松下洸平さんが、婦人画報7月号の特別版に登場。
俳優として活躍する松下洸平さんにに特別版の表紙を飾っていただくほか、
中面では、東京の下町に息づく手仕事の、3つの工房見学&体験レポートと、写真をお届けします。
特別版のみのスペシャルカットも掲載
※通常版との違いは表紙のほか、松下洸平さんが登場する手仕事特集の一部が異なります。
●いま、欲しい手仕事
手仕事を、「最も人間的な仕事」と書いたのは、柳宗悦でした。
家で過ごす時間が多くなり、暮らしまわりの「もの」を見直す機会も増えたこの2年。
何をそばに置き、何に囲まれていたいかを考えたとき、手仕事の品々が頭に浮かびます。
工芸・民藝・伝統工芸品、クラフト……など、関連する言葉はさまざまありますが、
自然とつながり、伝統を礎とし、人の技と心を宿すものを、
私たちは「手仕事」と呼びたいと思います。
それは、ほとんどのことがコンピュータで管理できる世にあって、本物の贅沢とは
何かを教え、“いま、本当に欲しいもの”を吟味する指針となるはずです。
●新連載スタート!千 宗室家元の「今日庵稽古話」
第一回 背筋をのばす
古(いにしえ)を稽(かんが)えると書いて「稽古」。
稽古始めから今日まで続く茶の湯の道、裏千家家元が綴る日々是好日。
●究極のパフェ 2022
いまや「スイーツ」の域を超え、ひとつのコース料理にも匹敵する多彩な味わいをもつパフェ。
目にも麗しい芸術品のようなパフェも生まれ、その人気は高まるばかりです。
進化系の最先端から老舗のレジェンドパフェ、各地の名物パフェまで、最新パフェ情報をお届けします。
●華道家元池坊に学ぶ 「いけばな入門」
花が好き、花に触れ、花と向き合う時間を増やしたい……そう思う人が増えています。
そんないま、フラワーアレンジメントとは違う「いけばな」の世界に触れてみませんか?
室町時代に確立され、日本人の美意識や精神性を育んできた日本文化がここにあります。
●アートと自然が結びつく 新景「直島」
瀬戸内に浮かぶ直島。日本初の国立公園に指定された美しい風土を有し、
近年は多様な作品が豊かな自然と調和するアートプロジェクトにより、
世界でもその名を知られています。この地のアート振興のきっかけとなった
「ベネッセハウス ミュージアム」の誕生から約30年を経たいまも、新たな作品や
施設が産声を上げ、他に類を見ないアートの島として歩みを進めています。
●これからの“自由なボブ”
婦人画報世代の“私らしい髪形”が変化しています。
この傾向は、どうやらコロナ禍を通じて生まれた
新しい生活スタイルや価値観、いまの気分と無関係ではなく
「無性に髪が切りたくて、切ったら気持ちも軽くなった」と語る人が続出。
髪を切って変えたいのは、“髪形”よりも“心”なのかもしれません。
もっと軽快に、楽しく、そして自由に──。
ヘアスタイルを一新して、新しいマインドを手に入れませんか?
●未来を照らす──ハイジュエリーの輝き
心から愛しいと思う存在との縁は、誰にも引き離すことはできません。惹かれる理由を日々繰り返し探求することが、
豊かな人生の軸となっていくのではないでしょうか。近年ジュエリー業界には「ハイエンドなものから売れていく」という
トレンドが続いています。その真意に純粋に向き合い、私たちの人生に起こる出合いの奇跡に迫ります。
●別冊付録 オールカラー44p「婦人の医学」BOOK
更年期の病気からセルフケアまで
植物、昆虫と続いた“珍奇”シリーズ、ついにラスボスこと「鉱物」の登場です。
加工されたジュエリーには馴染みがあるけど、実は加工前の姿こそ、地球が創る究極の芸術。
美しい結晶に目を輝かせ、自然を切り出したままの姿に息を呑む。
憧れの鉱物図鑑、鉱物の飾り方、世界一のコレクター取材にパキスタンの鉱物採集記まで。
一度入ると抜け出せない、珍奇趣味史上最大の沼へ、いざ!
目次
特集
珍奇鉱物
Bizarre Mineral Handbook
ファインミネラル図鑑。
フローライト/シャッタカイト/ロードクロサイト/ベリル/レアミネラル/ツメブ鉱山
鉱物標本の愉しみかた。
鉱物の基本的なこと。
鉱物を撮る。
ラベルから読み解く、鉱物収集史。
キング・オブ・カシミール・アクアマリン採掘記。
『ツーソン・ショー』探訪記。
憧れのミネラルディーラーたち。
Fine Minerals International, Crystal Classics, The Arkenstone
世界一のコレクター、ビル・ラーソン・コレクション。
ファインミネラル図鑑。
トルマリン/金属鉱物/自然金/オパール/宝石鉱物/クォーツ
模様石の世界。
鉱物の飾りかた。
鉱物店と推し石!
東急ハンズのガチ珍奇店。
フェルメールの青とラピスラズリ。
美・結晶図鑑。
農が都市をささえている。首都圏の大規模緑空間から生まれた農×土壌×考古×芸術の学際的アートプロジェクト。
トップレベルの表現技術から学ぶ、惹きつける演技の極意!思い通りの動きを可能にする体づくりから差をつける手具操作、減点を避ける工夫まで。求められる採点要素がきちんと理解でき、細やかなポイントまで意識が届く!
