先行き不透明な当世を照らす、美術界の泰斗による深い洞察。美術館の仕事をめぐって考えた事がらをスケッチブックに書き留めてきた“館長の雑記帖”最新版。
終の棲(ホーム)でくりひろげられる日々の光景ー。ほっこりしたり不安や悲しみにぶち当たりながら、老いの最後の人生を見出した入所1年生のエッセイ。ホームを検討している人、介護に関心ある人々に読んでほしい一冊だ。
高校卒業程度・社会人試験向け、公務員試験対策の王道。最新の出題傾向にそった「過去問」をわかりやすく、ていねいに解説!
「半切シリーズ」第2弾、楷書。最高峰の半切手本462点掲載。『墨 6月臨時増刊号半切ハンドブック2-臨書と創作 楷書』(2016年刊)の書籍化。
近代日本において、整備が遅れた公立美術館の代替機能を果たしてきたのは民間企業であった。三井・三越の高橋義雄・日比翁助を軸に経営者の系譜をたどり、その経歴や美術観を通して、企業経営に美術が導入されてゆく背景を論じる。
サライ4号の大特集は、人生の極意は「散歩」にあり。
大人が夢中になる散歩の楽しみ方や、文士が好んだ桜の名所をご案内します。本当に旨い「焼き鳥」特集は豆知識から名店の流儀、持ち帰り弁当まで情報満載。知識欲と食欲を大いに刺激します。
特別付録の「デニム製おでかけバッグ」は必要なものだけを携えて出かけられる、コンパクトな肩掛けバッグ。まるで手ぶらのような軽快さをお楽しみいただけます。
<今号の読みどころ>
大特集:
古今東西の達人の楽しみ方を知り桜の名所を歩く
人生の極意は「散歩」にあり
春風に吹かれて歩きたくなる特集です。
第1部では、人がなぜ「散歩」に心惹かれるのかという考察を手始めに、カント、ベートーヴェン、夏目漱石、池波正太郎ほか、古今東西の碩学や芸術家の散歩の流儀と、大人が夢中になる「スチバチ散歩」「古地図散歩」「俳句散歩」の楽しみ方を案内します。
第2部は文士が好んだ桜の散歩道を東京、京都、小諸、鎌倉から紹介しています。
特集:
歴史を繙き、名店の流儀や作法、
部位図鑑、持ち帰り弁当まで
本当に旨い「焼き鳥」
「焼き鳥」と「やきとり」は違う食べ物? なぜ串に刺して焼くのか? 「せせり」や「ぼんじり」とはどの部位か? 炭火で焼く理由は?
今や身近な「焼き鳥」ですが、実は「大衆の食文化」として多彩かつ深遠な発展を続けています。その歴史や作法から雑学に至るまで、知れば絶対に話したくなる「豆知識」に触れつつ、創業100年の老舗からミシュランの星獲得店まで、名店で腕を振るう職人たちの「頑固な流儀」と「至極のメニュー」を紹介します。
イタリアのバリトン、ジョルジョ・カオドゥーロ
ロッシーニの技巧的なベルカント・アリア集!
1980年モンファルコーネ(イタリア)生まれのジョルジオ・カオドゥーロは、2020年の国際オペラ・コンクール「As.Li.Co」で優勝し、同世代の主導的なバリトン歌手として活動しています。ロイヤル・オペラ・ハウス、パリ国立オペラ、ミラノ・スカラ座、ローマ歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、サンフランシスコ・オペラなどの世界の主要な劇場で歌い、特にロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニ、ヴェルディなど華麗なベルカント・レパートリーを得意とするジョルジョ・カオドゥーロが、ロッシーニの極めて技巧的なオペラ・アリアをセレクションしたロッシーニのアリア集。ロッシーニが描いたコミカルで多様な表情の役柄を、カオドゥーロのまばゆく芳醇なバリトン・ヴォイスで歌います。
伴奏は、ブルノ国立ヤナーチェク歌劇場管弦楽団のコンサート・マスター、カレル・ミタスが創設したヴィルトゥオージ・ブルネンセス(チェコ・オペラ交響楽団)で、ヤナーチェク歌劇場管弦楽団、ブルノ・フィル他、チェコのトップ・オーケストラの首席奏者やセクション・リーダーなどが参加しています。(輸入元情報)
【収録情報】
ロッシーニ:
1. 『トルヴァルドとドルリスカ』よりアリア『ああ、まわりに轟いているのは何の声だ?』
2. 『ラ・チェネレントラ(シンデレラ)』よりシーンとアリア『四月の蜜蜂のように』
3. 二重唱『重大な秘密を』
4. 『泥棒かささぎ』よりアリア『私が泥棒で訴えられる?』
5. 『ブルスキーノ氏』よりアリア『この社交界という劇場では』
