著者の文芸評論家としての面目を如実に示す、画期的なジョイス論!
この本では、ちょっとした発想の転換や、日常の中に潜むアイデアをよりどころに、不思議なセンスで作ったプログラムを集めてみた。ゲームとして楽しめるのはもちろんだが、キミだけがゲームを作るときにもきっと役に立つはずだ。
本書は『初心』『金泥』『祇園守』『花匂ひ』に次ぐ私の第5句集。昭和57年から昭和61年夏までの397句を収める。
ひらひらはなびらどこへどこへいくの?ひらひらはなびら、まってまってまって…。
あわせて三百歳の5人が住む下町は夏真っ盛り。純子たちはそろいの浴衣で隅田川の花火見物に繰り出したが、老嬢の刺殺事件に遭遇し、なんとサトに容疑がかかってしまう。事件を調べはじめた探偵団は、被害者の女性の陰に意外な男の存在を発見する…。夏の風物と下町人情溢れる爽やかミステリー、大好評の第4弾。
現代数学の表面下に広がる刺激に満ちた世界を、数式はいっさい使わずにご案内。“無限”に挑む数学者たちの果敢な闘いを、生活に密着した話題を軸にして鮮明に描き出す。
青年共産党員、佐藤兄弟の生涯に焦点をあてながら、木崎村小作争議の真相に迫る著者渾身の労作。
「教科書にある図を動かしてみよう」、さらに「初期条件を変えて図がどんな変化をするのか調べてみよう」という発想のもとにパソコンを用いた物理のシミュレーション・プログラムを開発してきた。そのなかで生まれたのが本書である。
春夏秋冬…季は流れる。春は桜、夏は露草。秋は紅葉、冬は木枯し。四季にはそれぞれ色がある。忘れないでほしい、美しい自然の彩りを。そして、つたえてほしい風の色を。
光を扱うものには、私達の周辺にいろいろあります。目に見えるものから、肉眼では見ることの出来ない波長が長く赤外線を利用した製品まで巾広くあります。これらの光を利用した通信や照明、センサー等製作後楽しむことの出来るセットを多く製作記事にしてあります。
元東京・大阪拘置所の所長として、12人の死刑執行に立ち会った著者が、死刑囚一人ひとりの生と死を見つめて、刑場の内側から語る痛哭のドラマ。
上野の山は桜の花の真っ盛り。一日勤めを休んで花見にやってきた武装改メの頭領、葵、平八郎たちが、ひょんなことから花火の玉屋の娘お花と知りあったばかりに、たちまち得体の知れない忍者たちに襲われた。しかも、平八郎の護衛のかいもなく、お花は誘拐されてしまったのだ。背後には将軍暗殺を企む紀州家とおそるべき忍者集団根来衆がいるらしい。敵が狙うのは、将軍も見物する、年に一度の両国花火大会。花火作りの天才、お花に巨大な花火を作らせ、これを将軍康頼に向けようというのだ。葵たち武装改メは、あやしい忍法を駆使する根来忍者に、敢然と挑んだ。快調、ハイテク時代劇シリーズ。
世界47ヵ国の夜空に江戸の花を咲かせた、花火師一代“丸玉屋小勝”の男意気。粋でイナセな半生記。