本書は、山野草の自生地の環境に学び、わが家の庭で魅力を誰でも失敗なく楽しめるよう、勘所をわかりやすく紹介したもの。
光り輝く英傑宗麟が「国くずしの大砲」を先頭に九州の大半を制圧すると、なぜか一転、王国崩壊につながる「国くずしの愚挙」を重ねはじめる。離縁の命令をはねつけ、強圧を押し返して、決然と妻の砦を守り抜く火の女のたたかい-。使命観を喪失した現代の夫と妻に問う。
あなたは“犯人探し”をしようとしていませんか?不登校、過食・拒食症、家庭内暴力など、子どもの問題行動を解決するのに、問題を作った犯人を突き止めてみても始まらない。家族をシステムとして捉え、そのシステムをちょっと変えてやれば…。わが国の児童相談機関における家族療法のパイオニアが、数々の事例にそって導く解決策は因果論のくびきを脱して、まさしく目からウロコの世界。
バラが葡萄の病気を見張ってくれる?葡萄畑に、ワインをおいしくするこんな秘密や工夫があるなんて!楽しく味わい深いワインの身のうえ話。
この物語は、一郎君がつってきたフナをおかあさんやおねえさんがきたないといって食べようとしないことからはじまります。そして水質検査やプランクトンの養殖と進み、さらに枝を伸ばして農薬会社の研究室を見学するまでに発展していきます。
しりたがりやの魚の子スイスイは、ある日、さんばしから、おいしそうなものがたれているのを見つけました。ぱくっと食いついたとたん…スイスイは、水のない世界に釣りあげられてしまったのです!スイスイを釣ったちいさな男の子トーマスは、よろこんでスイスイをつれてかえりました。ところがその晩、トーマスのへやに、世にもふしぎなお客さまがやってきました…。世界中で何世代にもわたって愛されてきた、楽しい絵本です。
「水と油」は昔から仲の悪い間柄をさす代名詞でしたが、現在ではこの水と油を仲良くさせてできている製品が日常生活に欠かせないものとなっています。その仲介者の役割をする「界面活性剤」について、暮しの中の「界面」の存在からはじめて、種類、成り立ち、その奇妙な性質などを明らかにしました。また応用面では、化粧品や食品、洗剤など、界面活性剤を利用した製品の人知れぬ涙ぐましい活躍ぶりを紹介します。
一対の壺と皿を発端に、やがて発見されていく一連の青い波濤模様のやきもの。清朝末、そして日中戦争時に、激しく生きた男女の物語を綾おりにして、現代に脈うつ人間の運命を描く感動の恋愛小説。他に短篇五作収録。