庭師を生業にしている高田精吉は、“巨根”の持ち主ゆえに、新妻に逃げられたバツイチだった。だが、仕事先では、暇を持て余した三十路の未亡人や美人妻たちが、四十五歳の男盛りである高田の逞しい肉体に擦り寄ってくる。今日も、一日の作業を終え、風呂を借りていた高田は、悩ましい姿で現れた未亡人・根本沙恵子の熟れた美肉を御馳走になった…。さらに、沙恵子の娘で女子大生の美穂や、その友達までもが、甘美な肢体を高田の前に曝け出す…。満たされぬ女たちの、疼きと嬌態を生々しく活写する長篇官能小説。
この本は、小学校での「理科」の授業に役立つことを念頭において作りました。今までに実施した実験の中から特に教育効果の大きいものを精選して、「不思議の世界」・「光と色」・「身近なものづくり」の3編に整理し、14の実験項目として一冊にまとめました。
全国のロクデナシ・ファンの皆さま、お待たせしました。あの蕩尽無頼の超弩級ギャンブル小説『病葉流れて』待望の続編遂に登場。
弦楽六重奏の練習中。チェロとセカンドヴァイオリンの男女の秘めた想いが、調べに乗って溢れ出てしまう…。人生の盛夏を過ぎた頃の切ない恋情を、死を目前に才能と業を背負い続ける老音楽家の姿と絡めた「秋の花火」。芸術のため魔と共に棲み続ける美しきピアニストを描く「ソリスト」、「戦争の鴨たち」では戦争ジャーナリズムの裏側を、「観覧車」「灯油の尽きるとき」は閉塞した日常に訪れる転機を描く。演奏者の全てが曝け出される音楽の美しさ、怖さ。生と死をみつめる眼。-著者ならではの世界、待望の作品集。
炎術使い御火速霊流の宗家に生まれながら炎術を使えない優夜が、修行の先に送り込まれたのは三人の姉妹が暮らす高倉家。これはおいしいシチュエーションかと思いきや、優夜の姉匠となる長女の彩雲はヤンキーあがり、三女の美風は端から優夜に冷たく、唯一友好的なのは次女の美空だけ。それでもめげない優夜は、エッチな妄想を膨らませながら、今日も修行に励むのだった…。第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作家が放つラブ(?)コメディ。男子ごころをくすぐります。
リビングデッドに陥っている中小企業があまりにも多い。企業は生成・発展段階ごとに、それにふさわしい経営戦略が必要とされる。アントレプレナーシップと経営の閉塞感を打破する方法をハナ・プレンティから学ぶ。
東京・吉祥寺のスーパーで万引犯を取り締まる保安警備士の銭場祐介。彼は客の中に紛れ込み、美麗な万引犯を次々に現行犯逮捕してゆく。警備員詰所に同行させ、尋問の後、改悛の情を認めた美獣に、万引の動機を訊けば、彼女たちのいずれもが性の悩みに悶々とした日々を送っていたのだ…。セックスレスの美人教師、上司との不倫に破れたOL、生理直前の女、病院関係者にセクハラを受ける看護婦…。満たされぬ女性たちの、性の渇きを聞いた銭場は、万引の再犯防止を願い、愛の魔羅を差し伸べて奉仕の交接を行なう!長篇ハード官能。