もりのなかのちいさないえに、のねずみのかぞくがすんでいます。がんばりやのすえっこチロは、まいにち、なにをしているのかな。
地雷ではなく花をください…。今、地球上に1億1000万個の地雷が埋められ、1日に約70人が犠牲になっています。こんな恐ろしい兵器を取り除き、かわりに花を植えることができたらどんなにすばらしいことでしょう。本当の平和を取り戻すために…。“地雷”撤去キャンペーン絵本。
「フランス料理の王様ポ・ト・フ」「食卓のおしゃべりとタブー」「うまいぶどう酒はいい女に似ている」など、フランス在住の著者が綴る美食の国の伝統の味。パリ生活の楽しいエピソードを交え、“暮らしの芸術”としての家庭料理の魅力を語りつくす。
鼻の再建手技をほぼ網羅しており、形成外科のみならず耳鼻咽喉科にも大いに役立つ書となっている。各症例における手術手技を、豊富な写真とシェーマにより、詳細にかつ分かりやすく解説しており、初心者からベテランまで幅広く活用できるようになっている。
本書は大学1年の理工系学生を対象とした力学の教科書である。内容はニュートン力学に制限した。
庭木の姿を良くし、花や実を思いどおりに楽しむための、プロが教えるテクニック集。
いまや日本人は自分たちを「無宗教」と規定してなんら怪しむことがない。しかしほんとうに無宗教なのだろうか?日本人には神仏とともに生きた長い伝統がある。それなのになぜ「無宗教」を標榜し、特定宗派を怖れるのか?著者は民族の心性の歴史にその由来を尋ね、また近代化の過程にその理由を探る。そして、現代の日本人にあらためて宗教の意味を問いかける。
本書には、都会の生活が失った素朴な豊かさが、アメリカ人の心の故郷、ニューイングランドの四季を背景に、美しい写真とターシャ自身の言葉で綴られています。
21世紀を解く最大のキーワード「複雑系」。生命、自然、物質、社会、経済。あらゆる事象を取りこみ展開していく新たな「知」のパラダイムとは。最先端科学の現場にあなたを誘う恰好の入門書。
九州の片田舎の貧農の家に生まれ、努力をかさねて海軍兵学校に入校、時代の荒波に呑まれ翻弄されつつも幾多の海戦に赴いた大海軍の異才が綴る帝国海軍こぼれ話ー昭和の平和の時から日華事変、そして空母「翔鶴」運用長として猛火と戦った太平洋戦争、戦後の時代へと到るまで海軍生活二十五年の秘話を語る。
本書は大学における微分積分学の教科書である。主として理系の学生向きに書いているが、文系学生や数学に興味を持つ社会人にも十分理解できるように説明してあるので、自習書、参考書としても役立つ。理論に偏することなく、微分積分学の大きな特徴である「巧みな」計算法、「面白い」実例、「役に立つ」応用にも十分配慮し、代表的なものはほとんど書き入れた。
二十一世紀に生きる人びとへの思いをこめて伝える、「歴史から学んだ人間の生き方の基本的なことども」。山片蟠桃や緒方洪庵の美しい生涯、井筒俊彦氏・開高健氏の思想と文学、「華厳をめぐる話」など十六の文集。新たに井筒俊彦氏との対談「二十世紀末の闇と光」を収録。
わたしは誰ー?6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか…。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。