6. 『セミラーミデ』よりアリア「そうだ、復讐をしよう』
7. 『幸福な間違い』よりアリア『ひとつの声が私の心を打った』
8. 『ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)』よりアリア『動いてはいけない』
9. 『ラ・チェネレントラ』より二重唱のシーン『そうだ、すべてが変わるだろう』&アリア『天の深い神秘の中に』
10. バスのためのシーンとアリア『栄光の声が』
ジョルジョ・カオドゥーロ(バリトン)
ファビオ・マリア・カピタヌッチ(バリトン:2,3)
チェチーリア・ベルニーニ(メゾ・ソプラノ:2,3)
アンナ・ヴィオラ(ソプラノ:2)
アレッサンドロ・コルテッロ(テノール:2)
ブルノ・ヤナーチェク合唱団(1,2,6)
ヴィルトゥオージ・ブルネンセス
ヤコポ・ブルーサ(ディレクター)
録音時期:2019年2月2-4日
録音場所:チェコ、トンスタジオ・ランフマン
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
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文×論。震災後の世界10
【ルポルタージュ】
「国家・ゼロエフ・浄土」 古川日出男
【創作】
「最後の挨拶 His Last Bow」 小林エリカ
「氷柱の声」 くどうれいん
【エッセイ】
「ベイルート961時間(及びそれに伴う321皿の料理)」 関口涼子
【批評】
「近代を彫刻/超克する」 小田原のどか
【ノンフィクション完結】
「2011-2021 視えない線の上で」 石戸諭
【新連載】
「スマートな悪 技術と暴力について」 戸谷洋志
【連作】
「ヒカリ文集」 松浦理英子
「ほんのこの場」 町屋良平
「空海」 安藤礼二
【論点】
「ポリティカル・コレクトネス批判の論理と生理」 井上弘貴
「僕たちテレビは自ら死んでいくのか」 上出遼平
「母親とはどういう存在なのかーー返礼なきケアの贈り手たち」 品田知美
「2021年 越境の旅ーーノーランからキューブリックまで「教養番組」のつくり方 丸山俊一
「学び/捨て去ること(アンラーン)の可能性をめぐって」 丸山美佳
【レポ漫画】
「100分de名言を求めて」 増村十七
【article】
「消すことによって書くーー大江健三郎の「自筆原稿」が秘める価値」 尾崎真理子
【コラボ連載】
「DIG 現代新書クラシックス」 島田英明「鏡の前ー菅野覚明『神道の逆襲』を読むー」
【鼎談シリーズ】
「徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術」 「「映像」の運命」 松浦寿輝×沼野充義×田中純
連載・随筆・書評・合評
若松英輔/四方田犬彦/青山七恵/長野まゆみ/保坂和志/堀江敏幸/古井由吉/松村圭一郎斉藤倫/斎藤幸平/日和聡子/ヒグチユウコ/穂村弘/松田青子/保阪正康/諏訪部浩一/福嶋亮大/藤原辰史/武田砂鉄/星野概念/石井ゆかり/皆川博子/大澤聡/馬込将充/川名潤/三品輝起/水沢なお/レ・ロマネスクTOBI/磯上竜也/小川公代/牟田都子/野崎歓/小澤英実/水原涼/文芸文庫通信文×論。震災後の世界10
【ルポルタージュ】
「国家・ゼロエフ・浄土」 古川日出男
【創作】
「最後の挨拶 His Last Bow」 小林エリカ
「氷柱の声」 くどうれいん
【エッセイ】
「ベイルート961時間(及びそれに伴う321皿の料理)」 関口涼子
【批評】
「近代を彫刻/超克する」 小田原のどか
【ノンフィクション完結】
「2011-2021 視えない線の上で」 石戸諭
【新連載】
「スマートな悪 技術と暴力について」 戸谷洋志
【連作】
「ヒカリ文集」 松浦理英子
「ほんのこの場」 町屋良平
「空海」 安藤礼二
【論点】
「ポリティカル・コレクトネス批判の論理と生理」 井上弘貴
「僕たちテレビは自ら死んでいくのか」 上出遼平
「母親とはどういう存在なのかーー返礼なきケアの贈り手たち」 品田知美
「2021年 越境の旅ーーノーランからキューブリックまで「教養番組」のつくり方 丸山俊一
「学び/捨て去ること(アンラーン)の可能性をめぐって」 丸山美佳
【レポ漫画】
「100分de名言を求めて」 増村十七
【article】
