bit創刊20年記念出版。ACMチューリング賞はコンピュータ科学者に与えられる世界最高の賞である。本書は、チューリング賞が制定された1966年から1985年までの20年間の受賞記念講演22編を収録したものである。
本書は、ドイツの美術史家ハンス・ヤンツェンのゴシック大聖堂に関する二つの著述を原著とするものであり、この邦訳書のタイトルは訳者の命名である。彫刻を中心とする造形美術(ヤンツェンのいう像作品あるいは像芸術)には素人の訳者があえてこの『ゴシックの芸術』の邦訳を手がけたのは、ひとえに彼の「ゴシック教会堂空間論」への関心にある。
本邦初の本格的英語ことわざ解説辞典。現在用いられている英語ことわざ1282句を、意味・内容から「人間・世間」「男と女」「親子・友人」など18章に分類整理し、解説。本辞典で取り上げた英語ことわざの総数は解説の中で紹介するものなどを含めて約4000。解説にあたっては、意味・内容だけではなく歴史的由来や背景的知識の記述にも意を用い、ことわざが文献に初めて登場した年を解説の末尾に記載。同じ意味のことわざや反対の意味のことわざを多く提示したほか、聖書や、チョーサー・シェイクスピアなどの作品からの用例を多数採録し、それらのすべてに和訳をつけている。
20世紀後半を代表するバリトン、フィッシャー=ディースカウの魅力を凝縮した2枚組。1枚目は、オペラでの名演技と名唱の数々を抜粋。2枚目では、超一流のリート歌手としての側面を紹介する。ファン必携の一枚だ。
本書では、先ず第一に、バウハウス関係者やバウハウス第二世代による一九五〇年代の芸術大学改革の実践・理論を、学説史をふまえてその歴史的・理論的生成過程として解明した。更に第二には、戦後ドイツの教育界、芸術学校の世界の中でバウハウス第二世代がどのように活躍したかを明らかにした。
平安時代の文化・芸術を知るための188のテーマを設け、それぞれのテーマを解説するとともに、より深く学ぶための参考図書リストを付した。
本書は以下の展覧会開催に際して出版された。「表現としての写真150年の歴史」1990年3月3日-4月1日、セゾン美術館。
グローバルに通用する教養を体系化。主に欧米で培われてきたリベラルアーツに関連する知識を項目ごとに整理し、「なぜそれが重要なのか」「それぞれがどう関連しているのか」といったことを、1テーマ1ページでビジュアルかつコンパクトに解説しています。
刻ることから始まった書の歴史は、楷・行・草書体の成立とともに、筆と墨と紙の芸術としての書の美を生みだした。“書は美術ならず”論争以来の書論を再検討し、甲骨文から前衛書までの書の表現を構造的に解き明かす!