艶のある声質が魅力の子安武人、さまざまなキャラクターを演じ分ける鈴村健一など、男性声優陣によるアニメ・ソングを集めたコンピレーション・アルバム。懐かしい楽曲から最新のナンバーまでが収められている。
PUFFYがデビュー以降に発表した数々のカヴァー・ナンバーを一枚にコンパイル。彼女たち、そして奥田民生ら周辺スタッフの趣味性が色濃く出た、ちょっと偏ったポップスの名曲がずらり。“PUFFYならこう歌う!”という力業のアレンジと潔さがいつもながら痛快だ。
侵華日軍大屠殺遭難同胞記念館が、生存者の証言から642篇を選び、整理して“証言集”として刊行。「南京大虐殺」を研究するのに生々しい第一次史料を提供すると同時に、日本の軍国主義のとてつもない犯罪行為への憤怒に溢れた譴責であり、三十万犠牲者の霊魂への慰めでもあり弔いでもある。
筋肉少女隊再結成に作家活動と何かと多忙な大槻ケンヂ、デビュー20周年記念のソロ作は、自らが筋少や特撮で発表してきた曲をメインにしたカヴァー・アルバム。ブルーノート・ジャズのアートワークを意識したジャケット同様、これまでの彼にない洗練された趣が光る。
好きな花を好きなとき好きな場所で飾りましょ。毎日を彩るフラワーデザイン作品集。
本書は月刊誌「生命の樹」の巻頭に毎号掲載してきた「今月のシルバー・バーチの言葉」を一冊に収録したものです。これに毎号私が感想を〔注〕として付け加えました。本書がシルバー・バーチを愛し、真理を深く求められる方々の何らかのヒントになれば幸いと思い出版します。
これは宿命か-。実業家の道、天衣無縫の生、時の地層から掘り起こされ現れ出た人々の邂逅、それは、自分を宿命から解き放つ縁となるのか。樺太、アメリカ、ロシア、フランス、奄美-土地土地から呼び寄せられ辿った人生とは。ある財界人の自伝的小説。
フランスの女流ピアニスト、モニク・アースが手がけたドビュッシーのピアノ作品全集の第2集。「映像」「前奏曲集」「子どもの領分」などのドビュッシーの代表作でエレガントな演奏を繰り広げる。
ツィマーマンの比較的珍しいドビュッシーで、フランス的な香気が立ち昇るというより、冷静で精緻な響きとリズムを積み上げている。細部と全体とのバランスが良く、独自のドビュッシー像を提示した作品。
女性社員との不倫を目撃されて建設会社をクビになり、妻とも離婚した難波幸吉。彼は、やむなく『どんな小さな“困った”にも真心をもってお応えします!』をモットーに、便利屋を立ち上げた。そして相棒に恵まれ、仕事が軌道に乗り始めた難波の許に、不倫相手の磯貝小夜子が転がり込んできて、焼け棒杭に火がついていた。そんな折、仕事と同時に女性が持ち込む性の悩み事を、秘密裏に解消する相棒の手口に気づいた難波だったが、熟女たちの誘惑を甘んじて受けていた。だが難波は、奔放な女遍歴にピリオドを打とうと決意し、小夜子との愛を…。書下ろし長篇官能ロマン。
ボートあそびを楽しむ、レイチェルとカースティ。湖のまん中にうかぶきれいな島で、いままさに魔法の花びらをつかみとろうとするゴブリンをみつけました。「花びらはわたさないわ!」レイチェルがあわてて飛びだしますが、まにあいません。ふたりは、にげるゴブリンたちにおいつくことができるでしょうか。