動器・末梢神経の診察テスト法
オーストラリアのリハの現場より
心に残ったできごとーリハビリテーション科の現場から
臨床経験
パリ五輪特集:北口榛花、単独インタビュー/塩尻和也/太田智樹/日本選手権10000mとT&Fシーズン展望/旅立ちの春:三浦龍司、村竹ラシッド、永原颯磨/セケラック・コーチインタビュー/全国高体連強化合宿&トレーニング/インターハイ路線特集/中学シーズン/箱根駅伝2025青学大“新”黄金時代へ/トレーニング/パワーポジション・跳躍編/
●パリ五輪特集!北口榛花インタビュー
塩尻和也、太田智樹 10000m特集
今夏に行われるパリ五輪。大きな注目を集める女子やり投世界女王の北口榛花(JAL)のインタビューをお届け。チェコで暮らし、五輪への思い、トレーニングなどを語る。また、パリ五輪選考会の日本選手権10000mを前に、塩尻和也(富士通)、太田智樹(トヨタ自動車)の声をお届けする。
●学生長距離 箱根王者・青学大を特集
“新”黄金時代へ!
学生長距離特集は箱根駅伝を制した青学大にフォーカス。原晋監督や田中悠登主将らへの取材で新チームの現状や展望、1年生への期待などをお伝え!好記録が続出したこの時期のトピックスもまとめた。
●高校生シーズン到来!
全国合宿&各地区見どころチェック
毎年恒例の全国高体連強化合宿では高校トップ選手のインタビューやトレーニングを紹介!いよいよ始まるインターハイ路線に向けて、各地区別の注目選手をピックアップした。連載のトレーニング企画も充実で自己ベスト更新のヒントが満載だ!
【パリ五輪イヤー開幕特集】
・北口榛花インタビュー
・塩尻和也、太田智樹
・日本選手権10000m展望
・T&F開幕 橋岡が標準突破
・2024年T&Fシーズン展望
・日本陸連強化委員会 座談会
【大会Review&特集】
・春に飛び立つアスリート
順大・永原颯磨、慶大、立命大ほか
三浦龍司、村竹ラシッド ほか
・デイヴィッド・セケラック(北口榛花・専任コーチ)インタビュー
・Rising Star Athlete
町 亮汰(新潟アルビレックスRC)
・JMCアワード
・世界クロスカントリー選手権
・東京六大学/全日本競歩能美大会/北陸実業団
【高校生特集】
・月陸イチ推しアスリート
落合晃(滋賀学園3滋賀)
・シーズン地区PREVIEW
・新年度リスト
・全国高体連強化合宿
SPECIAL CROSS TALK 男子200m
注目種目 男子八種競技
月陸の推しトレ「バウンディングのススメ」(福島千里先生)/「ペアで行う補強運動」(原田隆弘コーチ)
・有力選手ミニインタビュ
・中学シーズン開幕!!
・全中参加標準記録突破指定大会一覧
【学生長距離】
・Road to Hakone Ekiden 2025
青学大
・学生長距離トピックス
【トレーニング&技術】
・パワーポジションを考える。跳ぶ編
・トレーニング講座/トレーニング講座上級編/トレーニング講座中学編/Let's リクジョ 女性アスリート向上計画/Monthly自己新メシ
【海外情報】
・エマニュエル・ワニョニイ(ケニア)
・ワールドトピックス
・国際陸上競技評論
・THE SCENE 世界が震えたあの瞬間
【Topics】
・「世界挑戦」と「駅伝戴冠」を両立するトヨタ自動車陸上長距離部
・國學院大學 厳しいトレーニングを可能にするコンディショニングへのこだわり
・Team SEIKEI 2024 大阪成蹊大学 輝く未来へ探求の3年目開幕。
【好評連載】
・アスリート群像 大松由季(女子100mH)
・TEAM FILE
東海大諏訪高校(長野)/滝沢中学校(岩手)
・月陸コラム
木村文子 ハードルは笑顔で/アルビRC大野社長のスポーツビジネス論
・My Privacy
前田陽向(環太平洋大/男子800m)
・陸上つわもの列伝
・アメリカ大学スポーツの参考書
・レコードライブラリー
【情報コーナー】
・進学就職情報 中学トップ編
・NEWSフラッシュ
・インフォメーション
・げっかんカレンダー
・4団体情報(実業団・学連・高体連・中体連) ほか
≪本誌の特長≫
●次代を担う臨床検査技師のための総合臨床情報誌。
●臨床検査業務に即応した最新情報を、より幅広くより豊かにビジュアルな誌面で提供し、わかりやすく解説・紹介。定評ある基本技術の解説とともに、診療支援の強化やチーム医療への参加といった時代のニーズに応える知識・情報を豊富に掲載!
