それぞれの季節のなかで、こどもたちのできごとを、やさしく、たのしく、ちょっぴりかなしく、そしてユーモラスにつづった、ちいさな童話集です。どれもみじかいおはなしだから、ぽっちりのじかんでよめます。おやすみまえのひととき、おかあさんとごいっしょうに。5才〜小学校低学年向。
それぞの季節のなかでの、こどもたちのできごとを、やさしく、たのしく、ちょっぴりかなしく、そしてユーモラスにつづった、ちいさな童話集です。どれもみじかいおはなしだから、ぽっちりのじかんでよめます。おやすみまえのひととき、おかあさんとごいっしょに。5才〜小学校低学年向。
ケンは4年生の夏休みにもと船長さんと知りあい、だいじな宝物にまつわるお話をきくことになります。それは、七つの海をかけめぐっての、おかしくて、ちょっぴりさびしいお話の数々でした!-2人の友情は、静かにつよまっていきます。小学校中級から。
“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生き物の仕種や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に描くユーモア・エッセイ。
モノとカネがあふれる世界一の金持ち国・日本。だが一方では、環境破壊、過労死、受験競争、老後の不安など深刻な現象にこと欠かず、国民にはゆとりも豊かさの実感もない。日本は豊かさへの道を踏みまちがえた、と考える著者が、西ドイツでの在住体験と対比させながら、日本人の生活のあり方を点検し、真に豊かな社会への道をさぐる。
童謡に一時代を画した作詩家の生涯の書。
全世界から巨富を集め、繁栄の限りをつくしたローマ帝国。食卓をにぎわす珍鳥・珍魚、文学に、スポーツに進出する「自由な女」、文化となった愛欲ー。「永遠」をうたわれた巨大文明の興亡の中に現代の超大国・日本の姿を透し見る。
自然破壊、核の脅威など人類が直面している課題に対して、教育は有効な営みとなっているのだろうか。地球上に美しい水や空気を取り戻し、虫や獣とも共存できる生き方を実現するために、教育に何ができるのか。子どもと若者の未来に強い関心を抱く著者が、祖先からの子育ての知恵をも振り返りつつ現代における教育の意味と役割を問い直す。
世に“萩原治皇”とも弥せられ、『花園院宸記』をはじめ、多くの文筆を遺された花園天皇は、歴代きっての文化人であった。持明院統の出身で早く位を大覚寺統の後醍醐天皇に譲られたが、南朝側に対する理解もまた深かった。本書は宮廷史・官制史に独自の学風をもつ著者が当時の宮廷の中にいきいきと天皇の生涯を描き出した。
「たんじょう日は、シチューでチュー」チューリップが、うたいます。さあ、こまったさんのすてきなたんじょう日の、はじまりはじまり。
顧客と市場が経済活動を主導する時代が到来しつつある。航空運輸、自動車、半導体、金融サービスといった分野で、賢い消費者と新たな競走相手が、旧態依然とした企業に圧力を加えている。市場が先導するこの転換期に対処するには、組織・機構の変革が、つまり「顧客本位の企業」につくり替えることが必要だ。現場から隔絶した、統制的な上意下達のリーダーシップでは、企業は生き残れない。
この本では、衝撃波が単なる流体力学の特異現象ではなくて、科学、工学、医学、産業に幅広く関係していることを示し、また、潜在的な応用の可能性を秘めていることを示そうとしています。