18世紀当時の雅びな宮廷音楽を再現すべく、打楽器を取り入れるなど様々な工夫を加えて演奏されている。木管楽器や打楽器の入った部分はなかなか鄙びていて、素朴な暖かい響きがするのだが、金管楽器の活躍する部分は結構荒く、雑然として聴こえる感あり。
アントルモンのフランス音楽なら安心して聴ける。優しくて、美しくて、おしゃれで、心安らぐものがある。ゆったりとしたテンポの繊細で美しい曲が多く選ばれていて、BGMとしても使えます。それに、値段も1000円だし……。