≪特集テーマの紹介≫
●本特集では、「外注施設でも知っておきたいホルター心電図の見方」です。ホルター心電図は日常の心電図変化をとらえ、適切な治療方針につなげることができる特長がある一方、解析に時間がかかり、苦手意識をもたれている方も少なくないようです。
●そこで本特集では、1章でホルター心電図の意義と現状について、2章で解析に際して必要な基本の知識を整理した後に、3章で実際の心電図の見方を解説いただきます。最後には、すぐに医師に報告すべき心電図症例を提示しています。明日からの臨床にお役立てください。
【目次】
1.ホルター心電図の意義と現状
2.おさえておきたいコツと注意点
2)誘導法の選択・電極装着
3)解析・レポート作成
3.実際に心電図を読んでみよう!
1)不整脈とアーチファクト
2)ペースメーカ植え込み後
【アトラス】すぐに医師に報告すべき心電図は?
■Editorial-今月のことば
NAFLDとMAFLD
■話題ーNEWS&TOPICS
検査室外業務へ向けた日臨技の取り組みー日臨技のチーム医療推進の取り組みについてー
コロナ禍における研修会の新しい形
『染色体遺伝子検査の品質保証のための指針 第3版』が発行に
■対比で読み解く 超音波画像と病理組織像
CASE20.肝転移の所見を丁寧に取る(後編)
■わかる!伝わる!エコーレポートの書き方
5.心エコー
■基礎講座シリーズ 骨・軟部腫瘍細胞診
3.軟部腫瘍2
安全で適切な貯血式自己血輸血を行うためにー臨床検査技師の役割ー
■FOCUS
ループスアンチコアグラント検査の標準化に向けて
HCCGの意義と重要性を考える
■臨床検査Q&A
SEP検査における波形の解釈について教えてください。
尿酸ナトリウム結晶やピロリン酸カルシウム結晶が小さい場合、量が少ない場合の同定のコツを教えてください。
■LABO LIFE-私の仕事・私の明日
自衛隊で働く
■L・Lの日常
・2019年のノーベル医学・生理学賞は、低酸素誘導因子ープロリン水酸化酵素(HIF-PH)の酸素感知および応答経路を解明したGregg Semenza、Peter Ratcliffe、William Kaelin Jr.が受賞した。
・酸素生物学は生命の最も基本的な原理に密接に関連するものであり、さらに虚血性心血管疾患、脳卒中、腎臓病から癌に至る、さまざまな疾患の病態生理にも重要であり、そのことが評価されノーベル賞の受賞対象となった。
・本特集では、酸素生物学およびHIFとその関連する問題について、各分野のトップランナーの先生方をお招きし、解説をしていただく。
■ HIFと疾患 -ノーベル賞受賞と将来展望
・はじめに
・酸素生物学の重要性と将来展望
〔key word〕酸素、低酸素環境、頸動脈小体、エリスロポエチン(Epo)、低酸素誘導因子(HIF)、プロリンヒドロキシ化酵素(PHD)
・ミトコンドリアの酸素代謝異常と疾患
〔key word〕低酸素誘導因子(HIF-1)、ミトコンドリア、活性酸素種(ROS)、リー症候群(LS)、プロポフォール注入症候群(PRIS)
・HIFシグナルと肺高血圧症
〔key word〕酸素、低酸素誘導因子(HIF)、肺高血圧症、血管リモデリング
・HIFs、PHDsと肝疾患
〔key word〕領域特異性、低酸素、アルコール性肝疾患、非アルコール性脂肪性肝疾患
・HIFと腎臓病
〔key word〕低酸素誘導因子(HIF)、プロリン水酸化酵素(PHD)、急性腎障害(AKI)、慢性腎臓病(CKD)、ロキサデュスタット
・がんにおける低酸素応答性転写因子HIF
〔key word〕低酸素誘導因子(HIF)、がん研究、がん遺伝子、がん抑制遺伝子
・臓器の低酸素状態の評価方法
〔key word〕低酸素、ニトロイミダゾール系化合物、Positron emission tomography(PET)、Blood oxygenation-level dependent(BOLD)-MRI、リン光寿命
・臨床応用が始まったHIF安定化薬
〔key word〕赤血球造血刺激薬(ESA)抵抗性、ロキサダスタット、ヘプシジン、MACE、炎症性貧血
●TOPICS
脳神経外科学
・覚醒下脳神経外科手術の進歩
循環器内科学
・奇異性脳梗塞再発予防を目的とした卵円孔開存に対するカテーテル治療
神経精神医学
・ギャンブル障害の診断と治療
●連載
老化研究の進歩
・16.カロリー制限による抗老化機構の解明とその制御物質の探索
〔key word〕カロリー制限、カロリー制限模倣物、スクリーニング、抗酸化、六君子湯
再生医療はどこまで進んだか
・8.iPS細胞臨床応用をめざしたゲノム編集による低抗原性iPS細胞の作製
〔key word〕CRISPR-Cas9、HLA、iPS細胞、移植、免疫拒絶、ゲノム編集
臨床医が知っておくべき最新の基礎免疫学
・はじめに
・1.免疫応答の仕組み:自然免疫と獲得免疫の連携
〔key word〕抗原、抗体、パターン認識レセプター、自己寛容、抗原提示
●フォーラム
・新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に有効な消毒法
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
《内容紹介》
【特集1:大学入学共通テスト 直前・当日 即効対策!】
・入試のプロがズバリ予想!
