ソ連時代は当局から活動の制限を課せられ、93年の来日直前に亡くなったヴェデルニコフの名演のひとつ。ファンタジックでありながら知的に制御されたドビュッシーが味わえる。高い評価を得た1枚。
本書は花火技術者のための我が国最初の教科書である。理論と実験とがそこに網羅され安全への配慮が強調されている。
仲間由紀恵主演の時代劇映画『大奥』のサントラ。倖田來未「運命」の大奥ヴァージョン(インストゥルメンタル)をはじめ、本編のオープニングやエンディングを壮大に飾るテーマ・ソングをコンパイルする。
1910年以前の小編成での演奏から、1910〜1920年代のオルケスタ編成での演奏、第二のタンゴ黄金期と言われる1940年代の演奏、歌曲としてのタンゴ、1950年以降のタンゴ新世代の曲、ファン・ダリエンソ追悼ライヴ、といった構成・編集のタンゴ130曲だ。
メジャー・デビュー曲「花火まであとすこし」から、人気アニメ『地獄少女』のオープニング曲としてヒットした「逆さまの蝶」などを収録したファースト・アルバム。雪が宙を舞うような「I'm No」など、儚げに揺れるサウンドと澄んだ声色が心地良い。写真家・藤原新也撮り下ろしジャケット!
田中はピアノ演奏を断念せざるを得なくなった後も、後進の育成に多大な功績を残したが、それもピアニストとして有能であったからこそ。今聴いても颯爽とした感性と表現力には非凡さを痛感。思わず引き込まれるドビュッシー演奏など現代でも滅多に聴けまい。
女性としては数少ない、レゲエ、ヒップホップ、ラップ界で活躍していた彼女が1年ぶりに活動を再開した記念的な、本人セレクトによるベスト・アルバム。インタビューと復活ライヴの、DVD付き。これまでの集大成と、これから先への道標的な作品。
クラシックに親しむ女性のためのコンピレーション・アルバム。思い出のウェディングを彩る効果的なBGMとして欠かせないクラシック。その中でも愛や結婚にちなんだ曲や、実際に式での使用頻度の高い楽曲がセレクトされている。
インディ・デビュー・シングル「京子ちゃん」から2006年にリリースされた「人間なのさ」まで、疾風のごとく駆け抜けた5年間を濃縮したベスト盤。切ないまでに自らをさらけ出した歌詞、どこかフォーク調のメロディ、爆発的なパンク・サウンドがガッシリとぶつかり合う。
2006年4月にデビューした名古屋出身のシンガー・ソングライターの1作目。一曲一曲の世界観や物語が際立っていて歌の中に浸ってしまう。2006年の夏は全国50ヵ所の花火大会で流れたという「打ち上げ花火」は、確かにこの歌をバックに花火を観てみたいと思わせるしみじみといい歌。
2007年6月発表のコンプリート・ベスト・アルバム。インディ・チャートで上位にランク・インしたナンバーをはじめ、結成当時の自主制作音源や未発表曲もコンパイル。清涼感あふれるロック・サウンドが満喫できる。