初演管楽合奏版『王宮の花火』の、ピノックの爽快な演奏
ヘンデル:水上の音楽&王宮の花火の音楽
『水上の音楽』はクリュサンダー版による演奏で、若々しい覇気に満ちた感興溢れており、『王宮の花火の音楽』は戦争終結を祝う花火大会のために作曲され、大規模な軍楽隊によって初演された作品です。ヘンデルは後に管楽器を減らし弦楽合奏を加えた版を出版、今日ではその管弦楽編曲版で演奏するのが通例となっていますが、このアルバムに収められた演奏は初演時の管楽合奏版によるもの。オリジナル楽器の名手55名による大編成の吹奏楽団が初演を彷彿とさせる輝かしい演奏を繰り広げ、祝典的な雰囲気を見事に再現しており、どの曲もまさにピノックの独壇場といった演奏です。(IMS)
【収録情報】
ヘンデル:
・水上の音楽(*)
・王宮の花火の音楽(1749年初演管楽合奏版)
・協奏曲ヘ長調 HWV.331/336
・二重協奏曲ニ長調HWV.335a
・トリオ・ソナタ第4番ト長調Op.5-4,HWV.399より
・オケイジョナル組曲 ニ長調(ピノック編)
イングリッシュ・コンサート
トレヴァー・ピノック(指揮&Cemb)
録音時期:1983年4月(*)、1996年2月
録音場所:ロンドン・ヘンリー・ウッド・ホール(*)、ワトフォード・コロッセウム
録音方式:デジタル(セッション)
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世界最強ヴィルトゥオーソ・オーケストラによる『ハルサイ』!
現代の楽壇を代表する巨匠リッカルド・シャイーと、世界の名だたる名手達が集うヴィルトゥオーゾ・オーケストラ、ルツェルン祝祭管弦楽団による同コンビのファースト・アルバムがデッカから登場!
2016年に同管弦楽団の音楽監督に就任したシャイーは、凄腕揃いの音楽家たちと空前絶後の名演を披露し聴衆の熱い注目を浴びています。そんな彼らの第1弾アルバムは、20世紀の管弦楽曲のなかでも突出した難しさを誇るバレエ曲『春の祭典』を中心としたストラヴィンスキー・アルバムです。卓越したオーケストラの技術とシャイーのエネルギッシュな音楽が生み出す、これまでにない野性味溢れる『ハルサイ』が堪能できます。
そしてこのアルバムのもう一つのポイントは、2015年にサンクト・ペテルブルク音楽院で約1世紀ぶりに発見された、ストラヴィンスキー幻の作品『葬送の歌』が世界初録音されている点です。この作品は、ストラヴィンスキーの師ニコライ・リムスキー=コルサコフの追悼曲として、26歳の時に作曲されました。この他、『花火』『幻想的スケルツォ』などの初期作品をカップリングに配置した興味深いアルバムに仕上がっています。(輸入元情報)
【収録情報】
ストラヴィンスキー:
1.葬送の歌 op.5
2.花火 op.4
3.幻想的スケルツォ op.3
4.組曲『牧神と羊飼いの娘』 op.2
5.バレエ音楽『春の祭典』
ソフィー・コッホ(メゾ・ソプラノ:4)
ルツェルン祝祭管弦楽団
リッカルド・シャイー(指揮)
録音時期:2017年8月19日
録音場所:スイス、ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
世界初録音(1)
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名手アリソン・バルサムの
ナチュラル・トランペットの至芸
名トランペット奏者アリソン・バルサムは、彼女の世代で最もテクニック、音楽的にも、世界的に最も人気のあるトランペッターの一人として広く認められており、情熱的な教育者、音楽教育のスポークスマン、キュレーターとして多面的なキャリアを確立しています。
2012年にリリースされた「サウンド・ザ・トランペット」で、彼女はピストン無しのナチュラル・トランペットを使用してイギリスのバロック作品を演奏し、現在においても世界的なベストセラーとなっています。そのアルバムの続編となる3年ぶりのこのアルバムは、再び「トランペットの黄金時代」と呼ばれるバロック時代への愛を宣言します。
最初にヘンデルの『王宮の花火の音楽』で祝典的音楽からはじまり、2人のドイツの作曲家J.S.バッハとテレマン、そしてヘンリー・パーセルによる作品から選曲されたプログラム。「これらのバロックの作曲家は、楽器を知りつくして作曲されています。本物であることを意図し、彼ら自身で聞いたはずの音を探すことは、非常に価値があります。それと一緒になった時、本当にスリリングさを感じることができます」バルサムは言います。
アリソン・バルサムと6人の世界的ナチュラル・トランペット奏者、そしてピリオド弦楽器アンサンブルとの共演となります。アリソン・バルサムの見事なナチュラル・トランペットでの演奏というだけでなく、アレンジャーのサイモン・ライトによる編曲作品を取り入れることによって、トランペットの多様性の実証、志を同じくする仲間とグループとして音楽を作る喜びを伝えることに成功しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ヘンデル:王宮の花火の音楽(弦楽、6本のトランペットとティンパニのための編曲版)
● パーセル:トランペットと弦楽のためのソナタ ニ長調 Z.850
● J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(トランペットと弦楽のための編曲版)
● テレマン:トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7
● J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオより(弦楽、6本のトランペットとティンパニのための編曲抜粋版)
● パーセル:メアリー王女のための葬送音楽より「行進曲」「主よ、汝は知りたもう、我らの心の秘密を」「カンツォン」「行進曲」
アリソン・バルサム(ナチュラル・トランペット)
バルサム・アンサンブル(ピリオド楽器アンサンブル)
録音時期:2019年8月27-29日
録音場所:ロンドン、ハムステッド、セント・ジュード教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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20世紀の巨匠の演奏を、最新リマスターで集成したシリーズ。天才の名を欲しいままにしたホロヴィッツの全貌が知れるアルバムだ。彼の超絶技巧ぶりが堪能できる貴重な演奏が揃う。
春夏秋冬…季は流れる。春は桜、夏は露草。秋は紅葉、冬は木枯し。四季にはそれぞれ色がある。忘れないでほしい、美しい自然の彩りを。そして、つたえてほしい風の色を。
本シリーズでは、毎回、さまざまな仕事に触れながら、その仕事はどんな世界を形作っているのか、その仕事につくためにはどうしたらいいのか、その答えをさぐっていきます。本巻では、伝統美を表現する仕事について。小学校高学年〜中学校・高校向け。
CBSソニー移籍第1弾となった1972年発表作。ヒット作「旅の宿」や「祭りのあと」、「夏休み」「たどり着いたらいつも雨降り」「高円寺」など名曲が揃っており、13週連続チャート1位を獲得。