一九一一年の清朝崩壊からの約半世紀、中国大陸は中心のない空白時期で政治・経済・文化ともに無秩序の混乱が続いた。そうした中でも、美術家や団体は、海外や美術界の「外」との交流や接触により、新しい藝術思潮や動向に強い関心を寄せて美術活動を展開した。そこには多様で豊かな美術・文化が息づいていた。とりわけ辺境的な位置にあった日本との交流は、近代中国美術史の展開に多大な影響を与えている。中国の画家は日本の美術界とどのように関わり、独自の作品世界を形成していったのか。中国美術史の記述は日本からどのような影響を受けたのか。また、美術品はどこでどのように収蔵されてきたのか。美術作品をめぐる人的ネットワーク、海を越えて伝えられたコレクションの変遷にも着目し、多角的な視点から近代中国美術の実像に迫る。
SACDとMQA-CDハイブリッド盤!
亡き愛する友人へ捧げる2つのピアノ・トリオ
スペインの高音質レーベル「Eudora」による、SACDとMQA-CDのハイブリッド仕様シリーズ最新作。大切な人の死がもたらす深い悲しみが芸術的な創造性を刺激して生まれた、ロシアの2人の大作曲家によるピアノ・トリオを収録したアルバムです。
『偉大な芸術家の思い出に』という通称でも知られるチャイコフスキーのピアノ三重奏曲は、自身の作品を献呈するなど非常に親しい関係にあったニコライ・ルビンシテインへの追悼音楽として作曲されたもの。荘重な空気に支配された長大で技巧的な作品です。一方ショスタコーヴィチのピアノ三重奏曲第2番は、ショスタコーヴィチの親友であり助言者でもあった音楽学者・評論家のイワン・ソレルチンスキーへ捧げられた作品。ショスタコーヴィチは彼の訃報に言葉では言い表せないほどの悲しみに包まれたそうです。
この2つの悲痛な想いが込められた音楽を奏でるのはスペインの同世代を代表するピアノ・トリオとして知られるトリオ・アリアーガ。メンバーはそれぞれ数々のコンクールでの受賞歴や多くのCDのリリースなど、ソリストとして国際的な実績を誇っており、その極めてハイレベルな演奏はこれまでもグラモフォン誌やBBCミュージック・マガジン誌に高く評価されています。
フォーマットはSACD Stereo/MultichannelとMQA-CDのハイブリッドを採用しており、CD層はMQA対応機器を使用することにより、ハイレゾ音源として再生することができます。(輸入元情報)
【収録情報】
● チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調 Op.50『偉大な芸術家の思い出に』
● ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番ホ短調 Op.67
トリオ・アリアーガ
録音時期:2020年8月17-19日
録音場所:スペイン、オーディトリオ・デ・サラゴサ、モーツァルト・ホール
録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
Eudora Records(ユードラ・レコーズ)は、スペインのレコーディング・エンジニア、ゴンサロ・ノケ(Gonzalo Noque)が主宰するスペイン、マドリッドの新興レーベル。DSD256(11.289MHz)での収録、パッケージ版はSACD Hybrid Multichannelフォーマットでのリリースをポリシーとしており、新たな世界有数の高音質レーベルの誕生は世界各地のオーディオファンやクラシックファンから注目を集めています。(輸入元情報)
Powered by HMV
生の詩人が綴る日々の感情の記録。詩人が書簡で語りかけた日々の言葉や省察を、テーマごとに独自に編集した語録。生と死、愛と女性、孤独と幼年、美術と音楽、パリ生活への心情と詩想を吐露した、貴重な示唆に満ちた集成。
人とモノの大きさの関係がひと目でわかる画期的作画資料集のニューバージョン!!絵を描く人にとって、「こんなシーンを絵にしてくれ」「こんなシーンの絵を描いてみたい」となったとき、ハタと困ったことはありませんか?絵を自由自在に描くためには、人とモノの大きさを把握し、さらにそれらが、視点から遠ざかるほど小さくなっていくパースのつく空間に置かれていることを理解しなければなりません。作例では人物とモノ、空間との対比を数値化し、絵を構成していく上での目安を提示しています。
●特集
現代クラシックの潮流を掴むCDプレイリスト
●今月のアーティスト
クラウス・マケラ(指揮)
●注目連載
片山杜秀「レコード小説」
●連載 青春18ディスク「中井美穂(後篇)」
レコード誕生物語「ロストロポーヴィチ(vc)/デュティユー:チェロ協奏曲《はるかなる遠い国…》」
Viewpoints「ヴェンツァーゴ指揮/シューベルト:交響曲(第7番)〔R.デュンサー補筆完成版〕」
※内容は変更になる場合があります。
未踏の漆黒の闇の中に、一条の光が射しこむがごとく、無限の想像力と鑑識眼を秘め、ルネサンスからマニエリスム、バロックへといたる美術表現と、その中に投影された文学的レミニサンスのテクスチュアの中を、縦横無尽、自在無礙に渉猟し、博捜し、連鎖する不可視の苦痛/快楽する芸術的感性の輪郭を顕わにしつつ、“愛”と“魂”のくねりあう官能の“美”を普遍的な相のもとに映しだす壮大な叡智の業!