1972年12月発表の2ndアルバム。前作よりもスタジオ・ミュージシャンが少なく、3人のアイディアでの演奏を多く収録。「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」など、初期RCの名トラックの数々を多数収録。
失業の身のアントニオは、自分の自転車を使う条件でポスター貼りの仕事にありついたが……。第二次大戦後の貧窮したイタリア社会を描く、ネオ・レアリズモが生んだ映画史上の傑作。アカデミー賞特別賞受賞作。
最高の音で楽しむために!
初めて手に入れたMTBのための完璧メンテナンスガイド!やっと手に入れた愛車に、いつまでも気持ちよく乗っていくための、超初心者からのメンテナンス指南書登場!ビギナーにもわかりやすいよう豊富に写真を使用し、今までの本では解説していなかった、本当に初歩的なことまで詳しく解説しています。
自転車で世界中を駆け巡る旅の実践マニュアル。
愛の復讐、婚約者の死、運命の男フランソワとの出会い、殺人、爆撃、戦火のパリからの脱出、官能の悦び、対独レジスタンス…。一人の奔放な美少女は、時代の激流に呑み込まれ、傷つき、叫びながら、“青い自転車”に乗って走る、そして風になる…。
1942年秋、20歳になったレアは、最愛の母に続き父も失なう。父の遺したモンチヤックのブドウ園の経営は行きづまり、生活も逼迫。レアは姉フランソワーズの出産のため、パリに行く。ゲシュタポの暗躍が激しいパリ。レアの友人でユダヤ人のザラーが逮捕され、アンリ・マルタン通り101番地の館で残酷な拷問を受ける。恐怖の影はボルドーにも忍びより、裏切り、密告でレアの親しい人達も次々と。そして、対独レジスタンスに身を投じたロランの妻カミーユも捕まる。パリで、ボルドーでレアは“青い自転車”に乗り、救出に手を尽くすが、自身も…。再びパリへ逃れるレアは、運命の男フランソワに抱かれ、束の間の悦楽に酔う。しかし、恐怖はさらに激しく牙を剥き、レアに襲いかかる…。
一九四四年。寒い冬が終わり、春を迎えてもモンチヤックは、暗く閉ざされていた。ゲシュタポより残忍なフランス民兵団がレアの周囲で暗躍。憎めない友ラファエル・マル、主治医ブランシャール医師に続き、元料理番の老女シドニーが襲われ、レアに「お逃げ…」という言葉を遺して死ぬ。いよいよレアの身に危険が迫り、シャルル坊やを連れたカミーユと共に転々と逃亡。カミーユは民兵団のフィオーらに捕まる。何とか救出され、連合軍のノルマンディー上陸が決定、レジスタンスの決起も目前の中、再びドイツ兵と民兵団がカミーユ母子を襲う。二人は激しい銃弾を浴び…。一方殺し合いで神に絶望したアドリヤン神父は、これ以上無益な拷問や殺人をやめさせるため、フィオーを殺す決意を固める…。そして八月、パリは解放されるが、あまりに多くの死を目撃したレアは赤十字に入る…。
情熱の都に散った、悲しいほど美しい毒の花。戦争が終わっても傷を負った人たちの悲しみは癒されない。ナチへの復讐を誓った友の狂気に巻き込まれ、レアは南米アルゼンチンへ。加速度を増すスリル!魂を撃つ、悲しみ。
南米アルゼンチンからの帰国の船中、レアは妊娠に気づく。そして故郷ボルドーでついに愛する男フランソワと結婚式を挙げる。しかし、友ザラーのナチ残党への復讐に手を貸し、目前で自殺されたレアの心の傷は深い。一方フランソワはフランスとの関係が悪化し、混乱が続くインドシナ・ヴェトナムに飛び、ホー・チ・ミンと接触せよ、という密命を大統領から受け、式の数日後旅立つ。レアは大戦後の復興が始まったパリに出るが、ザラーのいとこでナチ狩りを続ける男ザームエルと遭遇、なおナチ残党の暗躍を知り、さらにザームエルの惨死も目撃する。レアは不安を抱えながらも元気な男の子を出産。大好きだったおじと同じアドリヤンと名付ける。しかしレアにも再び残党が迫り、街中で銃撃され、フランスにいることが危険になる。行き先はフランソワのいるヴェトナムしかない…。レアはサイゴン行きの船に乗る。フランソワは苦難の旅を続け、海賊に襲われ、政情も激変。傷を負ったフランソワは灼熱の半島をさらに北へ、そしてレアは追う…。