歌う者の代弁者として作曲家・作詞家があるように、作曲者・作詞者の歌に託す思いを私たち聴くものも感じざるをえない。真琴氏の柔らかな歌唱による「白いうた青いうた」の調べをなぞり、詩を頭に描くとき、それは忘れていた「青い日々」を思い出させる。
6人組ヴォーカル&ダンス・ユニットの1stアルバム。既発シングル曲にColor時代のリメイク・ナンバーや新曲をコンパイル。スパニッシュからラテン調のものまで、グルーヴィーなダンス・チューンが満載。
哀しいまでのオカシ味が漂う高田渡の唄には、理由なく感激するひとたちがいる。'71年という時代に同時代人として生きていた、と実感させるのがこのアルバム。はっぴいえんど、加川良、遠藤賢司らが参加している。
(1)はゆったり進んで少しずつ高まり、各パートの絡み合いが面白い。(2)はレゲエのリズムを取り入れた曲だ。まったりしているようで、何気に勇気づける歌も面白い。ジャケットの紙質、味があって良し。2曲入り800円という体裁、シングルらしくて良し。★
アルフィーのメンバーとして活動する傍ら、ソロでも活躍が目立つ坂崎幸之助のラジオ番組企画CD第2弾。彼の音楽のルーツとも言えるフォーク・ソングを自らセレクトしたマニアックな1枚だ。
“「ラストチャンス」しか知らないよ”とか思っているあなた、一聴して、耳なじみのある曲が多いことに驚くでしょう。そして、色彩豊かなハーモニーに、頬がゆるむに違いありません。ちぢこまっていたハートが軽やかに唄い出す、たのもしくもさわやかなベスト。
ユニコーン結成20周年企画の一貫として、トリビュート盤や紙ジャケリリースに続いて、生産限定でBOXを再プレス決定!
当時、期間生産限定盤として発売しましたが、今もその需要が高く、再発売の声が高かった商品です
ユニコーンのヒストリー・ベストBOX。シングルやアルバムから選りすぐった2枚に、ソロ・ワーク集1枚、全ビデオ・クリップを網羅したDVD1枚を加えたマスト・アイテム!
高浪敬太郎プロデュース、仲村有紀(vo、po)、笠鳥高生(vo、g)のデュオ、サラダのファースト・フル・アルバム。力強いんだけどはかなげな2人の歌のかけ合いが無機的で不安な美しさを醸し出す。沖縄っぽいフレーズを盛り込んだ(1)は本当に名曲です。