幼い頃からの憧れの女性に、性の手ほどきを受けた孝志は、理想のセックスを求めて女達の間をさまよいはじめた。そして往きついた先は…。性に目覚めた若者たちの青春群像を描く傑作長篇。
ひらひら、ひらひら、さくらのはなびらが、かぜにまって、どんどんどんどんあつまりました。そして、みるみるうちにうまになって…。5歳〜小学校低学年むき。
このおしゃべりの詩は、子どもたちに思ったこと感じたことを、素直にありのまま伝えようとする心情や意欲が育っていることの証なのです。子どもたちが保母に、感じたことや思ったことを素直に表現できるということはすばらしいことです。
大政治を希求する学生と、恋の至極を体現しようとした乙女、その結末…。日本の若者へ、天皇という血の純潔と歴史を尊ぶ民族の誇り即ち国体の再認識を訴える、著者入魂の総合評論小説。
奇術とミステリーのみごとなドッキング。これは、推理作家にして秀れたアマチュア・マジシャンでもある著者にして初めて可能な技である。探偵役として登場するは、美貌の奇術師・曽我佳城。魔術の舞台はさながらに次々に発生する魔訶不思議な難事件を、鮮やかに解決する、異色の傑作推理短編集。
デビュー以来今日までの輝かしい作品群を集成。40年前、花火の弾けた思い出が目の前に蘇える「花火」。村長が旅人に猫の頭をかぶる奇習について語る「猫かつぎ」。電車の中で毎朝会う美人の正体を知って驚く「地下鉄御堂筋線」。ミステリー、SFから時代ものまで、横溢する豊かな才能。
日常生活に潜む恐怖と陰を、黒い笑いに包んで贈る現代劇。人間の本性に、おおらかに、そして深く迫る民話劇。異才、岡安伸治の、自在に広がる劇世界をあますところなく伝える、最新5作品を収載。
「学校数学」で泣いた人にも、もう一度やり直したい人にも、統計・確率の話から、単利・複利、ゲーム理論やコンピュータの数理まで“使える”数学読本。合理的な考えかたが身につき、キレる頭を育てる一冊。
幻舟は果たして危険な女なのか。
しがらみを乗り越えて結ばれる恋。はかなく消える恋。あかりの見えない苦界を脱け出して恋する漁師のもとを目指す遊女の姿を描いた表題作をはじめ、情感溢れる時代小説秀作集。
給食室がダイナマイトで爆発。1000このケーキがグチャグチャ。「きっとケーキが食べられないひとのしわざだわ」舞ちゃんの必殺・勘ピューターがさえる。ハチャメチャトリオ大活躍。
東京の大学に進学して半年、石川孝志は恋人真紀とのプラトニックな関係を続けながら、三人の女性とセックスライフを謳歌していた。そして今度は真紀の友人・絢子とも関係を持ってしまう。ある日、高校の同級生・水田がバーのママと同棲していると真紀に聞いた孝志は、翌日二人で水田に会い、彼の豊富な体験談に驚く。水田の話に刺激を受けた真紀は数日後、孝志に処女を捧げたいと言い出し…。長篇官能小説。