公園で、ホームレスの女性が殺害された。犯人も殺された理由も、不明。仕事も人生もうまくいかず、ひとり寂しく暮らす女性が、その事件に感じた「縁」。人から人へ、糸をたどり、少しずつ「真実」へ近づいていく。まるで被害者に、導かれるように。だがー。気づいたときには、もう遅い。仕掛けられた「罠」に、あなたはすでに呑み込まれている!#さっちゃんはあなただったかもしれない。
学問好きの娘は家門の恥という風潮の根強かった明治初期、遠くけわしい医学の道を志す一人の女性がいたー日本最初の女医、荻野吟子。夫からうつされた業病を異性に診察される屈辱に耐えかねた彼女は、同じ苦しみにあえぐ女性を救うべく、さまざまの偏見と障害を乗りこえて医師の資格を得、社会運動にも参画した。血と汗にまみれ、必死に生きるその波瀾の生涯を克明に追う長編。
地雷ではなく花をください…。今、地球上に1億1000万個の地雷が埋められ、1日に約70人が犠牲になっています。こんな恐ろしい兵器を取り除き、かわりに花を植えることができたらどんなにすばらしいことでしょう。本当の平和を取り戻すために…。“地雷”撤去キャンペーン絵本。
海産物の宝庫である蝦夷地からの商品の需要はかぎりなくあった。そこへは千石積の巨船が日本海の荒波を蹴たてて往き来している。海運の花形であるこの北前船には莫大な金がかかり、船頭にすぎぬ嘉兵衛の手の届くものではない。が、彼はようやく一艘の船を得た、永年の夢をとげるには、あまりに小さく、古船でありすぎたが…。
王朝末期の荒廃した都を舞台に展開する凄惨な人間絵巻「羅生門」、師漱石も賞賛した、長い鼻を持つ禅智内供の内心の葛藤「鼻」、芋粥に異常な執着を持つ男「芋粥」、女をめぐる盗賊の兄弟の確執「偸盗」。いずれも『今昔物語』『宇治拾遺物語』などに素材を得たもので、芥川王朝物の第一冊として編集。
ことばの意味も少しずつわかり、理解力は急激に伸びています。「本を見る」「本を聞く」楽しさは、やっぱり読み聞かせ体験から。いっぱい読んで、お話ししましょう。
面接・プレゼンで光る!スピーチに応用できる!「話す力」が身につく!「人をひきつける」ためのテクニック&トレーニング。
荒井由実、松任谷由実の350曲を超える膨大なライブラリーの中から、「四季」をテーマに選曲したベストアルバム。第一弾として、「春夏撰曲集」をリリース。収録曲として「卒業写真」「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」、「カンナ8号線」「Hello. my friend」などのヒット曲をはじめ、「最後の春休み」、「晩夏(ひとりの季節)」など、今なお時代を超えて愛され続ける隠れた名曲の数々を含む全32曲を収録。
本書では、全国規模のアンケート調査と50人のキャバクラ嬢およびその予備軍へのインタビューを通して、現代日本の女子たちの意識に迫りたい。いわば、これは下流社会の事例研究である。