花火の写真とともに、花火玉の作り方や打ち上げ方法、花火の歴史や鑑賞のポイントなど、花火のことをさまざまな角度から紹介。
買い物に出た両親が事故で帰らぬ人となり、ビアンカは茫然自失に陥った。そんな彼女を、さらなる衝撃が襲うー母が遺した日記によると、ビアンカは父の実の子ではないかもしれないというのだ。出自がわからなくなり、足元が崩れるような不安に苛まれながらも、ビアンカはウエディングプランナーの仕事に打ち込もうとする。そんななか出逢った、さる王国のレオことレオポルド皇太子に雇われ、彼の妹の結婚式を手がけることになった。準備に明け暮れるうち、黒髪と神秘的な瞳が魅力的なレオに日ごとに惹かれ、ある夜、ビアンカはとうとう彼に一夜の愛を捧げてしまう。やがて一国の王となるレオとの恋に、未来などないというのに…。
夏の花火大会の日、中学1年生の典道は密かに想いを寄せる同級生のなずなから「かけおち」に誘われる。しかし、なずなの母親が現れ「かけおち」は失敗。二人は離れ離れになってしまう。「もしも、あの時オレがー」典道がそう強く願うと、不思議な力でもう一度同じ日がやり直されて!?何度も繰り返す1日の中で、心を通わせていく典道となずな。やがて待ち受ける二人の運命の結末はー。イラスト満載で贈る、恋の奇跡の物語。
かつて著者が勤めた札幌医科大学病院に入院しながら、「短歌研究」第一回五十首詠募集の特選となり、颯爽と中央歌壇に現れた新星・中城ふみ子。歌集『乳房喪失』は大反響を呼び、昭和短歌史にその名を刻むが、すでに乳癌で両方の乳房を切除していた彼女は死の床にあった。それでも恋に堕ち、性の深みに堕ちてゆく。美貌と才能に恵まれ、短くも激しい生命を燃やして31歳で夭折した歌人の愛と生の遍歴。
どうやって色をつけるのか。音を出すための仕組みは?確実な打ち上げへの計算!!世界でも日本だけの、丸くきれいに広がる花火ができるまでの多くの先人たちの努力の歴史と、今後のさらなる進化した花火が作られていく過程まで、あますところなく「花火」を紹介!
母として、女として、文学の精神を離さず生きた。
兵庫県芦屋市。元俳優の海里の職場は、夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。人間だけではなく幽霊も常連客という不思議な店で、それなりに楽しく働いている海里だが、近頃気になる事があった。誰かの気配と視線を感じるのだ。気のせいと割り切って、後輩の李英と芝居を観に行った帰り、海里は「シネ」という言葉とともに突き飛ばされる。その犯人は、視線の主である「重い女」の幽霊、フミで…。癒し系お料理青春小説第9弾!