いつ発症してもおかしくない時代。
人ごとではないアレルギーの最新、
本当のところが学べます!
今年も嫌な花粉症のシーズンがやってきました。
国民の約5人に1人が花粉症で、3人に1人は何らかのアレルギーに悩んでいる現代。
そして、その数や事例は残念ながら年々増えてきています。
食物、ハウスダスト、犬や猫、そして金属…
アレルゲン(アレルギーのもと)も数知れず、
運動後に突如発症したり、花粉+フルーツで深刻化など、
意外な事実も続々と判明中…。
まだまだ謎多き存在、各分野で研究途上でもあるアレルギーの最新を
『ターザン』らしく、わかりやすく解説した一冊です。
まずは、いまや国民病とも言われる花粉症を正しく知ることから特集はスタート。
最近解禁された治療薬の話や、将来的に根治の可能性を秘めた新薬の話、
もちろん、今シーズンいまからできる具体的な対策法も伝授します。
続けて、具体的なアレルゲンの紹介と、本当に効果があるセルフケアへと展開。
・食物アレルギーは、いまや食べずに治すのではなく、食べてから治す時代。
・アレルゲンは皮膚からも侵入してくるので、スキンケアは手を抜けない。
・腸活、ビタミンD、青魚、漢方…が解決のキーワード。
といった気になる数々のトピックスを解説する形で構成していきます。
センター綴じ込み企画は、ハウスダストと決別する、アレルギーゼロの居住空間学を。
そして特集後半では、大人のアトピーと
喘息治療のホントのところ、にも迫っていきます。
いままで聞けなかったけど、知りたかった、アレルギーの最前線を徹底取材。
悩める人も不安を抱えている人も、いまできる対策を学び、
これからアレルギーと上手に付き合う方法を知れる、保存版の特集です。
鼻の病気で悩んでいる人が増えています。アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎ーくしゃみ、鼻水、鼻づまり病院へ行くと2時間待ちの1分診療終わりのない治療をこの本がスッキリ解決します!
マンガと図解でスイスイ頭に入る!世界一やさしくて簡単な花粉症のすごい改善法。
新型コロナに罹患し、重篤状態のトランプ前米大統領を救ったビタミンD!ビタミンAと共に摂取することで免疫力は格段にアップする!花粉症に最強に効くのはビタミンDとAだ!
プロアクティブ点眼でかゆみに先手を打って花粉シーズンを快適に過ごす!つらい目のかゆみにもう悩まされない!かゆみを感じる前に毎日決まった回数点眼するだけ。眼科医が教える!アレルギーのメカニズムに基づいた治療法。
もはや私たちの生活に欠かせない「ドラッグストア」。洗剤から化粧品、薬類から健康食品まで多くの商品が並んでいますが、その体への影響を考えたことはあるでしょうか?健康ドリンクや歯磨き剤など、直接口に入れるものだけでなく、皮膚に塗る商品、空気中の成分を吸い込む商品でもその成分は体に入っていきます。「安いから」「人気だから」以上に、「安全だから」を中心に選べるよう知ってほしいことを凝縮しました。
人生で大切な“草”知識、ボーボー育ちます。田んぼさえ見たことないワカモノ相手に悪戦苦闘。オヒシバとメヒシバの違いも知らなかった著者が教授となり、人気作家になるまでの“雑草戦略”。
セクシーキュートでボリューム満点のイラスト187点収録!!新規描き下ろし16点!!その他イラストも多数加筆修正!!コレはほぼ新作画集では!?
