■『エル・アルコンー鷹ー』
2007年、安蘭けいと遠野あすかを中心とした星組で上演された『エル・アルコンー鷹ー』は、
少女漫画界の重鎮・青池保子氏の代表作である二つの海洋活劇ロマン「エル・アルコンー鷹ー」「七つの海七つの空」(秋田書店刊)をもとに構成された作品。
イギリス海軍士官の名を捨て、スペインの無敵艦隊を率いて七つの海を制覇する夢を追うティリアン・パーシモンの野望に満ちた生き様を描き上げた壮大な歴史ロマン。
寺嶋民哉氏によるドラマティックな名曲の数々が、ダーティーヒーローの活躍を鮮やかに彩るミュージカル作品の待望の再演。
■『Ray-星の光線ー』
“光”、“光線”、“熱線”を意味する“Ray”。
星組トップコンビ・礼真琴、舞空瞳を中心とした星組の“新しい時代への始まり”となる、華麗なるシンギング&ダンシング・ショー。
<収録内容>
【Disc】:Blu-rayDisc Video1枚
▽特典映像
・Special Movie @稽古場
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無敵の英雄は「感染症」の前に敗れ、すべてを手にした女王は「たった一つの愛」を得られず苦悩し、偉大な作家は「自らの運命」を悟って怯えるー。世界史を彩る人物、出来事の「裏の顔」を読み解く。
アートは地域と住民になにを与えられるか?個別の地域コミュニティ・プロジェクトごとに調査地域全体に定性的な分析を行い、なぜこの地域で芸術祭が開催されるのか、この地域にどんな意義があるのかという問いに答える。
女子しか描けません。時代を駆け抜ける異才のイラストレーターの初画集!
老若男女から愛され続ける不滅のキャラクターと言ってもいいだろう。水遊びをしたり、相撲をとったり。賭弓や田楽に打ち興じたり。戯れるウサギやカエルたちが描かれた人気の国宝絵巻は、じつは謎の多さでもピカ一だった。甲乙丙丁、全四巻にわたる、この長大な作品に秘められた不思議を解き明かし、有名なシーンはもちろん、知られざる見どころを、隅から隅まで一冊まるごとたっぷりと紹介する。全巻全場面を一気見できる特別折り込みページ付き、永久保存版!
知られざる花鳥画の天才、渡辺省亭のすべてがこの1冊に!代表作を網羅!初公開作品を含む100点以上を一挙掲載。
幅広い読者を持つ代表的な芸術総合雑誌
1960年代、テレビジョンの想像力=「虚像」がアートを起動した。磯崎新は虚業をかたり、横尾忠則は虚像となり、高松次郎は影を演じた。今野勉はテレビの日常性を主張し、東野芳明はテレビ環境論を書いた。マスメディアの想像力を分母に、現代を逆照射する戦後日本芸術論。
蕪村は本当にヘタだったのか?頼りない線、ぶっきらぼうな形、かすかすの墨…なのに妙に心を奪われる。「ぎこちない」でありきたりの「俗」を超えた画家として、その画業を捉え直す!
1980年代、アーサー・ダントーは「芸術の終焉」を唱えた。しかし、その後、現代アートはグローバル資本主義の拡大に同伴するかのように爆発的な隆盛を見せる。一方、芸術に向き合ってきた人文学はポストモダニズムの席巻の後、社会主義の崩壊、メディア技術の発展やアート自体の拡散も相俟って、理論的なものが後退してゆく。果たしていまや、この事態に斬り込む言葉はあるのか。本書では、「理論」を牽引するジャーナル『オクトーバー』『クリティカル・インクワイアリー』の変遷を軸に、現代思想とアートの複雑な絡み合いを読み解く。米国を越えて加速する世界規模の知のサーキュレーションを背景に、かつての理論的地平の乗り越えを試みる。
●特集
21世紀のショパン
●今月のアーティスト
尾高忠明
●注目連載
片山杜秀「レコード小説」
●連載
青春18ディスク「佐藤允彦(後篇)」
レコード誕生物語「メンデルベルク/ベートーヴェン:交響曲全集」
Viewpoints「P.ヤルヴィ指揮/フランツ・シュミット:交響曲全集」
※内容は変更になる場合があります。21世紀のショパン
日本と西洋、文化の新旧、ロマンティシズム、現代の芸術、オペラ、創造の秘密…。福田恆存、大岡昇平、浅利慶太、堀江敏幸、茂木健一郎氏らとの白熱の対話。
クリムトの女性像とヒステリーの身体表象、ロースの無装飾とセクシュアリティ、ココシュカの人形絵画と投影…作品と精神医学の影響関係を跡づける清新な論考。気鋭の美学研究者が西洋美術史における“モデルネ”の分析に挑む、清新な世紀末ウィーン論。
クラシック音楽、バレエが中心の音楽総合誌没後50周年記念イーゴル・ストラビンスキー