共通テスト2年目で変わるもの・変わらないもの
・共通テスト“直前&本番”得点強化講義
・共通テスト当日までの先輩ドキュメント
・共通テスト本番 試験時間を制する3つの対策
・試験当日のミス&トラブルはこうして防げ!
・試験直前の不安を解消!医師が伝える即効メソッド
・共通テスト 本番1か月前からの得点アップ術!
・共通テスト直前の“悩み”を解決! ベテラン先生のQ&A
・2022年最新版 共通テストの新型コロナウイルス対策
【特集2:共通テスト受験後! 自己採点→出願の極意】
・自己採点結果別 進路の先生 全力アドバイス
・2021年共通テスト 難関大合格者の得点分布
・共通テスト後を展望 国公立大2次出願はこう動く!?
・難関大合格者アンケート
国公立大学 中期・後期出願と出願の決め手を振り返る
・入試Topic! 2022年国公立大一般選抜/日程別&学部系統別募集人員早見表
【特別講義】
“個別試験+共通テスト”に出る!漢文頻出知識 集中講義
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《螢雪時代編集長コメント》
共通テストまで残り1か月。
しかし、「時間がない」と焦る必要はありません。
これからの1か月は、以前のそれとは違います。
これまでの努力が得点に一気に昇華する時期です。
無駄なく、効率的に、共通テストに特化した対策で
短期間で得点を最大化させましょう。
本特集では、そうした直前の取り組み方を解説します。
未知ゆえの共通テストへの不安もあるでしょう。
それを解消するべく、
試験当日の状況やミス防止策もお伝えします。
前回12月号でお伝えした共通テストの「出題予想」と併せて、
この1月号もぜひ参考にしてください。
そして、これまでの努力に自信をもって共通テストに臨み
目標点突破を実現していただきたいと思います。特集1:大学入学共通テスト直前・当日 即効対策!。 特集2:共通テスト受験後!自己採点→出願の極意
1.スーツにセンスはいらない
前ページで紹介したコリン・ファースが出演する映画『キングスマン』シリーズには
「Manners Maketh Man」(マナーが紳士を作る)という決めぜりふがあります。
これはビジネススーツの装い方にも通じる言葉。仕事においてスーツは社会性の象徴であり、
根幹をなすのは他者への敬意を表すための“マナー”。センスで着こなすファッションとは別物なのです。
マナーには当然、知るべきセオリーやルールがつきもの。しかし裏を返すと、それさえ心得れば
誰でも簡単に決まるということです。そのための基本を、本特集でおさらいしましょう。
2.セットアップのインナーにはリブ付きのものを
ネクタイをしない仕事着が当たり前になった昨今ですが、
何をどう合わせたらいいか、かえって頭を悩ませている人は
少なくないのでは? ここでは仕事にふさわしいセットアップスーツに
誰でも簡単に合わせられるインナーのテクニックを紹介します。
3.TOKYO TRAD 杉野遥亮 ストリート・スーチング
スーツをきちんと着ることは大事だけれど、
装うことの楽しみ、遊び心だって忘れずにいたい。
俳優・杉野遥亮が自由に着こなす、ストリート・スーチング。
4.得する! アイコンバッグ
アンダーステートメントを旨とする小誌にあって、唯一遊べるのがバッグ。
トラッドな装いに、ちょっと攻めたバッグを合わせるからこそ、遊び心や茶目っ気なるものが引き立つのというもの。
というわけで、ラグジュアリーブランドのアイコニックなモデルをピックアップ。
攻めたといっても、定番の柄や見慣れた形なので合わせやすく、流行に関係なく長く使えるのもうれしいところ。
一目置かれるような得するアイコンたちをそろえました。
5.「好印象ゴルファー」を作るウエア選び
