西方の名も知れぬ神であった八幡神は、大仏建立を契機に突如入京し、仏と日本の神々をつなぐ新しい国家神となった。その後も、道鏡事件、空海・最澄の新仏教、承平・天慶の乱の平定、摂関政治の確立と、その時代時代の政治や宗教政策に深く関与し変身を遂げてきた。まさに「時を生きる国家神」であった。本書は、その八幡神の謎に迫る。
改訂版では新しい特徴を盛り込んだ。-自己観察をさらに容易かつ直感的に理解できるようにするための、チャートシステムの改善。新しいマスターチャートの追加。その中には避妊、妊娠、更年期を対象としたものが含まれる。妊娠を妨げる原因についての最新の発見と、最新のハイテク不妊治療に関する内容の大幅な加筆。今日最もよく処方される、数多くの受胎能薬について要約した、読みやすいボックス欄。医師や他の専門家を対象とした切り取り用の補遺。この補遺はこうした人々にFAMの基本原理を簡潔に紹介し、それが婦人科の症状を抱えた患者の多くを診察し、治療する際に重要であることを説明する。本版に併せて設計された、新しいTCOYFソフト。自己観察法を歴史的に位置づけるために書かれたエピローグ。ここでは過去における多くの女性健康運動と、将来の生殖医療において不可欠なハイテク技術の拡大と、自己観察法との関係を明らかにする。
おとうさんとおかあさんと、七海と大地のちいさなはたけ。みんなのちいさなはたけにも、まぶしいみどりの夏がきた。
「お花が好き。描いてみたいけれど絵は苦手だし」と、思っていらっしゃる方のための本。花の色や特徴、どんなところで、いつごろ見られるかなどの説明をつけておいた。また、色をつける道具についても、何をどう使っていいのかわからない方のために、道具(描画材)の種類や、基礎的な使い方の説明をつけた。
売上げとは、単に「客数×客単価」ではない。売上げ=顧客数×購入頻度×一客点数×一点単価-こう、売上げを因数分解することにより、売上げをコントロールすることが可能となる。豊富な事例をもとに、リレーションシップ・シナリオのつくり方、マーケティング・コントロール、LTVを実現する顧客学習とグッドチョイスなど「売れる仕組み」をわかりやすく説く。
近所の××さんは、その火事の最中に写真を撮った。後で見てみると、燃えている工場のなかに人がいたとか。どうもそれが、犠牲者という意味では、ないらしい。犠牲者でもないのに燃え盛る火のなかに「何か」がいるとしたら-それは何だというのか。…考えたくない-「いる話」「出る話」を満載!得体の知れない“人”を乗せてしまった運転手の話、心霊写真を受け取ってしまった女性の話など、本当にあった恐怖譚を収録。
人生で起こることにはすべて意味があります。大切な人と別れる前に読む本。
男であることを隠して舞妓をはじめた美希也だが、週末だけの舞妓「千代菊」の生活にもすっかり馴染んでいた。そんなとき、楡崎と約束してしまった温泉旅行の話が復活。楡崎は祇園のVIPだから断ることは無理、かといって宿泊するとなればあのセクハラ男のことだ。何をするかは予想がつく…。波乱の嵐山温泉の顛末は?そして思いがけず楡崎の会社の大問題に関わった千代菊はー。
「お母さんの育て方が悪い」「問題のある子」と誤解しないで。ぐずり、チック、泣きわめき、かむ、おもらし、くせ、わがまま、登園・登校をいやがる…「なぜ?」と理解に苦しむこどもの行動にはかならず理由があります。NHKラジオ「子どもの心相談」アドバイザーが贈る16編。
マニュアル化された現代の精神医学は「こころ」を身体メカニズムの一種ととらえ、正常と異常の境界線をひいてゆく。これに対して本書は、「こころ」の病はけっして「異常」ではなく、人間の「こころ」の本質の、ある現われとして把握する。こうした立場から本書は、統合失調症、自閉症、不登校という三つの「ふしぎ」を取り上げ、「個的」でありながら「共同的」でもある「こころ」の本質に迫ってゆく。私たちの「こころ」を根本から考え直す上で示唆に富む、人間学的精神医学の試みである。