さまざまな人生遍歴の末、独自の文学世界を創造したラフカディオ・ハーンー。本書は、徹底した作品解釈により、ハーンの業績を芸術・批評・哲学という三つの側面から考察。新たな評価を試みた画期的な論考。
東から西、西から東へと常に芸術を探求しつづけ、東西融合の新感覚の画風を確立した呉冠中。現代絵画を代表する画家のわが国初の本格的自選画集。
とびかうイメージが名作に結晶する創造空間、芸術家が、内的世界を堀り下げ、自らに戦いを仕掛ける場所アトリエその極めて個人的な創作の現場を初公開する写真集。
本書は、そのほとんどがこれまで発表されたことのない、300枚をこえる貴重な写真と、ロブスンの演説やノートからの抜すい、さらに簡潔で要を得た孫娘スーザンの解説から構成された、写真によるポール・ロブスン伝である。
世紀末から20世紀初頭、ハンガリー民族固有の問題を正面に据え、ハンガリーのアール・ヌーヴォーともいえる建築群を生み出した、レヒネル・エデンの初めての作品集。