ゴルフが紳士のスポーツたるゆえんがスコアの自己申告制であり、それが他のスポーツと異なる点です。
加えて、紳士的なマナーや礼儀、その装いも含めて、「好印象」であることは重要なファクター。
名門かカジュアルかのコースの違い、クライアントや友人など同伴者の違いによって、装いをアレンジしながら、
これ見よがしではないセンスのよさを表現できる、そんな好印象ゴルファーを目指しましょう。■スーツにセンスはいらない!必要なのは…。 ■誠意が伝わるビジネス上のお持たせ ■使えるファッショントレンド2022年春夏編 ■最新アイテムで好印象ゴルファーに
《内容紹介》
【第1特集:逆転は可能!難関大入試 勝者の対策】
・難関国公立大・私立大 合格をつかむ“最終”戦略&対策
・先生オリジナルの良問で論述解答指導!
・国公立大2次対策のポイント
逆転する人、される人の分かれ目は?
・難関大合格体験記 自己採点・出願→ゴールまでの道のり
・昨年受験した先輩が伝える
国立大学2次試験 前日・当日レポート!
・得点が伸びる「英作文問題」攻略ルール
・「数学」難問の“行き詰まり”突破法
・大学別・科目別 2次・個別試験の解法を先輩がレクチャー!
・いざ2次試験の地へ!受験旅行体験記
【第2特集:どうする?2次試験の後期日程・中期日程】
・進学校の先生が教える! 後期・中期・別日程の出願ポイント&対策
・国公立大 後期・中期 合格体験記
・後期・中期の募集比率が高い国公立大の学部・学科はここだ!
【入試Topic!】
・2022年共通テスト利用入試 共通テストの後に出願できる大学一覧
・国公立大&私立大一般選抜「地元で受験できる大学」一覧
・2022年共通テスト出願速報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
《編集長より受験生の皆さんへ》
いよいよ最後の関門、志望校の入試です。
共通テストの結果が良かった人・悪かった人
どちらの受験生も合否の結果はまだわかりません。
勝負の分かれ目は、個別試験にあります。
個別試験の配点比重が高い国公立大学であれば、なおさらです。
どの受験生も志望校の過去問演習を行うでしょう。
そこで差をつけるには、
「どこに伸びしろがあるのか」と自身の解答を分析し、
そこを改善して得点を伸ばしていくことが必要です。
そして、個別試験で求められる本質的な理解をさらに深めること。
こうすることで、これまでの得点の限界を超えて、
合格ラインを超えることができるのです。
本特集では、そのための解説を行います。
逆転は可能です。
最後まで自分を信じて、念願の合格を勝ち取りましょう!特集1:難関大2次・個別試験 勝者の対策。 特集2:どうする?2次試験の後期日程・中期日程。
Myojo 5月号のラインナップを紹介!
[表紙]美 少年
[ピンナップ]松田元太&松倉海斗/橋本 涼&井上瑞稀
[厚紙カード]この顔がスキ+未公開カット
[厚紙カレンダー]Snow Man/美 少年
[巻頭16P大特集!]新生活応援スタートBOOK
[連載6P!]なにわ男子写真館・大西流星
5月号は1冊まること新生活スタートダッシュ号。
巻頭の大特集では、Myojoに登場する人気アイドルたちが
自己紹介の極意や、第一印象がアップするヘアメイク術などを伝授します!
King & Princeは、こんな親友と出会いたい!と思わせるふたりのバディ力を検証。
SixTONESは、自らの経験を振り返りながらアオハル座談会を展開。
Snow Manは、メンバーの得意分野をいかした9時間の授業を行います。
なにわ男子は、7人の応援エピソードから元気をもらっちゃおう!
Travis Japanは、ヘアスタイルで大胆なイメチェンをしてくれました。
※表紙、ピンナップ、厚紙カード、厚紙カレンダーは、「Myojo 5月号増刊 ちっこいMyojo」と写真&デザインが異なります。