10代の全てをバンドに費やし、ティーンエイジ・ガールズ・バンドの先駆者となったホワイトベリーのベスト・アルバム。メガ・ヒット「夏祭り」はもちろん、お蔵入りしていた未発表音源も収録。
和製シンガー・ソングライターの始祖のひとりである西岡恭蔵。これは、細野晴臣とのコラボレーションをはじめ、70年代から音楽に対して常に意欲的だった彼のキャリアの集大成とも言える静かな自信を感じさせる傑作。第3世界での放浪の成果も見逃せない。
先頃のボニー・ジャックスに続いて、由紀さおりと安田祥子の姉妹が“日本の歌曲のスタンダード”と呼べる歌を抒情歌、ホーム・ソング、流行歌などから選んで歌っている。昔の大人の歌を再評価し、曲が本来持っている魅力を引き出すべく歌っている。
共同プロデュースにUnited Future Organizationを迎えているだけあって、音楽性のセンスは多彩かつ抜群で、マニアックながらも気持ち良い耳障りをキープ。マーキュリー時代5年間のベスト・セレクション盤、ってことは移籍ですか?
透明感と華麗なリズムに彩られた、ブラジル・テイストのサントラ。音楽は鬼才・沢田穣治(ショーロ・クラブ)が担当し、ゲスト・ヴォーカルにアン・サリー、比屋定篤子、ジョイスらが参加している。
26年間、48作に及ぶ『男はつらいよ』全作の音楽を手がけたのが山本直純。この膨大な音楽を、寅さんの音楽の旅というコンセプトでまとめたサントラ盤。これまで未収録の「寅さんの旅」や「柴又の人々」をめぐる音楽も収録。もちろん名場面を彩る名曲も。