「消すことによって書くーー大江健三郎の「自筆原稿」が秘める価値」 尾崎真理子
【コラボ連載】
「DIG 現代新書クラシックス」 島田英明「鏡の前ー菅野覚明『神道の逆襲』を読むー」
【鼎談シリーズ】
「徹底討議 二〇世紀の思想・文学・芸術」 「「映像」の運命」 松浦寿輝×沼野充義×田中純
連載・随筆・書評・合評
若松英輔/四方田犬彦/青山七恵/長野まゆみ/保坂和志/堀江敏幸/古井由吉/松村圭一郎斉藤倫/斎藤幸平/日和聡子/ヒグチユウコ/穂村弘/松田青子/保阪正康/諏訪部浩一/福嶋亮大/藤原辰史/武田砂鉄/星野概念/石井ゆかり/皆川博子/大澤聡/馬込将充/川名潤/三品輝起/水沢なお/レ・ロマネスクTOBI/磯上竜也/小川公代/牟田都子/野崎歓/小澤英実/水原涼/文芸文庫通信
この「まんが世界と日本の人物伝100」シリーズでは、世界や日本の歴史上の人物を、テーマ別の10巻で合計100人、まんがで紹介します。どんな「偉人」も、はじめはみんな子どもで、お母さんやお父さんがいて、泣いたり笑ったりしながら、いろいろ考えて行動し、悩みながら大きくなりました。その成長や、なしとげた業績は、短いまんがではもちろん、えがききれませんが、一方で、まんがでは、生き生きとした人物像を感じてもらうことができると思います。読んでもし、その人がとても気になったら、くわしい伝記も開いてみてくださいね。
ユング派芸術論、新装復刊。集合的普遍的無意識の立場から、創造的人間ないし創造的過程について鋭く分析し、現代芸術に現れる現代人の心の状況について巨視的に展望する。ユング派芸術論を理解する格好の書。
役立つデザイン情報を集約したデザイン誌特集: 超地域密着地域とデザインを結ぶ新たな関係づくり食文化や伝統工芸といった地域のシンボルを再生の切り札とする動きが一巡した今、これからの地域とデザインの関わりを考えるうえで何がキーワードになるのか。今号の特集ではそのヒントを探ります。地方移住などの機運が増し、新たな人脈やネットワークが形成されたことで都会では生み出せない価値の創出を目指す動きや、自らの暮らしを充実させたいという個人の営みが共感を呼び、多くの人を巻き込む共創につながっていく事例など……。地域の多様性に呼応するように、そのデザインアプローチや取り組みも実にさまざまです。資源も人脈も課題も豊富な環境下で、人と地域がデザインを通してどんな濃密な関係を築いていくのか。人、地域、デザインという3つの要素の関係性に注目し、地域とデザインのこれからを考えます。_巻頭寄稿藤崎圭一郎(東京藝術大学デザイン科教授)地域との距離を縮めるデザイナーの活動熊野 亘×岡本 健×大月 均×前村達也(長野県御代田町)そこをなんとか(福島県いわき市)アカオニ(山形県山形市)超地域密着型建築家渡辺 隆(静岡県磐田市)関根健一(埼玉県富士見市)岡 昇平(香川県高松市)地域密着便り6組のクリエイターたちの声土産品に見る超地域密着デザイン新しい「地域らしさ」をつくる活動西村佳哲(徳島県神山町)瀬下翔太(島根県津和野町)牧 大介(岡山県西粟倉村)特集対談新山直広(TSUGI)×ジョラン・フェレリ(奈良県十津川村役場)ほか_INSIGHT What Design Can Doが新たに挑む「No Waste Challenge」インハウスデザイン組織の行方臼井重雄(パナソニック デザインセンター所長)×宇田哲也(富士通デザインセンター長)ほか_連載LEADERS 柚木沙弥郎(染色家)Sci Tech File 土から環境や食料の問題に挑む(森林総合研究所、藤井一至)田川欣哉BTCトークジャム 田中絢子(COHINAディレクター)クリエターズナビ サミュエル・ウィルキンソン、岡田 舜、八木義博、山本篤子、パピエ・ティグル&DESIGN 君島佐和子(フード) 、大根田 杏(ファッション)、土田貴宏(インテリア)、太田睦子(アート)、長谷川敦士(ビジネス)
書を楽しくする雑誌
空間創造と位相の身体ーバウハウスの教育者にして舞台芸術家オスカー・シュレンマー(1888-1943)。芸術運動が大きく転換した両大戦間の時代に舞台空間に実験的なパースペクティヴを取り入れたバウハウスのマイスターは、いかなる舞台芸術を構想したのか。バウハウスにおける基礎教育の授業内容と演出を手がけた舞台空間を豊富な資料から掘り起こし、芸術の可能性を切り拓いた空間創造の力学を明らかにする。