「一流品をぶちこわす」「自分の目で見ること」「暮らしは流行ではない」…。戦後、『暮しの手帖』の名物編集長として、特異なジャーナリズム活動を行った花森安治。その全活動を、戦前から戦中、そして高度成長期に大衆消費財の氾濫に警告を発した「商品テスト」の敢行までを克明にたどる。第37回「日本エッセイスト・クラブ賞」受賞。
本書はトショウの自生する様子、実生・挿し木、取り木はもちろん、いろんなタイプの素材を創・改作し、その時々の作業を10数年にわたって記録したものである。
何がほんとうの幸せか、人はなんで生きるか、働くこと、愛すること、よろこび、孤独、祈り、救いなど、日々の生活に生かす聖書の知恵。
『はだかの王さま』『吉四六さん』など、おもわず笑ってしまうお話を全15作品収録。
『小人のくつや』『見るなのざしき』など、こわくてびっくりするお話を全15作品収録。
はじめてのエッセイ集。
今、相撲が面白い。相撲の頂点を駆ける男たち、若乃花、貴ノ花、若・貴兄弟の物語。子どもから大人まで。
『青い鳥』の作家メーテルリンクが綴る忍耐の博物誌。カエデのプロペラ、ミモザの戦慄き、セキショウモの悲劇、セージの愛の罠、ランの複雑な仕掛け…。花の図20余点収録。
同盟、裏切り、策略、駆け引き-ありとあらゆる手段を駆使して勝機を見出そうとした武将たちの悪戦苦闘。綿密な計算で天下を取った男、死んでも悔やみ切れない失策をした武将などなど、歴史を動かした傑物たちの血と汗がここにある。
ここは、おいしいものたちがとまりにくる冷蔵庫ホテル。ぞうのはなちゃんは、どうして、こんなところにきたのでしょう。ジンジンジンジン…、遠くのほうで音がします。はなちゃんは、ねむい目をこすって、まわりをみました。暗くてよくみえません…。小学校初級以上向。
本書は仏陀の言魂でつづられた書である。ある章には、仏典さながらの、仏陀の獅子吼があり、また別の章には、人類史上空前の悟りが展開されている。
「遊びの塾」にあつまる小学生たちの友情、冒険、そして心懐しい物語。