こんなエッセイ集を、今まで誰も、読んだことも見たこともないはず。伊集院光がメールマガジン用に書いた、たくさんのエッセイの中から爆笑!感動!鳥肌!話を厳選ピックアップ。さらに今回、文庫化にあたって伊集院光撮影の“謎の写真コレクション”を特別に大公開。
50時間起きて20時間眠る特殊体質のメイジ。草食系でのんびりした性格に反し、15年前、父親を殺されたというハードな過去の持ち主。現在はゲームプランナーをしつつ、体質を活かした“監視”のバイトをしている。だが、そのバイトのせいで二億円を拾ってしまい、裏金融世界の魔手に狙われる羽目に。メイジは戸惑いながらも知恵と友情を武器に立ち向かうが、この利とも枷ともなる体質が驚愕の事態を招く。
折る過程も楽しい!きれいで、不思議な折り紙。大好評の前作に続く、待望の第2弾。
庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は…隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり…。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。第15回講談社エッセイ賞。
『連れてこい。俺の花嫁を、ここへ』少女の前に開かれた世界は、生まれたときから既に欲望と憎悪で塗り固められていた。「鬼の花嫁」の刻印を持つ少女「神無」は、16歳の誕生日に美しくも冷酷な鬼、「華鬼」のもとへ嫁ぐよう告げられる。なかば連れ去られるように向かったその先には、多くの鬼とその花嫁たちが生活する学園があった。鬼や花嫁たちの嫉妬が渦巻き、奸計がはりめぐらされるその学園で、神無は更なる地獄をみる。彼女に害をなそうとする鬼、命をかけて護る鬼、そして、彼女を疎ましく思う華鬼。さまざまな想いが交じりあう中、華鬼の残酷なまなざしの奥にひそむ苦しさを感じ取った神無は、知らず知らずのうちに彼に惹かれていくが…。
ネコの笑顔を見たことがありますか?嫌われものの元ノラと、動物と暮らしたことがないわたし。何もかもはじめてのおひとりと一匹が、少しずつ心を近づけていきました。大人気ブログの書籍化。
2007年春までに北半球から四分の一のハチが消えた。巣箱という巣箱を開けても働きバチはいない。残されたのは女王バチとそして大量のハチミツ。その謎の集団死は、やがて果実の受粉を移動養蜂にたよる農業に大打撃をあたえていく。携帯電話の電磁波?謎のウイルス?農薬?科学者たちの必死の原因追及のはてにみえてきたのは。
はじめて恋を失って、はじめて本気で好きだったのだと気づいたー。有川浩、朝倉かすみ、梨屋アリエ、石原まこちん、吉野万理子、紺野キリフキ、宮木あや子ら七人の人気作家たちが、人生はじめての大切な失恋を綴った小説アンソロジー。終わった恋、始まらなかった恋、始めてはいけなかった恋…七人七色の失恋のカタチ。はじめての失恋には、恋愛のすべてがつまっている。
イタリアンレストランのオーナー町田純一。経営がうまくいかない彼は、妻と娘にも見限られていた。レストランを売り払うために向かったロスへのフライトで、運よくファーストクラスにアップグレードした彼が席に着くと、隣に居合わせたのは謎の紳士・西園寺だった。町田に興味を持った西園寺は、彼に一夜かぎりの「ドラッカー会計の授業」を始めるー。
2010年のNHK『紅白歌合戦』に出場の植村花菜によるヒット・ソング「トイレの神様」を、人気絵本作家、とりごえまりのイラストを使用したアニメーションDVD付きでシングル・カット。DVDの音源では押尾コータローが参加。
⇒「トイレの神様」収録、アルバム『わたしのかけらたち』はこちら
その昔、イギリス中の美術品や金品を上流階級から盗み、現場には“saint”と刺繍された手袋を片方残すのみで決して捕まらなかった世紀の大泥棒。そんな「泥棒紳士」が実は日本に帰化して、ここ花咲小路商店街に隠居中なのですーダンディなご隠居が、手腕を活かして商店街の事件を解決。じんわり心温まるエンターテインメント。
R&B界不動の歌姫BENIの初のカヴァー・アルバム。「桜坂(福山雅治)」「瞳をとじて(平井堅)」「ロビンソン(スピッツ)」「TRUE LOVE(藤井フミヤ)」「奏(スキマスイッチ)」など、邦楽男性アーティストの永遠の名曲たちを全編英語詩でカヴァー。BENIの柔らかな歌声とネイティブな発音が心に優しく響く一枚。