姿勢を改善し、血流を促せば、つらい花粉症も毎日スッキリに。目からウロコのかんたん健康法!花粉症も鼻づまりも鼻炎も改善する7つのトレーニング。
科学や技術に善悪はナイ!生物・化学・物理の勉強が楽しくなる孤高の武闘派理科集団による凄絶な大実験、第3弾。
その鼻詰まり、手術で治るかもしれません!耳鼻咽喉科専門医が教える最先端の治療法。
・気管支喘息は、気道の慢性炎症と気道過敏性亢進を本態とする疾患で、変動性の気道狭窄、喘鳴や咳などの臨床症状で特徴付けられる。
・喘息の気道炎症は、2型炎症(好酸球性)と非2型炎症に大別され、2型炎症の誘導にはTh2とILC2から産生される2型サイトカインが重要な役割を担っている。
・喘息の遺伝的背景や病態、バイオマーカー、治療法の進歩に関し、最新の知見を紹介していただくべく本特集を企画した。毎日の診療や今後の研究の参考になれば幸いである。
■ 喘息の発症メカニズムと治療・管理 4月第1土曜特集
・はじめに
●疫学、遺伝、発症予防
・喘息の疫学
〔key word〕喘息、疫学、有症率、死亡率、重症喘息
・喘息と遺伝子
〔key word〕フェノタイプ、エンドタイプ、精密医療
・喘息の発症予防
〔key word〕気管支喘息、発症予防、ウイルス感染、受動喫煙、パリビズマブ
●病態
・喘息のフェノタイプと炎症
〔key word〕喘息、フェノタイプ、重症喘息、2型炎症、個別化治療
・アレルギー性炎症における好酸球の役割
〔key word〕アレルギー、好酸球、細胞外トラップ、喘息、組織障害
・喘息における獲得免疫系の役割
〔key word〕Th2細胞、濾胞ヘルパーT細胞(Tfh細胞)、B細胞、IgE
・2型自然リンパ球
〔key word〕自然リンパ球(ILC)、難治性喘息、ステロイド抵抗性、自然免疫、生物学的製剤
・マスト細胞と好塩基球
〔key word〕マスト細胞、好塩基球、IgE受容体(FcεRI)
・好中球
〔key word〕IL-17、3型自然リンパ球(ILC3)、終末糖化産物受容体
・上皮細胞、線維芽細胞
〔key word〕気道上皮細胞、線維芽細胞、IL-33、TSLP、IL-25
・気道平滑筋細胞ーー気流閉塞と気道リモデリングへの関与
〔key word〕気道平滑筋細胞(ASMC)、気道リモデリング、気道平滑筋収縮、細胞遊走
・ウイルス感染と喘息増悪
〔key word〕喘息増悪、ウイルス感染、気道上皮細胞、タイトジャンクション、インターフェロン(IFN)
・ステロイド抵抗性喘息
〔key word〕ステロイド抵抗性、グルココルチコイド受容体(GR)、GRα、GRβ、HDAC、炎症性転写因子、2型自然リンパ球(ILC2)
●診断と治療・管理
・喘息の診断
〔key word〕問診、気流制限、可逆性、気道炎症
・成人喘息の診断・管理のためのバイオマーカー
〔key word〕好酸球、呼気一酸化窒素(FeNO)、IgE
・喘息増悪の危険因子
〔key word〕喘息増悪、危険因子、予防と対策、好酸球性気道炎症、大気汚染物質
・『喘息予防・管理ガイドライン(JGL)2021』改訂のポイント;成人
〔key word〕喘息予防・管理ガイドライン2021(JGL2021)、日本アレルギー学会、治療ステップ、生物学的製剤、喘息
・最新の喘息ガイドラインのポイント;小児
〔key word〕小児喘息、呼気一酸化窒素(FeNO)、アレルゲン免疫療法、生物学的製剤、移行医療
・家庭での喘息症状および発作への自己管理ーーICS/ホルモテロール頓用を含めて
〔key word〕自己管理、喘息発作、家庭内
・気管支喘息の急性増悪の治療
〔key word〕気管支喘息、急性増悪、薬物治療、呼吸管理
・抗体医薬ーー2021-2022のアップデート
〔key word〕重症喘息、2型炎症、好酸球、呼気一酸化窒素濃度(FeNO)、生物学的製剤
・喘息とCOPDオーバーラップ(ACO)/喘息と気管支拡張症オーバーラップ
〔key word〕アレルギー性気管支肺真菌症(ABPM)、気管支拡張症、胸部CT、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、喘息
・咳嗽と喀痰への対処
〔key word〕咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019、咳嗽の適正化障害、CHS(chronic hypersensitivity syndrome)、transient receptor potential(TRP)、unexplained chronic cough(UCC)、P2X3受容体拮抗薬
●注目の話題
・COVID-19と喘息/喘息治療薬
〔key word〕喘息、吸入ステロイド薬(ICS)、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
・気管支サーモプラスティ─評価と課題
〔key word〕重症喘息、気道平滑筋、フェノタイプ
・喘息におけるアレルゲン免疫療法
〔key word〕アレルゲン免疫療法、ダニアレルギー、皮下免疫療法(SCIT)、舌下免疫療法(SLIT)、スギ花粉症
・N-ERD、NSAID-ERD、NSAIDs過敏喘息
〔key word〕AERD、N-ERD、システイニルロイコトリエン、重症喘息、好酸球性副鼻腔炎
・鼻炎、副鼻腔炎と喘息
〔key word〕one airway、one disease、united airways disease、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、好酸球性副鼻腔炎(ECRS)
・アレルギー性気管支肺真菌症
〔key word〕真菌、IgE、好酸球、経口ステロイド薬、抗真菌薬
・肥満と喘息重症化
〔key word〕重症喘息、肥満、非2型炎症、全身性炎症、腸内細菌叢
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
遺伝子組み換え技術が未来の食卓を変える!第一人者が示すアフターコロナの「食の常識」。遺伝子組み換え食品に対する不安&疑問に科学的に答えます!
SDGsが大流行の昨今。環境問題の大切さはよくわかっていても、地球温暖化とCO2排出量は関係ない、いやある!緑のダムがあれば洪水や山崩れは防げる、いや防げない!などなど、環境問題に関しては異論だらけで、何が正解かわかりません。地球環境を巡る常識に対して異議を申し立て、不都合な真実を明らかにしました。