野や山で、季節の移り変わりを敏感に感じ、きらきら輝く新芽を伸ばして生長する山野草。葉の展開から開花、やがては実を宿し、静かに休眠します。山野草から四季を感じられるのは、美しい自然に包まれた日本ならではの喜び。可憐な山野草を楽しみましょう。
花人中川幸夫が自ら撮影したいけばな写真は今日的な静物写真表現としても傑出している。花器という概念をこえたガラス作品、奔放に筆を揮った書。孤高の表現者中川幸夫の創造の世界を横断する。2005-06年の宮城県美術館・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館カタログを書籍化。